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いじめの問題に触れていて重い話です。
が、これからの明るい展開に期待できる終わり方をしていると思います。
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少年誌で掲載するにしてはなかなか挑戦的な作品だな。画風やタッチの柔らかさで多少緩和はされてるけどそれでも残酷さはやはりはっきりとある。というか先生の無関心さが怖い
大人も子供も持っている残酷さが生々しくて怖い。自業自得だろうか、因果応報だろうか、「仕方がない」ことなのだろうか。作中に直接の回答が描かれていない分考えさせられる余白が残る
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「教室」という狭い世界に属する子ども達の政治性が残酷なまでに描かれていて、正直読むのが辛くなる。
コミュニティの平穏を維持するために、特定個人をスケープゴートに仕立て上げるという事は、現実社会でも良くある事です。
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こどもってとても残酷。思ったことをそのまま行動に移しちゃうから、深いことなんて考えない。
でも、そんな一面は誰しも持っているわけで。
だから、痛かった。
読んでて辛かった。
内容は重いし、読んだあと自分の中に色々残ってなんだか掻き乱された感覚。
だけど、この漫画をよんで私はよかったと思った。
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小学生時代の子どもならではの残酷さ、学校生活の閉塞感の中で生きるということ。誰しもがもっている黒い負の部分。とてもリアルで重いけど共感する。ありがちな障害漫画でない、今までの少年漫画にない作品。
耳の聞こえない障害を持つ少女との出会いから人生が変わった主人公の少年が、自分と向き合い、過去と向き合い、自分の足で自分なりのやり方で一歩を踏み出した。その行動が、本人だけでなく、いろんな人の心までもやわらかくしていくから読み続けていられるんだと思う。
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重松清ばりのいじめの連鎖がよく描けててつらくなるんだけどこの先どうなっていくのか気になるマンガ。
ヒロインは耳が聴こえない女の子。この子がとっても可愛らしい。
主人公のガキ大将っぷりも突き抜けてていい。
担任の先生が怖い。リアルに居る感じがとにかく怖い。
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BookLive!一巻無料(「きふよみ!」)で読了。
重いなぁ。ここまで、逃げずに全てを自分で背負って、何もかも無くしてしまうような「強さ」ってあるのか。
硝子に再会して、ここから、救いのある内容になっていくのか。そうでなければあまりに辛すぎる。一巻でやめづらいなぁ…。
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ebookjapanの無料キャンペーンで読破(→購入 2015.07.)。なんか雑誌掲載版は収録されていないらしく、この単行本は長編にリメイクされたもの。しかも、まだ途中みたい。話題になったものを何年も遅れて読むのがすごくすきなのですが、ちゃんとホットな時に読まないと消えてしまう場合もあるのか……。
たったひとりの女性に全ての運命を狂わされた男の物語。彼女に出会いさえしなければ! 本当に悪魔のような女の子に、捕らえられ、翻弄され、気がついたときには全てを失った男の子のカタルシス。もうちょっとエグくてもいいとも思ってしまうけれど、やっぱり少年誌だから、これくらいライトになったほうがより広く読まれるということなのだろうな。
自分が彼の立場だったら? 中学一年生の僕だったら? 今の僕が心だけタイムスリップして彼の立場になっていたなら? いろんなイフを物語が問いかける。チョー好き、ではないけれど、とてもいいです。孤独とその先がわかってしまって、死のうとして(いるのだろう)、最後すこしづつ片づけをしながら“その”場所に向かって、「60とかなると思ってた」と語るシーンにむちゃくちゃ感情移入してしまった……。死ぬために、みたいなの、すっげーわかる……。それもまた、生きるってことなんだよ。/これは実写映画化、ありうる。
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耳が聞こえないって、どういう世界か想像もつかない。自分が幼いときに出会っていたなら、適切に(大人から怒られないように)対応できただろうか。耳が聞こえないだけなじゃくって、たとえば宗教とか、哲学とか。自分とは異なる価値観を持っている人を、自分は受け止めることができるのだろうか。正解はないからこそ、考え続ける意味があるのではと思う。そしてこの本は、その考えるきっかけと一つの道しるべを与えてくれた。読んでよかった。ありがとう。
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耳が聞こえない少女とそれをからかっていじめてしまった少年のお話。読んでいて胸が締め付けられます。人間誰しもが一度は考えてしまう、思ってしまうのではないかという醜い感情。美化をせずに、それをきちんと真正面から描いています。
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SonyReader無料本。言葉悪いけど胸糞悪い内容だわ。現実問題としてこういうことあるんだろうけど、昔とイジメの質が変わってきてるよね。より残酷になってる。
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誰が最低って将也の友達達が一番汚いな。
そして西宮さんの心のキレイなこと…!
これはいい本だ。
続きに期待。
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いじめ描写を具体的にすべきではないという意見に与する。された方は生々しく思い出すし、した方は読みもしないだろう。
実態がこれ以上であったとしても、後々読者にカタルシスを与えるためでも、あまりやっては欲しくない。
主人公を取り巻く、主人公だけが思っていた幸せな環境が突然180度変わる、という描写はそれだけで効果的なので、描くのはそこだけで良いのでは。
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因果応報、自分の世界って簡単に壊れて、そして治すのにはとてつもない時間がかかる。
個人的には一人では治しきれないと思う、自分が弱い人間なのかもしれないけど。たぶんこの主人公も一緒、弱い。強かったのに彼の世界で一番弱くなってしまった。
そんな状態に気づくのは難しい、自分が強い世界の方が生きやすいから。そこに安住したくなる。
でもそんな世界は壊される、いつか絶対自分をぶちのめす日が来る。それは人間が成長するうえで必要なことで絶対に経験しなくてはならないこと。
一人でそれを解決できるのか?それこそ自分に酔うか、常に絶望し続けるしかないんじゃないか?
自分を信じてくれている人がいる、それがどれだけ素晴らしいことで、どんなに心の支えになるか。今一度考えるべきだと自分を戒められる、そんな漫画だと思う。
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4巻まで読了。
1巻は鬱展開。2巻以降、登場人物たちのそれぞれの思いが見え隠れする。ヒスっぽいお母さんの心の内は共感できなくもない。
みんな不器用で、ヤキモキされながら読んでた。6巻のあの表紙はなんだ! どういうことなんだ! ああ、モヤモヤするっっ