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カフェで泣きながら読んだ。
認知症ってマイナスなイメージしかないけど、そんな時もポジティブな信友家は本当に明るいし自分の親にもいつかこんな時がきたら、悪い方にばっかり考えずに、少しでも面白く、楽に、楽しく、色んな知識をつけて周りを頼って、最後まで愛いっぱいで過ごしたいな。広島弁が余計に親近感湧いて、少しのニュアンスも方言によって余計伝わるものがあったし、余計に自分の祖父母や両親を重ねてしまった。ほっこり温かい気持ちになった。まだ生きてる祖父を心配してる自分の親にも是非読んで、少しでも気楽になって欲しいな。
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#読了 # 信友直子#読書好きな人と繋がりたい 久しぶりにミステリー作品やホラー作品以外の作品を読みました。
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著者のお父様が、お母様の変化に自然に的確に対応できる素晴らしい方だと思いました。
「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットでみれば喜劇だ」
渦中にいるときは、何でこんなにつらいのだろうと思うことも、後で振り返れば笑い話になる。笑い話にまではならなくても、あのときは大変だったけど、それがあって今があるからまぁいいかと思えるようになる。そのようでありたいな、そうなれるよう目の前のことに一生懸命でありたいなと思いました。
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映画を見て、夫婦愛や、認知症になってもなお、子を思う母の愛情に感動し、本も読みたくなり手にしてみた。
何度もウルウルして、ラストは号泣だった。
続編も読もう。
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ディレクターである筆者が、自身の母の認知症と、その頃の家族の様子を記録した本。
「介護はプロとシェアしなさい」という一文が印象的だった。困ったら地域包括支援センターへ。
本作は、長年連れ添った配偶者がいて、子を育ててきたお母様の様子だったけれど、独身者がそのまま歳を取って認知症になったら、誰が助けてくれるんだろうと思った。
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認知症の85歳の母を、93歳の父が介護する。老老介護、遠距離介護、介護離職などの現代的な問題を取り扱った、映画化もされたノンフィクション作品。
自身の親の衰えをカメラで追い続けるのは映像作家ならではの業を感じたりもした。
うちの両親はいずれも早くに(60代前半と70代前半)亡くなってしまったので、介護らしい介護の経験をすることが無かった。
なので、この作品は親の介護という視点よりは、自分もいずれこうなるという視点で読んだ。
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映画を観て信友さんのお父さんお母さんってどんな人なんだろうと気になっていたので、読んだ。
3人の固い信頼関係があったからこそ、あの映画が生まれたんだなと改めて感じた。
お父さんは本当に柔軟な方だと思ったし、信友さんとお母さんは本当に仲が良かったんだなと思った。
第15話で信友さんが認知症のお母さんと向き合ううちに気づいた「救い」として、認知症は徐々にお母さんを変容させることで、少しずつお別れをさせてくれているのだ、という記述がある。
書くのに悩んだとあるが、書いて下さってありがとうという気持ちになった。
すとん、と腑に落ちたような気持ちにもなった。
矢部太郎さんの漫画『ぼけ日和』でも、認知症のことを「ロンググッドバイ」というと書かれていた。
「人生はクローズアップで見ると悲劇だが、ロングショットで見れば喜劇だ」というチャップリンの名言を忘れずにいたいと思う。