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先輩からなんとなく聞いていた本がaudibleにあったので試読がてら購入し拝聴。
流し聞きではあったが、単なる見てくれのデザインとはかけ離れた、そもそもの価値の創造・設計についてのデザインの意義深さを改めて感じさせられた。博報堂のクールビズの事例など身近な例もあり具体的に想像できた。
内容が盛り沢山だったので、2週目も聴いている。
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「デザイン思考」とは何かを、その世界の第一人者である著者、ティム・ブラウンが説明した本。
デザイン思考の概念や歴史に関する説明がメインで、具体的な方法論等が書かれた本ではないが、情報技術の発達により社会が急激に変化し、問題がより複雑化している現代において、取り入れるべき考え方だなーと思った。
プロジェクトを推進する時には、現場での洞察から着想を得て、すぐにプロトタイプの作成に取り掛かり、テストを行いながらフィードバックを受け改良を重ねていくというアプローチは、場合によってはとても有効だと感じた。
生活や仕事にこのプロセスを全て導入するのはハードルが高いかもしれないが、「簡単なプロトタイプをすぐに作成し、関係者とイメージを共有する」のはすぐに実践できそう。
(P.292)人生をプロトタイプと考える
“実験を行い、発見をし、視点を変えることに喜びを見出す。一瞬の経験であれ、物を生み出す喜びを感じよう。報酬は、世界の消費活動や金銭ではなく、創造の繰り返しあると考えよう。”
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デザイン思考の豊富な事例に触れることができたのは有益だったが、各事例においてデザイン思考がどのように役立ったのか、デザイン思考の方法論はどのようなものなのかについての説明が薄かったのは残念。
デザイン思考の趣旨としては、従来型の論理的思考によらない、観察、実験、ストーリーを重視する方法論だと理解。プロダクトやサービス開発への活用が主だと思うが、行政サービスの設計にも使えるのだと思う。この辺りは他の書籍で勉強したい。