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今回は音楽関係ではなく、経済や建築などでした
幅広いですね
最後の玄太郎さんの嬉しそうな様子が可哀そう
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さよならドビュッシーが好きだったので。
軽い推理小説の短編集。
全部探偵役は同じで、長編では詳しくわからなかったお爺ちゃんと介護士の関係がよくわかる。
さよならドビュッシーと一緒に楽しめる。
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5編の短編ストーリー。さよならドビュッシーの前の話。玄太郎爺さんが主人公なんだけど、本編冒頭で亡くなっちゃうのが分かってるし、複雑な気分でした。
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シリーズ3作目。今回は「さよならドビュッシー」の玄太郎おじいちゃんが主人公になって大活躍。最初から元気いっぱい玄太郎節が炸裂してます。物語は資産家に成り上がるまでの軌跡、脳梗塞と車椅子生活、介護者みち子さん、岬洋介との出逢いなどが描かれる。メインのミステリーも面白い。所有する物件から死体が発見され、完全密室での犯行。警察の不甲斐なさを嘆き、介護者みち子さんを巻き込んで犯人探しに乗り出す。。「要介護探偵の冒険」など、5つの事件に挑む短編ミステリー。厳しくも筋の通った、憎めない玄太郎おじいちゃんの魅力が感じられる作品。最後まで読むと一巻の「さよならドビュッシー」につながってます。
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いい意味で、頑固じいさん。むちゃくちゃなんだけれど、信念があってとても好きです。最後のシーンが、さよならドビュッシーを読んだ後だととても悲しい。
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「ぉ、音大講師探偵?岬洋介シリーズの最新作か!」と思って購入してみたら、実は「さよならドビュッシー」にちょっとだけ登場した香月玄太郎翁が主人公でした。スマートな振る舞いながら、決めるときは鋭く真相をズバズバ指摘する岬洋介の姿を期待してしまったため、最初は少々ガッカリもしました。
が、読み始めると玄太郎じいさんが何とも面白いキャラで… 好々爺とはほど遠い、磯野波平を百倍かんしゃく持ちにしたような性格で、体裁とか世間体とか、くだらない世事などではなく、本当に正しいことを貫き通すそのまっすぐさが魅力的で素敵でした。(周囲の人物の反応などで少々都合の良さを感じてしまったところもありましたが。)
短編集の体裁で、岬洋介も最終話で登場するのですが…「ジョジョの奇妙な冒険」に登場した悪の帝王ディオばりに、車道が混んでいて埒が開かないからと人があふれる歩道を車で走ろうとする、本編では見せなかった突拍子もない行動に、会社の昼休みに読んでいたのですが思わず吹いてしまいました。ここまで天然なキャラだったとは…ますます岬洋介主人公の新作を読んでみたくなりました。
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とにかく感想は、おじいちゃんかっこいい!これにつきます。
こんなかっこいいおじいちゃんが「さよならドビュッシー」では死んでしまっているということが惜しまれます…
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玄太郎翁すてきです。近くにいたらちょっと苦労しそうだけど・・・。
介護者のみち子さんも素敵。
この後に「さよならドビュッシー」の本編へと続くと思うとちょっと胸がざわつきます。その息苦しさも やられた感が・・・。
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まさに前奏曲。
ここから『さよならドビュッシー 』へと続いていくかと思うと…切ない。
玄太郎翁の物や人を観る目の確かさがカッコいい!!
何て魅力的な人なんだろう!すっかりファンになってしまった。
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人間の欲望や弱さみたいなものが色々な形で渦巻いていたように感じた。それに正面から体当たりで一喝していく玄太郎が清々しい。厳しい言葉を浴びせたり怒鳴っていても、相手を思っての言葉であることが多かった。けれども、少し寂しさの残るラストだった。
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目次:要介護探偵の冒険、要介護探偵の生還、要介護探偵の快走、要介護探偵と四つの署名、要介護探偵最後の挨拶、解説 千街晶之
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相変わらずカバーデザインが好みですこのシリーズ。
さて、前奏曲ということで「さよならドビュッシー」以前の話。そして本作の主人公は岬洋介ではなく「さよならドビュッシー」に少しだけ登場した香月玄太郎翁。
癇癪持ちでよく怒鳴り散らす、実際に身近にいたら大変だろうなと思わずにいられない玄太郎だけどなぜか憎めない。憎めないのは玄太郎が一貫していてぶれないからでしょうか。
収録作品の「要介護探偵最後の挨拶」の最後のシーンは「さよならドビュッシー」に繋がっていて物悲しい終わり方。魅力的なキャラクターなだけに少しさみしいです。
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玄太郎おじいちゃんの活躍の話が読めるとは嬉しい驚き。これを読んで、やっとあの人の「さよならドビュッシー」の動機がはっきりとわかりますね。それにしても自分の周りで次々事件が起こってしまうと、自分の生き方に疑問を持ってしまうと言うのもわかる気がします。とりあえず私の周りで殺人事件が起こっていないのは、日頃の行いが良いからということにしておこう。
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良かった。ミステリとしての要素もさながら、本当に久しぶりにドビュッシーやベートーヴェンを聴いてみたいと思いました。そういえば、魂を揺さぶる演奏・・・小松さんによるピアソラの演奏会を思い出すな〜。
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こういうまっすぐな本って読んでてすごく前向きになれる気がするので好きです。
要介護探偵なんて書いてありますけど、介護の必要なんてあるのっていうぐらい元気な主人公。しかも大人げなかったり、えげつないこともしますが、しっかりと芯が通っていてかっこいい生き方。
こういう風に強く生きたいなーって思います。
さよならドビュッシーを読むと面白さが倍増すると思うので、ぜひ。