電子書籍
ありそうなこと
2023/08/26 20:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
結局、仲良しの兄弟姉妹でも、親が亡くなって、相続、つまりお金が絡むとこうなるなーみたいな始まりです。実際、自分は、こういうのを仕事で経験してるので、身につまされました。
紙の本
相続が争続に
2022/10/11 10:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖父の葬式に現れた青年が祖父の隠し子だった?そのことが原因で法学部に通うりんは相続について勉強し始める。りんは仲がいい親族に限って相続の争いが発生するとは考えていなかった。しかし、日が経つに連れ、叔父叔母が希望を口にし始めてから、相続の問題はこじれ始め・・・・・。
相続は難しいですね。遺言があっても現金がなければ混乱を及ぼしますし。実家はなんとか残ってよかったですね。
紙の本
真壁家の相続
2021/09/10 10:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『私、定時でかえります』の朱野帰子の本。ごく平凡な家庭の相続にまつわる物語。
主人公である法学部の女子大生の祖父が他界して、物語は始まる。女子大生の主人公が、法学部と言う事で行司役を任される。昔から祖父が住んでいた小さな家だけが遺産。概算、1200万円。それを息子,娘で分けるのだが、各自エゴを出して纏まらない。
こう言う本を読む度に遺産より、やっぱり兄弟仲良くが一番と再確認する。
投稿元:
レビューを見る
ある日、大学生の真壁りんは、祖父の死を知らされる。急いで葬儀会場へ向かい、真壁家の一族が集まったところで、一人の青年が現れる。彼が「隠し子」と名乗ったことがきっかけで、一族は揉めに揉めることに。
一人一人はいい人なのに、相続の話し合いで一族は崩壊寸前にまで陥る。
真壁家一族で笑い合える日々を取り戻す為、りんが解決に奔走する!
ドロドロの遺産相続のお話でした。
ほんの少しの財産しかなくても、お金を前にすると豹変する親族たち。
少し引いてしまうところもあったが、これが現実なのかな!?という気もした(^^;;
やや冗長と感じたので★は3つで。
投稿元:
レビューを見る
<勝手に、現代の作家・作品を発見ツアー中>
朱野帰子さん初めまして、です。ですけどかえるこさんなんて面白いペンネームですね。
ありがちな内容ですが、面白かったです。ぐいぐい読ませます。ミステリー風なプロットも、題材(ひとのうちの相続の争族は興味津々)も当たりです。わかりやすい文章なのに行間も感じられて親しみを感じました。
投稿元:
レビューを見る
祖父・麟太郎の突然の死から話は始まる。麟太郎の孫で法学部の大学生・りんは、親族たちが集まった席で祖父の遺産の相続手続きを成り行きから引き受けてしまう。遺産といっても古い家とわずかな貯金しかないんだからと高を括っていたりんだが、麟太郎の隠し子だという青年・植田大介が現れると次第に話は紛糾し、仲良しだと思っていた真壁家の人々の相続をめぐる醜い争いが始まる・・・
「駅物語」から注目していた朱野帰子さん、今回もなかなか抉ってくれました。
小説家の植田大介の実体験に基づく小説を作中に入れ込みながら、相続というものの恐ろしさ、親族であるが故のこじれたときの修復の難しさをひしひしと感じながら読みました。
うちは遺産なんでないから大丈夫と安心しきっている人にこそ、読んでもらいたい作品です。骨肉の争いにならないためにも、温かい思い出を醜い諍いで汚してしまわないためにも、それぞれがあとあとのことをしっかり考えて、できれば生前に冷静に話しておくことが大事なのかな・・・という感想。
ラストは小説だからこそで、実際はもっとドロドロするのかもしれないけど、フィクションではこのくらいで勘弁してほしい。そう来たか!の爽快感は小説ならでは。
家って、家族って何だろう?というごく当たり前なことをしみじみと考えるきっかけになりました。
投稿元:
レビューを見る
内容としてはよくある相続の家族揉めだけれど、ピンとこない他人事に捉えてる人が読むと読後は自分のところはどうだろう、と考えてしまうだろう。介護した人が家族に認めてもらえないという状況は辛いけれど、実際には介護する立場にならないと理解できないというのが現実。介護疲れ、老々介護など社会問題となりニュースになることも多く、財産がある人は後に残された者の為に準備をしておく必要がある、と感じた。
投稿元:
レビューを見る
相続がいかに難しいことなのか、というのを感じました。
話はとても読みやすく、また最後がすっきりで後味が悪くなかったのがよかったです。
我が家はもめないように、、、。
投稿元:
レビューを見る
法律を専攻する女子大生のりんが主人公。
父親が出て行った家庭で母親がパートをしながら祖父の介護をしていた。その祖父が亡くなり、祖父の遺産相続をめぐって仲の良かった親族が揉め始める。
介護や遺産相続といった誰もが直面する問題。
どろどろしたところもあるストーリーだったが、結末のバタバタとコミカルな感じは好印象だった。