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2023年7月7日、図書館で取り寄せ(東久留米市立図書館)
3/3
2023年7月23日、東久留米市立図書館から取り寄せ
憎き野村證券の創業者の伝記である
京都に縁があるのか、、
・野村得庵
・蔦葛 つたかつら
・相場は狂せり
この3冊を元に分析されているらしい
行間の隙間が適度に空いていて読みやすい
母のトキは武士の出で、武士は人の値打ちは金をどれだけ持ってるかではなく、どれほど正しく生きているかだ。
腹違いの姉トキと同志になり、恋愛相談するのは同じく腹違いの妹のいる私にとって羨ましかった
「古代から恋は名前を呼ぶことで始まって、成就する、距離を突破ら一番の道だ」メモメモ
屈辱を忘れない徳七は真贋の見分け方を磨きに磨いた。負けるものか負けるものかと心に念じて暇があれば銀貨・銅貨を見分けていった→株の決算書で起業分析するのに繋がるかも
浄土真宗の親鸞は夢で悟った。「女人禁制がそんなにつらいなら観音の私がお前のそばにいき女になって生まれ変わりお前の情欲の相手になろう」→私も先日、自分のコンプレックスと異性が出てくる夢を見たので親近感
先日、プレジデントで成功者は不倫しないって見たが初代・野村徳七もタキに一途だったらしい
信之介(2代目・野村徳七) は喧嘩には負けたくなかった。火がついてしまう性格だった。
88 信之介は親戚の証券会社に入社したところ、良くない点がいくつも見つかりそれを自分の会社では活かした。会社は若い人で固め、そのもの達を研修で鍛え一糸乱れずに動かす
危険この上ないことだが、しんのすけには自信があった、そして危険なことに近づく、痺れるような感覚が、しんのすけの体を高揚感と共に走った、相場のコツは覚えた、罫線でも早耳でもない、俺独自のやり方がある、今まで半年間は負けてないのやから勝てるはずや、よしいてこましたれ
桜の枝を折るのは公共道徳違反、、
実三郎は器用だから後継にしたら会社はそこそこいくけど、それ以上は伸びない。信之介は違う、会社を100倍1000倍にするのは信之介だと読み切った母親のタキの見る目はすごい
129 株式は科学や。経済状況とそれぞれの会社の収益状況その予測によって変化し株価に帰結していくそれを会社として研究分析調査する部隊がいるまぁ調査部やなそれを作っておかなあかんそうしないと外交員を増やしたところでいつの間にか罫線と早め見に行ってしまう外交員が頼むべき物を会社が準備しておくわけやこれが平坦(へいたん)というわけやそして会社としての先の見通しと銘柄を投資家にはっきりと示し外交するのや。
2023年7月28日
133 テレアポの走り。100件電話して3件アポが取れればいい方。この3件で1件が顧客になるかどうか。→この辺は今と変わらない
なぜ電話をかけ続けるかと言えば、それは顧客の嗜好が突然変わるからだ、その時に当たった外交員にはあっけなく顧客ができるように感じる、しかし顧客が変わるという実感は終わりのない作業をし続けて、突然���客ができて分かるのだ、特筆は自分でやってそれを実感した
特筆は郊外に外交することに決め、医者の新規開拓を志した、やり始めて驚いた田舎の人は純朴というか電話口に出てくる容易に会う約束がとれる最も会う約束が約定に繋がる確率はどこでも同じだが、約束が多くなれば約定の確率は増えていく、驚くほど素直に、特筆の言うことに耳を傾ける、株式の話を聞きたいが、そういう話をしてくれる人がいなかったからだろう
143 数字は人格や数字をあげん奴は人格が無いんと同じや
千件で一件なら積み上げていけばいいじゃないかと素人は思うかもしれないが電話約束ができない限り残りの九百件で虫鳩を軽蔑を浴びるその蓄積された疲労は大変なもの
つらい営業活動してる社員には金で報いて給与・報酬は業界1、一体感のある経営を与える。この2つ。
148 新聞記者は嫉妬とどす黒い僻み視野の狭い見方から抜けられない、株、やは何だろう、ガラの悪さと嘘を平然とついて恥じないような鉄面皮それだろうと思う
用談は5分以内にせよというのは特筆の持論で、できないものはアホであると常に言っていた報告も結論を先に言えとイライラして叱りつけるので、部下は尚のこと、立ち往生する
閑散は仕込みの機会
163 目の前で見てから得心するのはアホのやる事や
高橋安二郎 相場師
ダムが決壊して、午後5と流れる水温が聞こえないのやろな
173 喧嘩の時、口攻撃してきたらこう受けてとか言うやろあれは嘘やねん。喧嘩は一撃で終わってしまう。つまり先に仕掛けた方が勝つねん、先に仕掛けるのはきれかってなければ仕掛けられへんのや。だから仕掛けた時は終わっているのや
経営の徳七=林さん、現場で営業マンに発破かける実三郎=山内さん、て感じ
会社の金とかの資源をどのぐらい大きくまで動かせるか?が役職の裁量権なんだな
不動産仲介業には今でも利益相反という概念がない、不動産を売る側買う側から3%ずつ手数料を取り6%稼ぐ
営業は口やない、誠心誠意一生懸命説明して嘘を言わんそれだけや
相場のあらゆる格言が実体験の物語として書籍化されたものである
高校時代にナンバーツーみたいな立場で、後輩だった岩本が政治も上手くなり、経営を成功させていた
徳七が半年の海外旅行に出る、モルガンの話をする
358 浄土真宗はお墓がないねん。浄土へ行くのだから、お墓はいらんねん。一生懸命この世で働いて誇り高く生きて寿命がきたらお浄土へ行く。それだけや、残った人や物に未練を残したらあかんねん。ほんまにようやった。後は行く時に南無阿弥陀仏言うて仏さになお任せするんやお浄土でみんな待ってるさかいな
2023年7月29日、203頁まではちゃんと読んだが返却日なので残りさらっと。
調査部を立ち上げのため、大金をはたいてニューヨークへ出張行く徳七。モルガンには会えなかったが調査部の重要性を確信。
237頁まででギブ
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購入した本。改めて証券会社の歴史を知るため購入。
「まだはもうなり、もうはまだなり」人の逆をやらないと儲かるものも儲からない。野村證券を作った2代目野村徳七は極端すぎるほど猪突猛進な人柄であった。
相場が悪い時ほど顧客へ連絡しないといけない。その時は火に油を注ぐだけだが、冷静になった際に、営業マンの誠意ある対応を思い出す。
銀行と証券の未来や起業当初から株式調査部を設けるなど先見性が大いにあった。
重鎮と呼ばれる人には、「恐れずに正直に真っ直ぐに言ったほうが伝わる」
「景気が良くなると株が上がるのは間違い。株が上がるから景気が良くなる」髙橋是清の言葉。
「大事なことは人よりも一歩先んじること。先んずるには勇気と知恵がいる。その勇気と知恵を失ってはいけない。前に出て猛進する」
タイトル通り、野村の創業者は狂であった。ただこれが成功への一助になる。
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野村徳七の人となりがよく分かる。
人と違うことをしないと、大気は利益はとれない。その分リスクをとる必要がある。