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古野まほろ『老警』。小学校の運動会で発生した無差別殺傷事件。犯人は警察幹部の父を持つ引きこもりの男、のはずが…。地方警察本部で警務部長を務めるキャリア佐々木由香里が事件の真相を追及。緻密な推理、意外な真相に一気読み! 結末は予想外、そんなぁ
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「新任巡査」から始まる愛媛県警?のシリーズ、大好きです。
筋が見えてからのくどいこと!嫌いじゃありません。
古野先生には、若い女子がいっぱい出るやつより、やっぱり警察組織のがんじがらめのやつを書いてほしいです!
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2020/03/08 読了。
図書館から。
社会的にも問題になっている引きこもり問題。
まさかの通り魔二段重ねでしたが、
気の毒なのはこの場合、誰になるんだろう…。
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図書館で借りた本。家庭内暴力・引きこもり・精神障害の32歳の息子を持つ公務員。妻は息子の暴力から守る為、遠方に隔離。近くの小学校の運動会の予行練習がうるさいと文句を言い始めた息子。という序盤の流れは例の事件を思い出す。胸糞悪い引きこもりの息子をどうするのか?例の事件のような結末かと思いながら読み進めたら展開は違う方向に。教育バカで挫折を許さない親がモンスターを製造するのかもしれないのと、警察一家の隠匿体質。ミステリー的には、終盤はちょっと強引さも感じた。
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警察組織を知るまほろさんらしい組織論と緻密な推理にワクワク。ただ、後半のくどい推理の押し付けにも関わらず間抜けな主人公の振る舞い、そして救いのないラストにはガッカリ!予定調和のないフランス方式は勧善懲悪、判官贔屓の日本人にはツライ。タイトルはゴンゾウでは。
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63これまでとの連作っぽいけれど、読み応えはいちばん!最近の小説みたいに最後の20ページからの解説もどきが少し物足りないかな。由香里警務部長はソファー探偵ですな。
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定年退職前後の警官たちを指すタイトルと思われるが、Lao jing とルビを振る意図が分からない。台湾あたりの話かと勘違いしただけに肩透かし。
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文章がくどくて読みづらかった。
例えば状況説明や人物の生い立ちを、登場人物に語らせるんだけど、同じ内容のほぼ変わり映えしない同じ文章を別の人物に語らせるなど、これ、読んだよね?という文面が度々見られた。
視点を変えた必要な部分というわけでもなく。
また、最後の説明もくどすぎた。
ただストーリーとしては嫌いじゃない。
結末は好みじゃ無いわー
結局これ、海に2人を沈めたわけでしょ。
後味がかなり悪い。
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老警。単行本で「lao jing」とルビがあったので、もしかして「中国の老いた一警察官が巨悪に挑んで政治も絡んでぐっちゃぐちゃになるけど最後は解決してすっきり」みたいな話かなと思うじゃないの(思わないか)。でも全然違った。それはともかく、昭和くさい同人誌みたいな文体でウザいし、書いてる本人だけが楽しんでいる内容が延々続く。それでも最後まで読んだのは何故「lao jing」なのかがいつか明かされると思ったからだけど……読み終わって、ふと文庫版を見たらルビは「Ro-Kei」になってましたよ、あほくさ。読んで損した。
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はじめての作者。
うーん、選んだ本が残念だったのか。読みづらくて、途中でリタイアしました。
文庫化されていたので興味を持ちましたが。。
こういう作風なのか、他の本も読んでみますが、ひさびさに残念な出会いでした。
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文章もくどいし、そんなに面白くはない・・・
のだが、一晩で読み切ってしまった。
久々に読むミステリーだからか、それとも引きこもりによる犯罪物だからか。
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組織の恐ろしさを思い知らされる一冊。
実際のところは知らないですが、もしかしたら知らないだけで実態は書かれているのと変わらないのかもしれない、と思うと恐ろしい。
犯罪者として死んでいった男性の本当の理由はとても悲しく、息子の汚名を注ぐこともできず死んだ父親も悲しい。
正義のために奔走し組織から捨てられた女性のやりきれなさ、現実の厳しさと組織の恐ろしさを存分に堪能できる一冊です。
さすが!の一言。