ナチス 破壊の経済 上――1923-1945 みんなのレビュー
- アダム・トゥーズ(著), 山形浩生(訳), 森本正史(訳)
- 税込価格:5,280円(48pt)
- 出版社:みすず書房
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紙の本
ナチスの経済政策
2020/11/30 12:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mt - この投稿者のレビュー一覧を見る
ときに「成功した」と言われることも多いナチスの経済政策を実証的に検証した大作。アウトバーン建設などによる雇用の創出や景気の拡大は限定的とし、あくまで「再軍備」に向け経済統制と収奪によりヒト・モノ・カネを集中したとする。そのため軍需産業から外れた分野、例えば繊維産業などが犠牲になったというのは興味深い。またこれに協力した(そして裏切られた)ヒャルマル・シャハトら銀行家や実業家・企業家たちの存在も印象的。1918年のトラウマが、彼らをナチスに協力させたのだろうか。
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