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2017年3月に起こった那須雪崩事故について詳しく分析された一冊。
なぜ事前に中止決定出来なかったのか。
引率責任者の懸命な判断があれば事故は未然に防げていたはず。
この本を読んだ者は全てそう思うことだろう。
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訓練中の高校生の死亡事故
・7年前にも雪崩に巻き込まれたが、怪我等がなかったため、隠蔽された。
・過去の雪崩を知らない教師は、スキー場は雪崩が発生しないという安全神話。
・携帯電話が通じる場所で、携帯による救助要請がなされなかった。
・雪崩の原因は、ラッセルで登ったためであり、人為的原因。
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2017年におきた那須雪崩事故を題材にしたドキュメンタリー。
高校山岳部の登山講習会での事故だったため、その責任をめぐり7年後の現在にいたり、法廷闘争が続いています。
学校側の責任軽減のため事故検証が困難になっている中、本書は多角的な視点から事故の真実に迫ります。
印象に残ったのが、雪崩リスクの高い斜面に生徒自身が登りたがった話。
学校登山の事故レポートで度々見かけるシチュエーションです。
責任転嫁の気持ちが芽生えてしまうかもしれませんが、最終判断は自分だという自覚を指導者には持っていただきたい。
あと裁判に時間かかりすぎ。