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『蛇にピアス』を読んでその次に買った小説。
主人公のキャバクラ嬢を中心に幼児性愛者やら
冷めた男やら同性愛者やらがでてくるお話。
とりあえず表現が直接的。
一歩間違えば官能小説になっちゃうんじゃないか
って思いながら読んでた。
嫌悪感を覚える描写も多くて批判が多いってのもうなずける。
結局、何がいいたかったのか・・・。
わたしは感じるものがあればそれでもいいと思うけど。
衝撃的というよりも最初から最後まで
平坦さを感じる作品でした。
それでも最後まで読んでしまうのは
この人の作品には作者の心の中をのぞいてるような
中毒的なおもしろさがあるのかも。
好きな人に殺してもらえたら幸せだって思う
主人公の気持ちは歪んだ愛だとは思わない。
人を好きになって壊れていく主人公には
女として飾ってない人間らしさを感じました。
わたしは好きな部類だけど
人に勧められるかっていったらなんとも言えない。
前作のほうがよかったかな。
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ペドフィリアやズーフィリアの描写は苦手だけど、主人公の気持ちが痛くて切なくて。一気に読んで、最後に泣いた。
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この作品を<小説>として評価するならば<性描写や汚い言葉を羅列した取るに足らない作品>になるのかもしれない。けれど、金原さんが故意に、自分と重なるように、描いたのならば…意外と傑作かもしれない。それが金原さんの<筆力>であったならば、ね。
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狂ってるなかにもまともさがある。
村野さんの変態っぽさはちょっと好きかも。。
主人公の女の子が、汚れてて純粋なのにも
惹かれた。
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残酷。
痛みも愛も血も死も。この人の本は書かれてる感じがしない。誰かの感情をダイレクトに脳にいれられてる感じで読んだあとはしばらく支配されそうになる。
あまりに病的でこの感情は絶対に理解しちゃだめだってわかるのに入ってくる。
アミービックより
蛇にピアスより痛いかも。
でもなんか、かなしいような愛しいような気持ちになっちゃうから
やっぱり金原ひとみは天才だと思う
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2ページに一度位、「ヤッてる」状態というのが、なんとも。朝のさわやかな通勤のお供にはおすすめしない。
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金原ひとみの【アッシュベイビー】を読んだ。
先に言っておきますが、金原さんのファンの方いたらごめんなさい。
正直、読んでいて途中で辞めようかと思った。でも最後まで読んだのは「最後になにか得るものがあるか
もしれない」という希望が少しあったから。しかし、希望など一切なかった。あるのはただ絶望と救いの
ない結末。
非常に評価が難しい作品である。よって評価も様々。大絶賛か完全拒否か。
それは読む人の捉えかたの自由であるからなにも言わないが、僕的には後者のほうである。
前作の【蛇にピアス】も読んだ。これは芥川賞を受賞した作品なのでどれほどいいのかと期待を持って読
んだが???が付きまとう作品だった。今回の【アッシュベイビー】も???である。
愛する人に殺して欲しいと願う主人公。幼児に性的虐待をする同居人。動物虐待。目を背けたくなる内容
だった。おそらく、僕はずっと顔をしかめて読んでいただろう。
残念ながら、共感できる部分は1つもなかった。共感することが小説におけるすべてではないので、それ
は評価とは言えないが、後味が悪いと言えばそうであり、女性の気持ちはこういうものなのか?と問われ
れば自信がない。
【蛇にピアス】もそうであったが、特記すべきは金原ひとみ独特の性描写。いわゆる「チンマン言葉」で
あまりにも品がないような気がする。言ってしまえばアダルトビデオの方がずっと健康的だ。AVが18
禁でこれが小学生でも読めるというのが恐ろしい。
文学と言ってしまえばそれまでで、たしかに文豪と呼ばれる人たちは飛んでる感覚の持ち主が多い。そう
いった面では金原ひとみも文豪なのだろう。
この作品の中に「本当の愛の形」や「悲しみのリアル」「現代の若者の群像」などを見出している人もい
るようだが、はたしてどうなのか。正直なところ僕にわからない。まったくのお手上げだ。
金原ひとみ本人はまだ20代前半で美人である。それゆえに「若くて綺麗なおねえちゃんがエロくて過激
なことを書いてる」とお偉いオヤジたちや読者に受け入れられているような気がしてならない。
文才はあるのに・・・。
どことなく田口ランディの作風と似ている感もあるが、決定的に違うのは「救い」がないこと。救いのな
い作品は読者としても救いはない。救いを求めるために小説など読んではいない、といわれればそれまで
だが。
馳星周もこのような作風だが、彼は裏社会を限定し、その筋の作品だ。
普通の若者の狂気がなんの感情もなく描かれていくのが僕には耐え難い不快感だった。
とにもかくにも、この金原ひとみの描く世界が多くの若者に支持されるようであるならば、僕は危機感を
持つ。人を殺しても、動物を殺しても、赤ん坊を放り捨てても、何も感じない人間が多く現れることだろ
う。
若者はこんなにも救いのない闇で生きて��るのか?僕はそれが一番気がかりだ。
けっして小説とは関係ないとは言い切れないと思う。作品として世に出すならば、その責任もしっかりと
自認して然るべきだと思うのだ。売れればいいという問題ではない。
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芥川賞って、
もともと「分かる人は分かる」的なものだと思うのです。
僕の場合は、川上弘美はドツボだけれど、
この過激さにはついていけない、という。
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狂ってる
ぐろい
痛い・・・
描写が変に細かくて、嫌でも想像してしまう。
赤ちゃん、鶏はいかんやろー。
これを純愛としているようだけど、決してそれを受け止めたくはない。
こんなエゴイズムの塊ではなく、もっと暖かさがあるものだと思う。
でもなぜかまた見てしまった。
なんでだろ。
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20081029
気分良く読める小説じゃなかった…。
主人公の性格も好きになれずでした。ムム…残念。
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歪んでる。
あたしが日々押さえつけている衝動を
いとも簡単に彼女はやってのける。
あまりに清々しくて、嗤える。
村野さんのように唇の端を少しだけ持ち上げて。
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アブノーマルな性欲と暴力。多くの人が「気持ち悪い」と感じるかもしれない描写がいくつかある。
「好きな相手に殺されたい」というのはどういう欲求なのか理解できないが、その「殺されたい」という言葉は「好き」という言葉と同じく何度も繰り返される。
若い人の刺々しい剥き出しの感情に触れる事ができたのがこの本を読んでよかった事かな。
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蛇にピアスとあまり印象が変わらない。
もっと新しい面が見られたら見方は変わっただろうけど正直好きになれない。文章も内容もすべてが。
トイレの落書きのよう。これをもって金原ひとみはもう読まない。
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人には絶対薦めない。でも何回も読んだ。
お願いだから誰か求めてよ
とか
私を殺して下さい
とか
実は普通にみんな思ってるんじゃないかなって思う。題材はグロッキーだけど。
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私には彼女の作品がどうも合わないみたい・・・。
特殊なテーマを扱っていて、非常に病的。
自傷行為とか、人間のいやな部分がすごく現れている作品。
気持ちが悪くなったけど、けっきょく最期まで読んでしまうのは彼女の作品の魅力なのかなと思いつつも、
やっぱり好きになれません〜