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おやすみラフマニノフ みんなのレビュー

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みんなのレビュー413件

みんなの評価3.8

評価内訳

406 件中 1 件~ 15 件を表示

最後が存外あっさり

2023/10/15 10:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りら - この投稿者のレビュー一覧を見る

この方の作品は、割と新しめな作品から読んで今コレなので、というところを加味しても初期作品は勢いはあるが粗削りな感じがした。

それは途中で誰がなどのところがうっすらわかってしまうところ、そして最後があっさり終わったなというところ。
余韻はあるが、現実的にどうおさまったのかは、あれだけ盛り上げといたら読者は気になってしまう。
そこをあえてあの形で終わらせる、という狙いだったのかもしれない。
どっちがいいのかはわからないが、個人的にはややもやっとした。

音楽描写はマニアには感動モノだろうが、用語等詳しく分からないので、すい〜っと読む。
その演奏の合間に、多分絶妙のタイミングで、人物の思いなどが語られているが、これが流れを妨げることがないところはすごいと思う。

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中山七里さんの本2冊目です!

2022/11/19 11:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

中山七里さんの本2冊目です!
「さよならドビュッシー」の岬洋介さんにひかれて読みました。
今回も岬洋介さんが出てきて、うれしい!
とても魅力的な人物だと思います。

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引き寄せられる作品ではあるが、焦点が定まらない

2013/05/19 20:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

クラシック界を舞台にした小説である。ノダメのように劇画から派生したものもあるが、本編の成り立ちはよく分からない。クラシック界といっても本編は音楽大学である。音楽大学での4年生に焦点が当てられているが、こうなると話題となるのは、まずもって就活であろう。

 世間の就職の受給に関係なく音楽大学で音楽関係の職業に携わることは難しそうである。そうはいっても、一般の学部でさえもそれは大きな違いはない。理工学部で卒業研究のテーマをそのまま職業に持ち込める学生は皆無であろう。博士課程で学位でも取れば別であろうが。

 音楽大学で学内での演奏会を開催することになった。そこで指揮者、コンサートマスター、あるいはコンサートミストレル、各楽器のメンバーを誰にするかがオーディションによって決められる。これらが第一の関門である。

 主人公はヴァイオリニストなので、まずコンサートマスターを狙うことになる。そこにプロ・オーケストラから当該演奏会を聴きに来て有望な新人を発掘するという。芸能界ではあるまいし、本当にそんなことをやっている余裕があるのかどうかを疑ってしまう。プロのオーケストラは株式会社ではないので、利益を追求することにその目的を置いていない。どうにも怪しい設定である。そんなことをやっている暇はないはずである。

 肝腎の曲はセルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番である。また、これ以上有名な曲はないというほどの曲を選定している。戦後まもなく映画音楽によく使われた曲で、叙情的なロシア風メロディで一世を風靡したことがあった。最近でも名曲シリーズなどのコンサートではよく演奏されている。

 これを言葉で表現しているのだが、どうもピンとこない。新聞や音楽誌に演奏会評が掲載されているが、あれなどは読んでいても何を言いたいのか全く理解不能である。クラシック音楽の評論家の書く演奏会評ほど当てにならないものはない。精精書けるのは使われる楽器と音の上がり下がり程度であろうか。

 結局私には著者が懸命にラフマニノフを言葉で表現しているのだが、それによってラフマニノフが連想されることはなかった。第1主題、第2主題という言い回し自体が、聴衆が普段使う言葉ではないからだ。

 ストーリーもありそうもない奇想天外な話であった。もう少しもっともらしい内情という業界外のファンに情報を与えるか、どうせ言葉での表現が困難ならば、ピアノ協奏曲第3番にでもした方がよかったように思えた。いっそのこと映画にでもした方が相応しい作品だと思う。

 しかし、この曲の他にもチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲なども登場して、彩を添える効果はあり、ファンとして楽しめたことは間違いない。しかし、ストーリーなのか、業界なのか、一体何を読者に訴えているのかがよく分からない小説であった。そこもノダメと共通していた。

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音楽家の様々な業が、見え隠れする作品

2012/02/11 21:17

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る

 ピアニスト岬氏が活躍する2作目。
 今回は、氏がお勤めの音楽大学が舞台ですよ。

 今回の語り部は、ヴァイオリン専攻の4年生の晶(あきら@男の子)
 でも、ヴァイオリンがメインじゃなくて、オーケストラがメインなので、前作ほど???なところはない、かな。
 
 大学の所有するストラディバリウスのチェロが消えるという事件を発端に、演奏会を邪魔するような事件がおきる。体面を気にする(?)大学は、警察に届けることなく事件の解決を画策するのだが…。
 で、すんなり岬氏が登場かと思えば、さにあらず。
 岬氏は、大学じゃまだ下っ端ですからねぇww

 晶くんのナイーブで、細やかな感情がとてもいい。
 ま、それゆえに、ああそういうことですか、ってわかってしまうんだけどね。
 
 と、前作でこれ以上はないだろうというぐらい格好いい設定のテンコ盛りだった岬氏ですが、まだありました。
 しかし、ここまで岬氏に<業>を背負わせて、作者はどこを目指すんでしょうね。
 あと、結構黒いです。
 前作でもちょっと思ったけど、今回はもうちょっとはっきりと岬氏の黒い部分がでてきている。

 もっとも、「或る水準を超えると人間性と音楽性は別物になる」と示唆されてる感じはあるんですけどね。
 …別物であるから、別物になってしまうからこそ、音楽家はあがき続けるんじゃないのかな。自己の善良性を求め続けることが、音楽への希求になるんじゃないのかな…。

 にしても、相変わらずカードを全部広げちゃってます。
 ミステリー作家として、こんなに豪胆でいいんでしょうかね。ちょっと、心配ww

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2011/09/18 00:16

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2011/09/17 23:12

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2011/09/22 23:27

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