紙の本
東京バンドワゴンシリーズとは違うタイプの大家族が登場
2023/04/30 12:19
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甥っ子が七人の叔母のことを語って終わるとても言ってしまえばそれまでですが、それぞれの叔母がキャラが立っているので、短編連作な感覚で読めます。
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主人公の母は八人姉妹の長女で、七人の叔母に囲まれて育ったお陰で女性との接し方が極めて上手らしい。
その主人公が同世代の親しい女性らしき相手に、叔母の個性的なエピソードを1人ずつ紹介するという趣向の連作短編集。
同じ大家族物語でもバンドワゴンシリーズとはかなり雰囲気が違い、如何に叔母さん達が特殊なのかを説明しているだけのような印象だったので、可もなく不可もなく。
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文章が読みやすかった。でも毎章いわれていた、姉妹の「微妙な関係性」については、微妙とは?という感じ。
そりゃ7人(母入れて8人)女が集まればそのくらいのことはあるだろうと思われるし、それが普通なんじゃないと思ってしまった。
母と七人の叔母はそれぞれ個性的でとても魅力的だと思った!この人の文章は好きなので、他の作品をまた読みたいな。
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雑誌に連載されたものが1冊になっているのがよくわかる構成となっていた。章立ての最初に毎回同じセリフが語られるのもこう毎回だと飽きてくる。8人姉妹の誰に一番近い性格か、誰が一番好きか、などと考えながら読了した。似ているのは6女の加世子さん、一番羨ましいのは7女の喜美子さんかな。そして最後に恭一郎を相手にしている亜季さんの関係が明かされる。こういう大家族の物語は好きだけれど内容はうすかったな。