投稿元:
レビューを見る
女子大生紬と、びんづめ専門カフェを営むセドリック、義理息子の武流の話。
万引きの話のところは正直ちょっと怖いかった。小学生でそこまで狡猾にいけるのかと。
そのあとのお母さんの手紙も。割とキャラの濃そうなお母様。2巻になるとその話もあるのかな。
楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
谷中に住む女子大生の紬は、実家から送られた野菜を
消費できず、捨てようとしたところを謎の白人男性に
とがめられる。保存食を提供するカフェの店主だと
いう彼の手で、持て余した野菜が次々に絶品料理に
変わっていき…。
投稿元:
レビューを見る
3つのお話ともほっこりしました。特に虎太朗と紬のやりとりが好き。まさか大量の仕送りとびんづめの組み合わせがこうも上手く噛み合うとは…まさに素晴らしいソリューション!
この本がきっかけでびんづめづくりを始めました。1つ目のお話を読んだ後、まずは梅酒と子どもも楽しめる梅シロップを…とつくったのですが、なんと物語の終盤にも出てくるやん!母親の笑子さんと同じ気持ちになれたような不思議な気分でした。
投稿元:
レビューを見る
自覚ないまま終わった恋の話だったり、小学生の引きこもりや万引きの話だったり、亡くなった奥さん(お母さん)の話だったりと、結構ヘビーな話も扱っているけど、流石と言いますか。
竹岡先生にかかれば、いい意味で軽妙に読めてしまう。
テンポが本当にいい。
重くなりすぎず、それでいて考えさせられるし、教訓も見えてくる。
コメディとシリアスが本当にいい塩梅。
笑えて泣けて、読んだ後は何かしら世界の見え方が変わる、いい話でした。
そう、例えばジャムのこととか。
玉ねぎ、にんじんには驚いた。
紬ちゃんと一緒に価値観変えられた気がする。
これまた、出てくる瓶詰めものが、どれもこれも美味しそうで困る。
肉まで詰められるとは思わなかったし、ネギは本気で欲しくなったし。
空腹時に読む場合は、本気でお気をつけあれ。
投稿元:
レビューを見る
裄人くんとの別れ、甘酸っぱくて、切なくて、なんかもぅキュンキュンしてしまうな。
紬は確かに「友達」だって言ったけど、言ったけどもっっ!
裄人くんが実家に帰らなきゃならない事情がなくて、大学で一緒に過ごしていけたなら、きっと、友達のままじゃなかっただろうに。時間が足りなかっただけなのに。
ていうか、裄人くん、ほんとにもう出ないの?
そんで、紬ちゃんは菱田さんなの?
いや、この作品にあからさまな恋愛エピソードは要らない気はするけど。
そして、もっと切ないのは武流。
初恋か、友情か、まだ名前をつけるのも難しいような淡い想いの結末が、こんなにも苦い別れだなんて、切な過ぎる。
「ともだちを売るのか、俺」という武流の呟きに、心臓がギュッとなる。
もっと早く、武流も遥香ちゃんも救ってあげられればよかったのに。
でも、遅くはないよね。
武流には、菱田さんも、紬ちゃんもいるし、ね。
投稿元:
レビューを見る
読了。イギリス人のセドリックが営む、びんづめカフェに集う人々の話。女子大生の紬、セドリックの友人虎太朗、セドリックの義理の息子、そして猫。
読み切り3話。大きな事件はないけれど、少し悲しく、でも温かい気持ちになる。
セドリックの作る玉ねぎのジャムや豚のリエットが食べたくなる。最後にレシピが載ってないだろうかと期待してしまった。
きっと谷中のどこかで彼らは楽しく暮らしているんだろうなと思える本。続きが想像できる話。
投稿元:
レビューを見る
人付き合いが苦手で、不器用な紬。自分のことをコミュ障と言っているけど、そんなことはない気がする。浅く広く付き合うのは苦手でも、狭く深くだったら上手くいきそう。言いたいことはハッキリ言っているけど、周りのこともちゃんと見ているし。そんな紬が出会ったカフェを営むセドリックと武流。みんなタイプは違うけれど、言いたいことを言うのは同じなのかも。カフェのオーナーとその息子と客。不思議な組み合わせだけど、この3人のやり取りをもっと見たいと思った。
投稿元:
レビューを見る
好きな漫画家さん、勝田文さんのカバーイラストがかわいいこと、瓶詰めのピクルスなど好みなので、ずっと気になっていた作品。
コミュ障の女子大生の紬だけど、キャラクターが好き。人と接するの苦手で失敗しても、突き進む姿と情け深いところ、さっぱりしていて、いいな。
