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非常にわかり易く、現代のF1を頂点(主にF1を中心に)とするモータースポーツのお金事情を解説してくれています。夢を見るには先ずは現実を直視しろ!と、一部かなり自虐的な部分もありますが、ある意味“啓発本”な側面も含めつつ、とても面白い一冊です。
著者のF1デビュー当時、国内において非常に低評価なある意味“イジメ”にも近い扱いをされていましたが
個人的には、とても興味深いドライバーが出現したな!って、かなり注目してみていました。
当時としてもBクラス、Cクラスといってもよいチームのマシンで、かなり善戦していたと思いますし、本来ならもっと評価されていてもおかしくない存在だと思いました。
ここ最近、ツイッターやフェイスブック等での発言が、かなり世界的に注目を集め、この本の出版へと至っているようですが
今後も著者の愛ある戯言に注視したいです。
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期待していた以上に面白かった!
いやー、二輪の世界でも似たような話はあるんだろうなぁと思ったり…。
特に印象に残ったのはベネズエラのモータースポーツ政策に関する記述。ジョニー・チェコットって選手はすごかったんだなぁ。WGPチャンピオンでF1ドライバーって。
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F1グランプリにおいてドライバーになるということ。
ただ「速い」だけではなく、お金が必要。
切なくなるくらいリアルな話です。
西欧の歴然たる階級社会では当たり前のことが
日本のレーシングシーンでは認識が足りないと警鐘を鳴らす。
パシフィックチームがシーズン最終戦で
「我々は7ラップ分の燃料しか積んでいない。
7ラップでリタイアするからブロックしないでくれ」
このエピソードがリアル過ぎて鳥肌もの。
タイトルと装丁がゴシップ本のようで残念ですが
内容はゾクゾクするくらいカッコイイ!