ジャンルが変わっても技術は変わらず
2021/12/13 20:44
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投稿者:芋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿部共実といえば「空灰」であり「死に日々」である。そう認識していた私は、全く間違っていた。
今作は笑えて、ニヤニヤできて、ちょっぴり苦い青春ものだ。こういう良質なキャラクターの強い作品を読んでいると、私はキャラクターものの漫画が嫌いなのではないと分かってホッとする。
web版を読み込んで、気に入ったら私のように既刊をまとめて購入すればよいと思う。
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投稿者:えぐちよ - この投稿者のレビュー一覧を見る
期間限定で無料になっていたのでお試しで読ませていただきました。
大爆笑ではないけれど、じわじわくる笑いですね。
学園もので、男女がたくさん出てくるけど、恋愛ものではないという…友情は多少あるかな?でもいかにも青春な感じではないです。くすぶり方としては案外リアルなのかも。
でも頭イカれてる生徒率が高すぎる笑
そしてみんな弁が立ちすぎている笑
私もむしろこの中に入りたかったわ、と思いました。
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鬱な展開、アヴァンギャルドでドラッギーな画作りの阿部共実が、なんとシンプルな群像劇を?
しかしそのリリカルさは変わることなく、むしろより爽やかに抒情的。
ボボンガ→ガンガガゴンガガ→ベロベロリンガー!とか、キンタマ!とか、毎回毎回独特な上ずりギャグを見せてくれるのはもう嬉しいが、それ以上に、
・案外こんな話が大人になったら大切な思い出になったりするんかなあ→4回繰り返して「ループ入りました!」という照れ隠し的ズラシ方や、
・数年後に憶えてるのかなという話を、ただベンチに座ってする、とか。
このリリカルさはなかなか得られるものじゃない。
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すごい翻弄されるおもしろさ!
おもっきり笑ってしまった話も、男子のくだらない話も、かわいすぎてたまらない話も、不安でこわごわとしてしまう話も、いろんな日常が折り重なってる。書いてる作者は頭混乱しないかと思うほど。
おもしろい話はもちろんのこと、日常であるような何とも言えない間を感じるシーンがすごい。特にけんかまでもいかないけど、その一歩手前というか未知のもの同士が踏み込みあった瞬間というか、そうしたうまく言えない間の存在が、読んでて不思議で独特なくせになる感じだった。
とってもおもしろい。
(1~6巻まで読んでの感想)
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再読。1巻だけ買ってたけど次巻は買わずにいた。読み直すとやっぱり面白いから続きを早く読まなきゃ。
海が近い田舎町で生活する高校2年生の青春群像劇。
ほのぼの日常コメディ。台詞回しが独特だけどこの台詞回しが良い。舞台化かアニメ化してほしい……いや劇場版だな。
この作者の話がキラキラ青春!みんなハッピーイェイイェイで済むわけがないだろう……という疑心暗鬼にかられているせいかもしれませんが、この街を離れていく高校生たちを想像して物悲しさにもかられ、彼らの今後が心配。なのですが、現時点で悲しい話はないです。
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独特なタッチ&会話センスの作者が描く可愛い男子女子の学校での日常
皆がわちゃわちゃ騒がしくやりとりでしてるだけなんだけれど、ずっとホンワカして見てられる(^^)
そしてキャラが多いのにどのキャラも魅力的。
てか、バーグマン面白すぎw
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瀬戸内の高校を舞台にした日常ものだったと思います
絶望先生と西尾維新を足して割ったような作風です
1話目から立ったキャラ達がお喋りを広げています
そこから人間関係を広げていき、キャラ達が展開されていきます
キャラ立ちの凄さといえば、どのキャラも落語家並みに喋りたおすことです
1話でそんなセリフ吐いたら、キャラが出がらしになるんじゃないかというレベルで喋ります
その長文にもチラホラ共感できる文があって、たくさんあっても読めてしまいました