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投稿者:槿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当に面白くて、一瞬で読み終わりました。
さくらももこ先生の文章力、人を笑わせる力、メッセージ性にただただ驚かされます。
紙の本
他のエッセイに比べると
2019/09/08 09:58
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
さらっと読めるが、ちと教条的な印象。
女性の思春期を描いたからか、男性読者として余り共感出来ず、著者の他のエッセイに比べると笑えなかったかも。
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さくらももこの青春時代にまつわるエッセイ。
漫画版をすでに読んでいたので知っている内容ばかりだったけれど、活字になって読むとさらにさくらももこ節が効いていておもしろかった。
あまりにも奥手すぎる少女時代、初恋の相手への妄想による失恋、夢に向かって行動するスピード感、すべてが青春そのものだなと思う。
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さくらももこさんの高校時代のエッセイ。この仕事になったきっかけを描いている。亡くなってからこの本を読むと、さくらさんはとても幸せだったんだなぁと思ってジーンと来てしまった。
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すごいなあと思った。
高2までずっとダラダラしてたのに自分がやりたいって思うことできたらやり通せるのも、応募してダメやって方向を少し変えて自分に合ったものを見つけるのも。
あんなにダラダラしてたのに決めたら夢のためなら、やりだけって感じでバイトも夢に関しても2つどっちもやれるのすごい。
すごい…
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さくらももこは、皆の人気者。マンガもエッセイも面白く、共感できる。でもそれを書けるのは、非常にクールでシニカルな部分があるから。
こういう人は、出るべくして出てきたのだとつくづく思う。偶然や幸運によるものではない。
皆が共感できる作品を書く人が、ごく普通の人ということは実はない。凄い記憶力と集中力があっただろう。そして、きっと偏屈で付き合い下手な人だったろう。
大変な人生を必死で生きたさくらさん。お疲れ様でした。
しかし、こういうタイトルではあるものの、相撲には興味なかったんだね。力士の髪型が、月代のある形になっている。
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漫画本のちびまる子ちゃん、読んでたな。いまよりシュールなまる子。懐かしい。
そうか、この人はこんな人だったのね、と何十年ぶりに知ったよ。
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やっぱりまるちゃんのエッセイはおもしろい。
今回はまるちゃんの青春と漫画家になるまでのおはなし。
まるちゃんが亡くなったなんてまだ未だに信じられないけれど、この本を読めて良かった。
購入
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さらっと読めるが、ちと教条的な印象。
女性の思春期を描いたからか、男性読者として余り共感出来ず、著者の他のエッセイに比べると笑えなかったかも。
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さくらももこさんの青春期のエッセイ。ちびまる子ちゃんでは描かれなかった中学生時代以降、漫画家としてデビューするまでの甘酸っぱい話が面白く書かれています。オクテでめんどくさがり屋で夢見がちなさくらももこさんが大好き。ちょっと自分に似ているかも…
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小学生から中学生時代は性のことなど、様々なことを知り、それに対する反応や行動がその頃ならではのもので、面白かった。また、高校3年生になると、漫画家の夢に向かい、ひたすら頑張って、上手くいかなくても諦めず、方向性を少女漫画からエッセイ風漫画にすることで上手くいったところは、とても感動した。今の自分も、人生の岐路に立っていると思うので、尚更共感できた。自分の中で、これだと決めたら、微調整を加えつつ、一心不乱になるという、考えも、自分の中にはない考え方だったので、なるほどなとおもった。他の作品も読んでみたいと思った。
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思春期の訪れが遅かったが、周りの観察力鋭く対応の仕方が巧みでそれをエッセイに上手く表現して楽しく読めた
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初めてさくらももこさんの本を読んだ
読みやすく、クスッとするところも多い。
最後の後書きは、非常に、考えさせられた。
ただ、友達にはなれないかも。とも思った。
一緒にいたら最初は面白いかもだけど、確実に疲れる。笑
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#読了 2020.3.25
2018年に亡くなったさくらももこさんの2005年のエッセイ。どんな学生時代だったか、そして「漫画家さくらももこ」になるまでのお話。
長編の後の休憩がてらに軽いのを読みたくて、積読の中から。まるで漫画を読むように笑いながら2時間ほどでスラスラ読めた。
小学生の頃「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」などのさくらももこエッセイが流行り、読書感想文を書く女子や学級文庫に並んでたりして、身近にはあった印象だが、私自身はエッセイに興味が持てず1度も手に取ったことはなかった。
毎年チェックする各社の夏フェアの中で目に止まり、今回手に取った次第。
何度も声を出して笑った(笑)
小中学生の頃の、男女の体や関係について人一倍疎かった作者の偏ったイメージや理解の仕方が独特で、いちいちおもしろかった(笑)
そして、なんとも怠惰な高校生活。勝手に理想を持ちながらも努力をせずに環境を悲観し、それでいて他人には文句があるという(笑)
そして、突然のやる気!ほんと不思議な人。
「ちびまる子ちゃん」に出てくるクラスメイトは実際のモデルがいたり、架空のキャラだったり、友蔵はほんとは嫌なじいさんだった、とか何かで得た情報が少しありながらだったけど、ヒロシはヒロシのままだった(笑)
それにしても、私の学生時代は部活か勉強かバイトか何かしらに全力で取り組んできたし、周りもそんな人が多かったし、案外こんなにダラダラするのが好きな学生も珍しいんじゃないかなと思うほど「ちびまる子ちゃん」だった(笑)
さくらももこさんが亡くなった後にこうして読んでみると、あとがきにある「ああ、面白かった、満喫したなァと感じながら死を迎えられるように生きてゆきたいというのが、夢というより希望だ。」という言葉が沁みる。
◆内容(BOOK データベースより)
男子ってホントにバカだよね、と言い合っていたあのころ。「生理が来ませんように」と祈っていた不安な毎日。女子高に入り、髪を伸ばし、やっとオシャレに目覚めたり。一目惚れした初恋では妄想がさく裂!?な~んにもしないまま「青春」を送っていることに初めて気づいた17歳。やっと自分の将来について考え始め“さくらももこ”になるまでの甘酸っぱい日々を、笑いと涙で綴った自伝エッセイ。
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さくらももこさんのエッセイ。青春がテーマです。
漫画家さくらももこになるまでを徒然とライトにユーモアを交えて描かれています。
ちびまるこちゃんがそのまま登場しているかのように、不良ではない不真面目な日常が描かれつつ、とにかくダラダラと何もしないことを優先して妄想に浸りながら過ごす日々。そこから漫画家を目指し、一度は諦めながらも、やっぱりと強い気持ちを抱き過ごす日々は前半との対比で当時を応援したくなるような感覚に。
あとがきでは、夢と生き方に関しての著者の本質的な考えがシンプルに提示されている。夢は叶うかもしれない、であり、叶わないかもしれない。ただ、やってみたら、やらないよりは確率は上がるかもしれない。状況に応じて微調整していけばいいと。そして、今の夢を問われるならば「具体的に何かをどうこうという夢はない。ただ言えることは、ああ面白かった、満喫したなぁと感じながら死を迎えられるように生きてゆきたい」とも。
努力や必死さを否定するわけではないし、著者自身がきっと相当な困難を乗り越えてきたことも想像に難しくない。けれども、その部分はほんの少しだけにして、もっと肩の力を抜いて、こういう人もこう楽しく生きてこれたんだよ、と私達に示してくれているような気がした。