紙の本
『空に向かって走れ!』
2020/01/13 18:59
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
運動会の4×100メートル学年別クラス対抗リレー
4年3組の炎チームになったのは
走るのが大好きなみなみ
本が好きな雄大
ピアノが大好きな愛理
走るのがこわい晴樹
クラスでいちばん足が速い女の子から
クラスでいちばん足が遅い男の子までの4人組
走ることもリレーもバトンも「こわい」という晴樹を巻き込んで
「よーい」
先生の声が響いた。
次の瞬間、「すべて」がはじけた。
大地をけって、あたしは飛び出した。
“スポーツの楽しさやよろこびを おはなしを読んで感じてみよう!”
一流の童話作家とイラストレーターがコラボした講談社のシリーズ「スポーツのおはなし」全10冊のうちの1冊、2019年11月刊
同時発売に「空手」(くすのきしげのり)、「卓球」(吉野万理子)
以下、「テニス」(福田隆浩)、「野球」(あさのあつこ)など、2月にかけて刊行の予定
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スポーツのおはなしシリーズ、「リレー」
くじ引きで決まったリレーのメンバー。
それぞれの4人の思いを、真っ赤なバトンで繋げ‼︎
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手に取る機会があって読んだ。
4年3組の400メートルリレーのおはなし。
みなみは、陸上クラブに入っていて、クラスでいちばん足が速い。
雄大は、読書が好きで、クラスでいちばん足が遅い。
愛理は、ピアノが好きで前向き。
晴樹は、関西からの転校生で英語が話せるけれど、走るのがこわい。
そんな4人がチームになった!
中学年向けの本(3年生から読める感じ)って、創作が難しそうだなぁと思いました。
物語自体はおもしろかったけれど、約70ページに絵がかなり多く入っているので、文章は実質50ページくらい。
物語は、チーム決め、練習、クラスの代表チーム選抜までで、この中にみなみや雄大の家庭の話も入れているから、ちょっと無理矢理な気がしてしまいました。
それぞれの事情ってあるよね、という現代的な感じはしたし、みんなの成長は感じました。
長距離や短距離どちらに向いているかというのはあるとか、巻末の「リレーのまめちしき」は良かったです。
リレーでは、一人の足の速さよりバトンの受け渡しが大事って胸アツ。
私が昔 習ったバトンパスは、右手で受け取ったらすぐ左手に持ち替えて走り、次の走者には左手で渡す、という方法だったけれど変わったのかな?
東京オリンピック・パラリンピックに合わせた2019年の出版だから仕方がないけれど、雄大のお父さんが「このあいだのリオデジャネイロ・オリンピック」と言っているのに違和感がありました。
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スポーツの楽しさやよろこびを、お話を読んで感じてみよう! 4年3組で運動会のリレー走のチーム分けが決まった。走るのが好きだったり、苦手だったりする、みなみたち4人の運命は…。リレーのまめちしきも収録。
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僕は今、徒競走をしていて、1回目の時は4位だったけど、今日は3位だったので、本番の時はせめて、2位はとりたいです
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3年から。何度も再読。大好きな本です。走るのが大好きなみなみは、みんなにとって快活な勇敢なヒーロー。走るのが怖いはるきの救世主に。このあとは絶対に、高学年になったら続きの午前3時に電話してを読むべし!
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図書館本。長女のリクエスト本。リレーで走るその描写や、心理の推移、など、その臨場感たっぷりに。作文にも活かしてくれたら。