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ドット型王国を作ることが、人口減少時代の生き残り策。
具体例
イタリア、ソロメオ村 人間主義的な経営
丸亀町商店街 住むことのできる商店街
ITの徳島県神山町 アーティスト、山登り愛好家、サーファーなど、ファンを獲得する
縮みながら成長する。
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6/19発売47都道府県はもはや維持できない
注目の話題作。2045年、都道府県の人口差は30倍超に。
人口減少はどの地域を襲うのか!?
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未来の日本の人口の推移が羅列してある。東京の一部の地域等を除いて減りは著しい。予想では奈良とかすごいね。一応リニア誘致の予定があるんだけど、こちらも鑑みた結果なんだろうか。
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大阪市や名古屋市、仙台市などの政令指定都市は近隣から人を集めているが、同時に東京圏へ人材を供給しているそうだ。そうじゃないかと何となく分かっていたことを、著者が各種統計データを読み解いてデータで示す。子供を産む年齢の女性が地方から首都圏に移動していたり、東京では高齢者がさらに住みにくくなるなどだ。
著者の主観ではなく、データが語る冷酷な現実と近い将来に戦慄する。以前から著者が提言している戦略的に縮むというのが最善の策だと思う。これからの人口減少(急激な)に対応するために、都心も地方も考え方を改めなければならない。
自分が住んでいる自治体や出身地において悲観的な未来が提示されている。もちろん、政治や民間の努力によって、座して滅ぶことはないだろう。ただし、著者の主張は、これまでの地方や東京というものを根底から変えることを要求する。かなり難しいことだが、やらなければ未来の子供たちを不幸にする。
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・戦略的に縮む。拠点型、ドット型国家への移行。
・東京圏を、全く違う歩みをたどる「外国」と位置付ける。
・東京では、埼玉県に対してだけ、転出超過となっている。
・行政は、公共サービスをどこのエリアまで届けるべきかという「線引き論」が大きな政治課題となる。
・人口が減っても暮らせるよう、住民が互いに助け合う「拠点」を一つでも残していく方策を考えていくしかない。
・「王国」としての拠点構想は、人を中心に据えた出会いの場を用意し「賑わい」をつくっていく。
・小規模ながら、世界が注目する特徴だった「豊かさの集積地」を築き上げる。
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47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか? 累計76万部超の『未来の年表』シリーズ著者最新作!(Amazon紹介より)
今後確実に起こる社会問題「少子高齢化」と「地方の過疎化」について、これからどのように進行するのか、そしてそれに対し国や自治体はどのように対処していくべきなのかを論じた本です。
この問題の恐ろしいところは、徐々に徐々に進行するため、我々現役世代も含め、社会が衰退に向かっていることをイマイチ認識できていない点だと思います。近所の娯楽施設が閉店したり、コンビニが撤退したり…些細な街の変化に対し、もっと敏感になることがまず必要と感じました。
もはやバラ色の答えはなく、誰かが痛い目をみてでも大胆に物事を動かさないといけない、そんな難しい問題だと思いますが、この点について是非議論してほしいと思います。
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2042年までは若者が減るが高齢者は増える。
それ以降は、両方減る。
住民の綱引きに勝者はいない。
今後ますます生産過剰、サービス過剰になる。
東京は親を呼び寄せるので、高齢者人口も増加する。
三大都市圏で関西が一番減少が早い。
外国人が多いのは東京、名古屋、北海道。
地方都市はところてん式。周囲から人を集めて、東京に出ていく。札幌、仙台、福岡など。
福岡は発展中。若者、女性が多い。
中心市街地への人口集中が起こる。県庁所在地など。
川崎、福岡Mさいたま市は人口が増える。
北九州、静岡、堺市、仙台市、新潟、などは減り方が大きい。
大阪は逆ドーナッツ現象=中心部に集まる。
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これから、日本の人口が減ることはわかっているけれど、「どのように減るのか、正しくわかっているわけではない」ということで、手に取ってみました。
ちなみに、自分が今住んでいる市町村は、比較的、若い人が多く、現時点では人口が増えていますが、2045年には、今と比べると、かなり人が減るようです。
