【期間限定　無料お試し版】みずまほ　～水着になったら魔法を出せた！～ 1 みんなのレビュー

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投稿者：求道半　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

交通事故に遭遇した筈の女子高校生三人が見知らぬ場所で意識を回復すると、何者かよって、謎の王国アレスタニアへと身柄を移送される。
　三人が日本に戻るには、一年間、異世界で暮らさねばならないのだが、その間、アレスタニアで三人と行動を共にするのは、ペリーと名乗る幼女であり、しかも彼女は人間ではないので、アレスタニア国民からすれば、四人とも異国人である。
　水泳部に所属する三人は異世界で魔力を得る。その発動要件は水着の着用である。魔物が蔓延るアレスタニアにおいて、四人は到着した初日に、街中に現れた怪物を退治したので、国王からは勇者として厚遇され、其処での長期間の逗留を許可される。
　三人は水着を着て戦う。戦闘中に布地が伸びたり、破れたりしても、それらの傷は魔法の力で直ちに修繕される。
　三人の魔法の能力は同一のものではなく、それぞれの適性を考慮して、状況に応じて、戦術は変更される。
　ペリーさんは、水泳部員ではないものの、水着のようなものを街で入手し、それを着用して、三人に歩調を合わす。
　本巻に収録された話の数と総頁数は少ないが、四人の乳首が描かれたコマは多く、四人の中で一番、胸が小さいペリーさんも、一番、胸が大きい恵も、何度も上半身を露にする。各人には適切な見せ場が、分け隔てなく用意されている。
　四人以外のキャラクターも、上着が破れれば、他人から乳房と乳首を見られてしまう。
　四人の少女の冒険を彩るファンシーな描写は、キャラクターだけではなく、背景にも見られ、何処からともなく現れた兎が、勝手気儘に動き回る。
　少女の上半身の露出の件に関しては、各人の胸の大きさが物語の展開に重要な役割を果たす、と付言したい。
　下半身の描写は、上半身に比べれば、物足りないとは言え、他人から秘所を弄くられる少女の苦悶する表情と一括して捉えれば、豊富なシチュエーションが描かれているので、読者の本作に対する評価に悪影響を及ぼすものだとは考えにくい。
　アレスタニア以外の国々の話題も、多少、第一巻の中で触れられてはいるものの、四人の異世界での暮らしは始まったばかりであり、第一巻に登場する人物や魔物の数は多いとは言えないが、作者の後書きを読むと、壮大な物語の構想が練られているようなので、三人が地球へ帰還するまでに経験する、破廉恥な出来事や不思議な現象、見慣れない生き物との触れ合い等の場面は、今後、間違いなく、増える、と予想される。
　巻末には、五人分の詳細なプロフィールが収録されている。つまり、第一巻に収録されたエピソードでは服を脱ぐ場面がなかった重要な人物も、第二巻では、何らかのアクシデントに見舞われる可能性が高い、と考えられる。

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投稿者：ぽぽ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

女子高生が異世界に飛ばされてしまうファンタジーものです。車に惹かれて死んだと思ったら、そこは異世界であった。