服作れるのもすごいよと思いながら読んでました。
セドリックが営むびんづめ竹善の食事がとてもおいしそう。
セドリックと武流の義理の親子と、セドリックの友人、虎太郎。紬。
扱われる話はシビアなものもあるけれど、作品の雰囲気なのか、あまり暗くならない。
どんな話が生まれていくのか続きが楽しみ。
投稿元:
レビューを見る
コミュ障の女子大生が、近所のカフェと出会い(基本友達がいないので)インドアな生活から少し外へ出始める話。
わたしも距離感を掴めないことがあったので、やってしまった感を感じることがよくあり、すごく気持ちがわかります。
コーディアルとか買って色々割って飲んでみたいなと思うくらいには表現が美味しそうで。パンに塗ったりするものも気になります。どこで買えるのか、こういう店が現実に近くにあってほしいです。
話はまさかの小学生だったくだりが一番面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
あらすじを読んで、気になっていた本。
舞台が谷中というのも素敵。
普段、読んでいる小説とはまた違っていて、こういう小説をたまに読むのもいいなぁと思いました。
投稿元:
レビューを見る
あと数日くらいかけて読むつもりが、今日一気に読んじゃった><。それくらい面白くて、読むのに熱中した本だった! 続きは明日以降、のんびり読んでいく予定! 「おいしいベランダ」と「政宗君のリベンジ」の作者の竹岡葉月先生の本! この本も面白かったよー! 裄人さんがすごーい好きだった! 続編に再登場しないかな~♪。武流くんもすきー♪。かわいくて格好いい男の子だよね! 虎太郎さんもなんかかわいくて好き♪。セドリックさんも好き! みんな魅力的な登場人物ばっかりで、これからこの本を読んでいくのが楽しみ!
投稿元:
レビューを見る
谷中に住む、田舎から出てきたJD
今日も実家から送り付けられるお野菜に苦慮して捨てようとすると……
まてまてと、謎の英国人
投稿元:
レビューを見る
初読みの作家さん。
谷中の文字に惹かれて読んでみたよ。
とにかく出てくるお料理が美味しそうで。
読んでるとお腹が空いてくる。
サクサク読めるけど、空腹時に読んじゃ駄目な本。
こういう感じの本読むと毎回思うけど、こんな素敵なお店があったら通い詰めちゃうなって思う。
谷根千あたりには確かにありそう。
そして、勝田文さんのイラストがとっても雰囲気に合ってる!
猫ちゃんも可愛いし、素敵。
kindle版は表紙が白黒だったので、カラー版も載せてみる。
お話は面白かったけど、義理の息子のブス呼びが気になってしまって。
女の子にそんな口聞いちゃ駄目でしょ!って思ってしまったよ。
セドリックさん、そこは叱って〜!って。
まぁ、多感な年頃の男の子はそんなもんか。
続きも出てるみたいなので、また読みたいな。
投稿元:
レビューを見る
東京・谷中を舞台に、コミュ障の女子大学生が英国人店主の営むびんづめ専門カフェと関わることで変化・成長してゆく物語。
少し重い話もありますが、基本的に心温まる、良いお話ばかりです。
表紙もふんわりしたタッチが可愛い。
個人的には、私も趣味なのもあり瓶詰よりも主人公の手芸スキルの高さに目が行ってしまいます……。
冒頭に出てくる、某・野菜の名前の店は以前私も行ったことがあり、少しテンション上がりました。本当にあそこは布が安い。
投稿元:
レビューを見る
初読みの竹岡先生作品でした。
表紙の愛らしいイラストと、「びんづめ」に惹かれて読みました。コミュ障な主人公が、びんづめカフェを通して人間関係を築いていったり問題を解決していくお話。
びんづめにされる食材や、出てくる食べ物たちはどれも美味しそうな描写でグッときましたが、主人公の「コミュ障」というのが一切感じられなかったのと、中盤から急に口が悪くなって(本音を口に出すようになった)設定どこ行った…?と感じてしまいました。大学にも友達はいない──と書かれてあったのに、友達が出来たりしていて、設定をもう少し生かすか、作るにしてもどうしてそうなったかという過程がほしかったです。
コミュ障の主人公が、少しずつ心を開いたり関係性を築いていくのを想像していたので、全体的に展開が早かったのと雑さを感じてしまいました。食べ物の描写や、街並みの設定は良かったのに惜しいなという印象です。