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投稿者:もーつぁると - この投稿者のレビュー一覧を見る
社会に出ると、自分の意思に関係なく、がんばらなきゃならない場面がある。そうなると、自分ががんばってることが当たり前で、なんでもっとがんばれないのかと自分を責めてしまう。
けれども、ふと立ち止まると、自分には大した向上心も、出世欲も、体力もない。ただただ、穏やかに暮らすことを望んでいただけだと気づく。
知らないうちに社会に影響を受けて、自分を無理に奮い立たせて、もう疲れ果てた時に何が残るんだろうか。
がんばらないって、怠けることとは違うんだな。
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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまり共感はできませんでした。頑張らないと言うのと、惰性みたいなものとは違うのではないだろうかと思います。
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特に勉強になったりする本ではないのだが、phaさんの本は肩の力が抜ける。なぜかと言うと、自分より「ダメ人間だなこの人は。」と感じて、自分が生存していて良いんだと肯定してくれる気がするから。
シビアなこと、くだらないことまで分析してるなぁと思いつつ、でもこんな風に生きてる人もいるんだと、多様性を知れるので、人に優しくできる気がする。もちろん、自分と照らし合わせて被る部分もあって、本音が書かれている本だなぁと毎回思う。自己肯定感が低い人に読んでほしい本。
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だるいが口癖のphaさんが、めんどくさい的なネガティブなことをテーマに、生活するうえで思ったり感じていることを綴った本。
著者の考え方が少数派か多数派かはさておき、いろいろとネガティブなことを感じながら生きているんだなぁと感じる色々でした。
自分も不誠実だなぁと思いながらやりたくないーとか思っていること(仕事とか)あるのだけれど、同じように感じているのかと、自分だけじゃないという安心感も得られたように思う。
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「..もし自分の欠点が全部なくなってしまったら、そんなものはもう自分ではないだろう。できることよりできないことのほうが、他の誰とも違う自分らしさを作っているように感じる。
だから、自分のできない部分を消し去ろうとして頑張りすぎる必要はない。できない部分を愛してやることが大切だ。それこそが自分らしさの本質なのだから。」(あとがき より)
あとがきにあるこの一節が、自分をとても励ましてくれた。
本書は、京大卒、元ニートの著者が、自分の「できない」話を数ページずつ綴ったエッセイだ。共感を覚えるエピソードもたくさんあった。
「できない」話ばかりではあるんだけど、人生の機微に触れるような、「深いなぁ」と頷いてしまう言葉がそこかしこにある。
上手くいかなくて落ち込んだとき、布団の中で、あるいはスナック菓子を片手にこの本を読むと、きっと気持ちが楽になるはずだ。
そういった意味で、長く人生のお供になりそうな本。良かった。
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先日読んだ蛭子能収さんの『ひとりぼっちを笑うな』とテーマが近くてどちらも「自由である」ことを大いに求めている。似ていると思って読んでいると、蛭子さんは楽しそうなのに対してphaさんはつらそう。お二人とも自分本位であることに微塵も疑いがなく清々しい。ただ、phaさんが独身で子どももいないのに対して、蛭子さんは妻子があってもなおその調子であるのがすさまじい。しかも奥さんへの愛情は語っていたがお子様に対して冷淡なのがすごい。phaさんは頭のよさが尋常でないので、オレなどでは計り知れない苦悩があるはずだ。
本と雑談ラジオの課題本で枡野浩一さんにお借りした。
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まあまあ共感した〜
とくに練習にはならないな?
無気力も人それぞれなんだなあ
最後はなんかドキッとしたよ
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がんばるってなんだろう。そもそも誰と比べての事なのかよく分からないしなあ。
一般的な成功の一本道から外れたら落伍者と言われる世界で、その一本道の脇の石に座ってみたり、草むらでバッタを取ったり、引き返してみたり。そんなことをネットでつぶやいているうちに有名になってしまった人のようです。
僕はブログとかを熱心に見る方ではないので、書籍になって初めて知ったのでまず名前の読み方が分からなかったです。
肩の力が抜けたエッセイでとてもよかったし、全然違うようでも部分的にわかるなあと感じる所が沢山有ります。いろいろな人の中で、ちょっとずつ持っている、世の中に適応しにくい部分をまとめて持っている人です。よっぽど社交的で明るい生き方していなければどこか自分に似ている部分があるんじゃないかな?
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この人はずっとこう、グダグダやっていくということで。いいんじゃないかな、という気持ちにさせられる。
以前ほど、ハッと突かれる感じは減った。面白い視点は多い。
こういう人間がいることで救われる人はいるはずだし、存在できる社会は続いていった方がいいと思う。
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Phaさんの頑張らなさ加減に正直驚きながら、もしかしてPhaさんとは鬱なんだろうか? 鬱な人の気持ちや世界観ってこんな感じなんだろうか?って思いましたが、途中からPha さんの独自のユーモラスな観点に引き込まれました。
最近ハウツーものを多く読んでいたので、この「がんばらない練習」はちょうどよく肩の力を抜くきっかけとなりました。
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わかる部分とわからない部分がある。
とくにシェアハウスに住んでいることがわからん。
気を使って疲弊しそうで自分には絶対にムリです。
総じて、頑張らない練習よりは頑張らない実践という感じがした。
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本当 読んだ人が それぞれ抱えている 自分の「できなさ」と うまくやっていく参考になる本 だと思います
「できない」のはそれはそれで人間らしくていいと思います
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私がとても作者の性格に似ていて、もくじで読もうと決め図書館で借りました。
4分の3は理解ができることばかりで、性別も年齢も全く違う赤の他人なのに、共感してもらえてるような大丈夫だよって言ってもらってるような感じがしました。
100人いれば100通りみんな性格も顔も体型も違う。自分らしくていい!
変に変わろうと思わなくていい。気疲れとストレスが溜まるだけ。
この環境に甘えることなく、自分ができることを自分のペースで生きていこうと思いました。
頑張るわけではなく☺︎
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社交が苦手。やる気が湧かない。決めるのが怖い。やりたくないことは、やらない。京大卒・元ニートが実践する自分らしく生きる方法。
著者略歴 )pha
1978年生まれ。大阪府出身。京都大学総合人間学部を24歳で卒業し、25歳で就職。28歳のときにインターネットとプログラミングに出会った衝撃で会社を辞める。以来毎日ふらふらしながら暮らしている。
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著者は作家、ライターとして生計を立てているのでニートではないが一般的な社会人生活を送っていない。勤めるのが難しそうだが作家として生きていける人間は少ない。それを彼は生業にできているのが素晴らしい。
僕はなんとか社会人として生きて行くしかないのだろう。著者とは生き方が違えどスタンスや価値観は取り入れていきたい。協調性さえ損なわなければ周りの価値観を無視して生きて行くこともできるはずだ。周りに無理して迎合しなくてもまぁいいやあと思える一冊。
肩の荷を降ろしたい人にはお勧めの一冊!