また、自分が生まれ育った市町村は、自分が生まれた頃が人口のピークで、8万人ちょっといたんですが、その後はどんどん人口が減少していて、今は6万人ほど。
しかも2045年には、ここから4割ほど減るようなので、ピーク時の半分以下になります。
通っていた小学校の児童数は、在学時、6学年で1000人を超えていましたが、今は、各学年1クラスずつ。
そういった様子を、もう少し大局的に知りたい、と思っていたのですが、この本は、その目的に合致した本でした。
自分が寿命を迎える頃、果たして日本は、どのような人口構成、人口分布をしているのでしょうか。
かなり気になりますが、この本には、残念ながら、そこまでの未来は描かれていないようでした。
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データからここまで分析と予測ができるんだ!と、まず驚きました。
シリーズ前作(というのでしょうか)2冊は読んでいないですが、これだけ読めば大まかな内容は概観できるのではないかと思います。
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人口政策の専門家が、予測がほぼ的中する将来の人口動態について体系的に解き明かしている。第3作目のこの本では、地理的な考察を軸にしており、地方の未来の厳しさが協調されている。出産適齢期の女性が働く場所がないことが、地方の人口減少を加速させていることがわかるが、この問題には妙案がない。著者の危機感も伝わり、個人や企業として今から何をすべきなのか処方箋のような提言もある。しかし、依然として問題を直視せず、まだ成長をあきらめきれない国の政策は続いている。
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日本の人口が都道府県ごとにどう変化するかを大変詳しく記載している。議員、お役所の皆さん必読の書です。
西日本、特に大阪から若い女性が東京に移動、東京都内でも
多摩などから、都心の千代田、中央、港区へ移動が集中すること。
私の故郷、神戸市も150万都市から脱落。特に坂の多い区、例えば須磨区などは、高齢者にとって坂を登ることが大変で人口源へとつながる。事実、同じく坂の多い長崎市ではすでに人口減が起こっている。参考になりました。
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前2作の『未来の年表』シリーズに続く第3弾。各地域ごとに近い将来にどのような状態になるかを詳細に解説されていて、自分の地域がどうなるのか興味深く読んだ。都道府県の数がいつまで「47」が続くのか分からないという指摘には冷水を浴びせられた感じで驚きを感じる。名古屋の弱点の一つとして高齢者に不向きな広すぎる道路であるという視点に、現状は知らないけれど、なるほどと思わされた。
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「地域別将来人口推計」などを統計資料を利用し都道府県ごと、政令指定都市ごと、その中の区ごとにそれぞれの自治体の将来を予想する。
また人口増減の原因を自然増減、社会増減別に分けて検討する。
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これからの日本は人口激減社会に突入、著者による2045年までの人口予測を地図に表現するということで「未来の地図帳」というタイトルになっています。
自治体によっては人口増となるエリアもあるようですが、障子高齢化が進む日本においては多くの自治体で人口減少並びに高齢化が進む、という現実がよくわかります。少々煽りすぎかな、という感じがしないでもありませんが、現実なのですからやむをえませんね。
最終章では著者の考える人口減・高齢化を前提とした社会のありかた、住まい方に関する提言が記されていますが、紙面のほとんどは人口減予測値に関する説明で提言部分のボリュームはごくわずかなんですね、どうせなら提言の内容をもっと充実させ、紙面も多く割くほうが読み物としてはよかったのではないかと思います。人口減の数値だけを見せられてもなんだか暗い気分になりますし、人口減を前提としてそれでもこうやって暮らしてゆけばなんとかなる、という提言に比重をおいて語ってくれた方が読後感は明るいものになるのではないかと。
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前著までがマクロな分析であったのに対して、本著ではミクロな視点で分析を行っている。その点は評価しても良いが、内容のほとんどが調査結果であり、そこから見えてきた課題に対しての提言は最終章で軽く触れている程度であった。
ちなみに自分が住んでいる市が2040年までほとんど人口減少が起きないという事実は意外であった。(だからと言って安穏としていて良いわけではないのは著者の言う通り)