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温かい雰囲気の
2020/09/30 07:11
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙だけど、お話は、ライトな謎解き!という感じではない。だけど、たまには心に寄せておきたいテーマだなと思う。
コロナ禍で、「こども食堂」が運営できなくなっていた所もあったので、今また考えたいテーマだ。
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児童相談所や子ども食堂からはじまる、子供の問題あれこれ。
そういった難しい問題に麻野の母親の問題も絡み、結果的に苦味は残りながらも温かくてやさしいストーリーだったなと感じた。
子供たちは大人の都合に巻き込まれて被害者になってしまう。色々と考えさせられる。
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現実にもありそうな話だった!
子供達がこんなに悩んだり
不安だったり嫌な思いをしてることが
沢山あるんだなって思った‼︎
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子どもにまつわる様々な問題がテーマだった。重い…。
本当に今は、たくさんの問題があり、でも、それをなんとか解決させたい、ひとりでも安心して成長していけるようにしたいと思う人がいることが救いであり、希望なのだと思う。ひとりひとりに安心していられる「居場所」を!
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フィクションと分かっていても、虐待など子どもに降りかかる災厄の話を読むと心が痛む。
今回はどの話も子どもが関わるものだったから、余計胸に来た。
子どもによる介護、子どもが兄弟へ行う虐待など、扱う話もただ子どもが可哀想というものだけではなく、子どもが、ひいては社会が抱えた問題点にも踏み込んでくるものもあり、やはり容易く読ませてくれないシリーズである。
スープの味のように奥深く、考えさせられる。
今回は子どもの話ということもあり、露ちゃんが大きく関わってきたところが新鮮な点。
最終的には麻野さんが謎解きはしてくれるが、積極性はいつもより低め。
ややこしい展開の中、実母との確執も関わってくるから、彼としては動くに躊躇するのもやむなしか。
その分、理恵さんが色々補っていた印象。
さり気に夕食にお呼ばれしたり、露ちゃんの保護者役が自然になっていたり、前巻ほどの衝撃はなかったものの(赤面する麻野さんは今でも衝撃的)確実に理恵さんと麻野親子の家族度は上がってきている。
相変わらず美味しそうなスープも、奥深い謎解きも気になるが、この三人が家族になるのかも気になって仕方がないシリーズである。
毎回言っている気もするが。
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本屋さんで手にとったとき、タイトルからしてシリーズものだと判明。
あえて過去作品は読まずに購入しました。
一番印象的だったのは、スープを食べる時の描写が「ズルい」と思ってしまうくらい、丁寧に書かれているので食べたくなってしまう!!
こんなスープ屋さんが近くにあったら、そりゃ毎日通いますよ。
スープ屋さんの店長と主人公の女性のラブロマンスっぽい展開にいずれはなるのかな、、と思わせる描写もあり、ラブな要素を求める方にも満足できるのかな、と。
ただ推理として、ご都合主義というか、推理小説、、とは言い難いほど、浅いもののような。
まあ重厚さを求めなければ、問題ないと思います。
ドラマ化してもいいんじゃないかな。
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どの話も切なかった。特にラストの代理ミュンヒハウゼン症候群だけは信じられない。自分の子供に毒飲ませるなんて…これも虐待なんだけど、どれもやるせない気持ちになった。浅野と母との再会も苦い物だけど、少しだけ近づいたのかな?理恵と浅野も出会って3年。そろそろ進展が欲しい所です。
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ひさびさに読んだスープ屋しずくシリーズ。
お母さんとのことが進展してよかった…けど、なかなか進まない恋の進展w
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今回はテーマが重い。
さらっとは読めてしまうけど、切ないなぁ。
シリーズが始まった頃は、こんなに重くなると思っていなかっただけに、今回は衝撃的だった。
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重いテーマなのにお腹がすく不思議というか、スープがなかったら重すぎて読むのが辛かったに違いない、このシリーズならではのバランスのとり方。
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スープ屋「しずく」のシェフ、麻野。
料理をしながら数々の謎を解いていく。
今回は、ある出会いにより子ども食堂を手伝うところから物語が始まる。
ヤングケアラー、親子分離、虐待、非行…
相手が子どもなだけに読んでいてとにかく辛い。
子どもたちを救おうと一生懸命な人々の姿に頭が下がる。
推理していく麻野さんの心の傷も心配。
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今回は全編通して子供への虐待にまつわる問題と麻野さんの母親との和解がテーマ。虐待する親が悪いのは勿論だけど、罰するだけじゃ解決できない問題。不倫するのは勝手だけど子供に悟られるなよ、危うく子供が犯罪者。子供なりに考えたり悩んだりしてるんだから。麻野へ露のコミカルなツッコミ好き、お味噌汁の高級具材そりゃ美味しいわ。露に頼られ、任されている理恵、目立つ進展は無いけど麻野の特別な存在になっていると思う。次巻では二人に進展あって欲しい。
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ちょっと今までのシリーズとは違うテイストというか、子どもたちの傷が絡んでくるだけに重い。
子どもは真っ直ぐですね。
だからこそすべてを正面から抱え込んでしまう。
麻野さんの謎解きで救われた子どもたち。
抱えなくてもいいようなものまで抱える姿は胸が痛かったです。
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スープ屋しずくの美味しいスープと日常の謎解きのシリーズ。
現代社会で問題となっているものをテーマに書かれている短編連作。
今作は児童虐待や児童相談所、子ども食堂に関わる内容。
かなりライトに書かれているけど内容は重く、現実ではこれよりもさらに何倍も何十倍も大変なことが起きてるんだろうと思う。
スープ屋の店主がもともと子供の頃虐待されていたので、そのトラウマや元凶となる母親との関係が見直され進んでいくような展開に今後なるんだろう。
その一つの区切りとして、虐待のテーマを取り上げているんだと思う。
出てくるスープが変わり種で、使われてる具材の栄養素も紹介されている。
レシピは書かれていないが、具材から推測し似たようなスープが作れそう。
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【収録作品】第一話 子ども食堂とふさぎこむ少女の秘密/第二話 揺れる香りは噓をつかない/第三話 夕焼けに消えた泥棒の謎/第四話 非行少年の目的地