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ごめんなさい、自分自身の書く文章が嫌いで嫌いでしばらく逃避していました。
閑話休題。
身も蓋もないタイトルです。
巷に溢れる常識のほとんどがウソ。九割がウソだというのです。
じゃあたった一割の真実とは何か。
最近の美容情報の情報源となっているのは、美容系YouTuberやインフルエンサーや美貌に恵まれた有名人のSNSなのだそうです。
しかし、そのほとんど全ての人が、何か明確な根拠に基づいて喋っているのかといえば、明白にノーでしょう。
なぜって、そういう人たちが人体に関する知識を十全に身につけているはずもないし、科学的根拠を精査する技能を磨いているわけでもないでしょうから。
つまり、十代から二十代くらいで若くて肌にハリとツヤがあり、多少無理しても比較的リカバリーしやすく、遺伝的にも優れた顔立ちか、化粧ノリの良いのっぺりとした顔つきをしているだけであって、そういう見栄えの良い人たちの口から出てくる「わたしは○○を使っています」「○○が効くよ」「○○でわたしみたいになれるよ」というふうなお話の中身に確たる根拠はないのです。
しかし、そうした情報源を頼みにしている人たちは、無根拠な情報を丸呑みにして、言われるままにお金を使っているのです。
以上は、化粧品会社がお金をつぎ込んで、見た目の麗しい俳優を起用している科学的根拠の疑わしい基礎化粧品のCMと論理が変わりません。
著者は形成外科医であり、国立病院の看板を背負っているので、生化学や人体に関する知識は十分であり、既得権益を得られないので、ウソを吐きにくい。
著者が奨めるたった一割の正しき美容常識の真相とは、正しい保湿と紫外線対策の二点でした(加えて、健康的な生活習慣)。
そして、その目的は、ワセリンとドラッグストアに売られている日焼け止めで成就が可能です。
正攻法であり、ほとんどお金が掛からない方法で美容が叶えられるのです。
化粧水には保湿効果は全くなく(つまり、お金をトイレに流しているようなもの)、高い基礎化粧品にお金をつぎ込んでも、全く以て効果を得られず、お金をドブに捨てているだけ、という目も当てられない(けど、本当は当たり前な)事実が述べられています。
著者による記事
肌老化を防ぐためやるべき"唯一無二のケア"
https://president.jp/articles/-/30325
何かすごい効果がありそうに謳う宣伝には惑わされず、さわらず当たらず、普通でつまらない努力をすることが美貌を保つ最善手であるという、結論が導き出されました。
肌の健康に関しては男子も女子も関係ありません。
日焼けに関しては、トラック運転手おっちゃんのボッコボコに荒れ果てた肌が引き合いに出されます……。
それは、長年、日焼け止めを怠り、ガラスを貫通して差し込んでくる紫外線を浴びていると肌の老化が促進された、紫外線が肌を老けさせるという真実の最たる事例なのです(タクシー運転手や、日サロ好きや、サーフィン好きも気をつけよう)。
去年、インフォデミックという言葉が造語されました。
ネットニュースやSNSを中心とする、スマホから手軽に仕入れられる情報は、汚染がきわめてひどく、見抜く目が十全に養われている必要があります。
そうでないと………。
という、堅苦しいお話が美容にも当てはまることを示す一冊でもありました。
食事については、津川友介の世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事がベストチョイスですが、美容については本書が良いかと思いました。
世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事の感想
https://booklog.jp/users/4869216/archives/1/B07BNFS5PP
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なんとなく、美容関連商品の肌に良さそうな謳い文句を見直すきっかけになり、どの情報も科学的エビデンスに基づいていて分かりやすかったです。それでいて、素人でも読みやすい内容でした。この本を読んで薬局に行って各商品のパッケージを見ると、自分がワンランクアップした感じがします。シンプルケアを推奨しつつ、化粧品は自分に合ったものを選べば良いという著者の考えが読み易いポイントだったかなと思います。
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マーケティングや広告の影響でスキンケア用品は高ければ高いほどいいというイメージでしたが、そんなことはないと分かった。今使っている化粧品を減らせられるのだろうか…できる自信はないけどとりあえず闇雲に高いものを買わないようにしよう。お財布にも優しい。
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読みやすい文章でサラッと読んでしまったが、もう一度しっかり読みたいと思った。
