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紙の本
レイテ島で米軍の捕虜となった経験をおもちの大岡昇平氏による一大傑作の第2巻です!
2020/08/11 09:11
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『俘虜記』や『野火』、『中原中也』などの名作で名を知られる大岡昇平氏の作品です。同氏は、戦時中、第105師団大藪大隊として、フィリピンに派兵され、米軍の捕虜になり、レイテ島タクロバンの俘虜病院に収容された体験をおもちの作家です。同書の内容は、そうした著者の体験と同時に膨大な史料収集から得られた事実からまとめ上げられた傑作で、昭和19年11月、レイテ島最大の激戦地となるリモン峠での死闘が開始されます。現地の苦戦に武藤方面軍参謀長は打切りを意見具申するのですが、8日の総理大臣小磯国昭の天王山発言により、レイテ戦続行は大本営方針となります。中公文庫からは全4巻シリーズで刊行されており、同書第2巻目の構成は、「12 第一師団」、「13 リモン峠」、「14 軍旗」、「15 第二十六師団」、「16 多号作戦」、「17 脊梁山脈」、「18 死の谷」、「19 和号作戦」、「20 ダムラアンの戦い」となっています。
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