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乙武さんの再出発
2020/05/31 16:30
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投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る
次は政界進出かと言われる程好感度の高かった乙武さん、自身のスキャンダルで四面楚歌。
1年間の海外生活の後、今回のプロジェクトに参加する。
何気なく行っている「歩く」という動作が手足がない乙武さんにとっては大変なチャレンジなのが伝わってくる。
「歩いた」記憶がない という事が高いハードルになる
言われてみればその通りなのだが、言葉で表現すると大変難しい事を乙武さんの文章力で共感できた。
挑戦はまだ始まったばかり。
次は膝を使ったレポートを楽しみにしています。
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生まれつきの障害児は、わけも分からず将来のためと訓練を初めることが多い。
今回の本は乙武氏が手と足をつけて歩くプロジェクトだ。このプロジェクトを大人になってから開始しているので、専門家がプロジェクトについて書くと、評価目線で書かれていることも多いが、当事者目線でがプロジェクトの過程が書かれていて読みやすかった。
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両膝がない、両手がない、歩いた経験がない。歩くことに関して、私の身体は「三重苦」…。「乙武義足プロジェクト」の全貌を紹介する。Webメディア『note』『FRaU Web』連載を加筆し書籍化。
いろいろあったけどタイミングが合ったのだなと。
努力の人ですね。
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健常者の記録をテクノロジーの力で超えるパラアスリートや、速さに魅せられて残りの足も切断したがる義足アスリートの話に驚き。生身では登れない岩を義足で越えていく登山家等、攻殻機動隊の世界に片足突っ込んでるなと思った…義足だけn
テクノロジーの進歩とともに障害者に憧れる健常者も出てくるのだろう。
歩いた経験のない乙武さんが歩くというハードな挑戦は、義足技術を進歩させるための使命を負った国家プロジェクトでもあったんですね。こんなに多くの人の思いと力が結集しているとは。正に我々の未来がかかっている。
乙武さんは運動神経も良く、物事の感覚を掴むことも得意そうですが、さすがに「動的歩行」の獲得を求められたエピソードでは、「そんな無茶な…?」と思わずにはいられなかった。
義足で歩くということは体力も使うが、どこの筋肉に力を入れてどこに体重をかけてどうやってバランスを取り、かつ自然な歩行に見せるかということを一瞬のうちに頭で計算しなければならない…と思うので、頭も疲れそう。
それでもやはり地道に特訓を積み重ね、歩行記録を伸ばしていく乙武さんは流石だ。何より「みぞおちで歩く」「背中から肩はリラックス」などのアドバイスに、一瞬でイメージを閃き実行できるのはすごいと思う。
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SNSで 乙武義足プロジェクト をずっと見ていたので、その裏側でどんなことがあったのか知れてとても面白かった。
一番高い竹馬に両手を縛られた状態で乗って歩く
ほどの難しいことをやってのけた乙武さんとプロジェクトチームの皆さん。すごい!
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乙武さんが、疑問を抱きつつも、自分に与えられた役割を受け入れ、葛藤しながら取り組んでいく様が素直に語られていて、とても良かった。身体感覚の変化という観点でも今後も注目したいプロジェクト。
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やっぱり乙武さんってすごいと思った。自分のためではなく、人のためにできる人ってなかなかいないと思う。