化粧水や乳液が必要ないのは驚き。少しずつ実践していこうと思う。
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やりすぎは良くないとわかってはいつつもついついやりすぎてしまうことが多かったですが、きちんとしたエビデンスでわかりやすく解説しており、この通りにやってみようかなあと思えました。
化粧品1品でスキンケア完結は物足りなくなってしまいそうだけど、徐々に減らして行けたらなと思います。
セラミドは自分の肌にも合っていると感じるので続けていきたい。
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肌に化粧品は不必要、ということを医学的根拠をもとにわかりやすく説明された本だった。
スキンケアがめんどくさくて、ワセリンだけ塗って終わっていた頃の肌が1番綺麗だったことを思い出した。
購買意欲を煽る美容品が、SNSやテレビのコマーシャルなどに溢れかえっている昨今。ついついもっときれいになれるかも!と買って試したくなるが、すべてマーケティング戦略なんだなと思い知らされた一冊。
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スキンケアを見直したいと思っていたところだったので、驚きの連続でした。顔は触らない、日焼け止めをこまめに塗り直すは地味に思えたが、気合を入れてやろうと思えました。スキンケアを増やそうと思っていたので、削いで行く方向で考え直します。
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最近目の上の乾燥が、なかなか良くならないのが悩み。アトピー持ちで、化粧品迷子になりがちだったので、こういう肌の構造をきちんと教えてくれる本はありがたい。
やはり、極力触らないことに尽きるらしい。髪の毛が触れて痒くなり肌に触ることが多いので、気をつけないと。ようやく痒くてたまらない夏が終わったので、今から気をつけて再生力の高い強い肌を作りたい。洗いすぎが良くないのは知っていたが、メイク後はどれだけ必要なんだろう。化粧水は不要らしい。しかも乳液・美容液・クリームと塗りすぎとのこと。買ったばかりでもったいないが、少しずつ減らしていこう。
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今はメンズでも化粧水、乳液、クリームなどを併用する時代。
しかし、人間に肌は本来自分自身で適切に保つ機能があり、それを遮っちゃう行為はNG。
例えば
マッサージ→繊維組織を破壊
化粧水→角質層が常に濡れてしまい狂ってしまう
先生曰く、日やけ止めとオイルor美容クリームだけでおっけ!
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生き物の本来持っている力の素晴らしさを改めて感じる。シンプルが一番!触らない、擦らない、紫外線予防。化粧水すら不用という潔さ。女性は肌に手をかけたい生き物。何もしないという我慢が出来るかどうか。
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コスメフリークの私が、自分を戒めるために買った本。
本当に肌に必要なケアは何か、エビデンスとともに書かれてあるので、とてもわかりやすく説得力があります。
化粧品が大好きで、どんどん買っちゃう私のような人にこそ、おすすめです。
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2021/11/04 読了
めんどくさがりで、特に美容に興味がない人としてはありがたい本だった!!笑
もっと手を抜けるということか!!笑
ざっくりまとめると、人間の体の機能を引き出せられれば、特に何もしなくても綺麗なままでいられる、という本。
美容業界からしたら困っちゃう内容だよね笑
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肌のスキンケアや化粧品について、知っていたようできちんと理解できていない事がきちんと書かれていたので、読んで良かった。
これからのスキンケアで大切なことがシンプルだと知ったので、続けていけそうです。
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何が必要で何が不要かをエビデンスと共に示してくれておりよかった。触らない擦らない、日焼け止めはしっかり塗る、化粧水とかをつけ過ぎず美容液やクリーム1つだけ、にすることは実践したい。
あとがきで女性は肌に何かしたいという気持ちが強いということがわかる、というような事が書かれており女性の気持ちを蔑ろにしていない所もよかった。
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シンプルケアにして、1つの化粧品を高価なものに変えるとみて、すぐに試したくなった。
今まで自分も色々塗りすぎていたんだと思う。