紙の本
今注目のゲーム理論について身近な事例で解説した良書です!
2019/02/28 11:46
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、今注目され、経済学、経営学など幅広い分野で活用されているゲーム理論について分かり易く解説した書です。特に、同書は身近な事例を取り上げ、それに関連した理論的背景を丁寧に説明しているので、興味深く、よく理解できます。例えば、駅前に出店したあの店は成功するのか?その値段は本当に妥当なのか?といったことです。ぜひ、ゲーム理論を理解したい人は読んでみてください。
紙の本
初学者にもおすすめ!
2017/01/27 10:00
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投稿者:ともぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミクロ経済学の知識が少々ある状態でこの本を読み進めましたが、非常に分かりやすく、ミクロを知らなくても容易に理解できるスタイルだと感じました。
何よりも、数式が少なく、実例が豊富。その実例も分かりやすく且つ、ゲーム理論の研究で有名な話に直結するようになっています。
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5章までやった。
本文は分かりやすく、さらっと読めるが、演習問題がめんどくさい。
しかし、演習問題をやらなければ、さらっと読んだだけで、何も残らないだろう。
さらっと読むだけなら、巷に溢れる薄っぺらいゲーム理論本を読んだほうが良いだろう。
がんばろーっ!
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ゲーム理論をはじめるならまずこの1冊を。
他のゲーム理論入門書との違いは,以下だと思います。
平易な説明,演習問題の充実さ,応用例の豊富さ。
応用例は以下のゲーム論啓蒙書からも引用があります。
Dixit『戦略的思考とは何か』
McMillan『経営戦略のゲーム理論』
読者の多様な関心領域を広くカバーしています。
演習問題の多さは,類書より優れると存じます。
(船木先生の演習ゲーム理論という例外を除く)
これを解けば,ぐっとゲーム理論の理解が深まります。
4、5章の以下箇所で,経済学基礎知識が要求されます。
オークション、不完全競争市場
もしこの点に不安があれば,以下の併読をお勧めします。
飯田『経済学思考の技術』
上掲書には,「余剰」の非常に平易な解説があります。
理解の助けなるかと存じます。
本書より上級の書は,著者渡辺先生HPをご参照下さい。
(ギボンズ先生,岡田先生の著作をおすすめします)
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ここ何十年かの経済学は、ゲーム理論と情報の経済学が牽引して発展してきたと言っても過言ではなく、均衡理論にとってかわったような状況ですね。経済学の一分野どころか、経済学の共通言語になったといってもいいかもしれない。ところが、学部レベルや資格試験でのミクロ経済学のテキストでは、ゲーム理論はテキストの後半に1、2章ちょろっと触れられているだけのものが多くて、ゲーム理論の基礎を理解するにはなかなか難しい。でも、最新の経済学の成果をキャッチアップするにはしっかりとゲーム理論を押さえておかないと、そう思って復習してみました。
いままでに読んだゲーム理論のテキストの中で最もわかりやすい。
例示が豊富でイメージがわきやすく、さらに取るに足らないけれど初学者からしたら疑問に思いそうな事項を省略することなくきっちり説明しています。そうした説明が多い分、500ページを超える分量になっていますが、これだけしっかりとした説明があるおかげで、初学者でも十分読み進められると思います。
もちろん、れっきとした大学初級レベルのテキストですから通勤・通学の電車の中で読み通せるというほどに平易なわけではありません。数式も後半になるにつれて増えてきます。それでも、じっくりとゲーム理論を学ぶために必要充分な知識を、最大限の平易さで記述しているところはすばらしい。ゲーム理論的な思考方法の紹介本やゲーム理論の啓蒙書ではなく、れっきとしたゲーム理論のテキストがここまでわかりやすいというのはなかなかありません。
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ゲーム理論の基礎。
ちょっとだらだらした例が多いし、いちいち筆者の顔(学生の頃ね)が浮かぶのが難点なのだけど、がまんして読むと基礎はわかります。
じっくり読んでみてください。
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ゲーム理論入門の決定書。
ページ数が多いが、それは分かりやすさのため。
著者のHPでは教科書を用いた講義のレジュメがあるため、使い勝手がよく素晴らしい。
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ゲーム理論について基礎から順序だって学ぶことができる本です。
複数人における意思決定に関する相互作用などを掘り下げたゲーム理論について、平易な言葉や例を多く使って理解しやすい構成となっています。入門という言葉のとおりゲーム理論初学者にとって適切な本に思いました。
ゲーム理論の基礎的な内容が丁寧に説明されていますが、最後の章ではゲーム理論の発展的な内容の紹介がされており、さらに学びたい人にとって助かる情報になります。
ゲーム理論を学びたいと思った人に手に取ってほしい一冊です。
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この本の最も素晴らしいところは、理論や戦略の羅列・解説に留まらず、抽象的な各メニューが現実的一般的な姿としてどうあるかにまで解説が及んでいるところである。例えば、囚人のジレンマは長期的関係において信頼を形成することで克服しうるが、割引を多く見るプレイヤーには通用しないといったこと等は、直感的にも経験に照らし合わせても理解できる。
先日読んだ『デザインのめざめ』で、数学者の岡潔氏の「数学の中心にあるのは情緒である」という言葉を知ったが、この本で解説されているゲーム理論は正に情緒があり、その情緒が理解できるように表現されている。