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題名がまずいいと思った。
内容も推理的には面白かったけど、う〜〜ん・・・誰が悪なのかはあえてはっきりさせない作品なのかな??
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東野作品の原点だという作家さん。展開は最後まで読めてしまうものの、その話運びは絶妙。純粋におもしろい。
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自分が高校生の頃を振り返っても、今の高校生を見ても(実際はどうか知らないけれど)、この小説に出てくる高校生って大人なんだなあ、と思ってしまう。何をもって「大人」と言うかということはあるけれど、少なくともこういうものの考え方ってしなかったんじゃないかな。こんな風に物事を見、考えるのってこの時代特有なのかな。
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期待しすぎて読んだせいかイマイチ・・。序盤から感情むき出しのキャラクタたちに、妙に冷めた目線で読んでしまった。読者がキャラクタと共に推理をして楽しめるようなミステリではなかったです。事件の真相や犯人には想像がつくし、ラストやストーリーの流れも今ひとつ、という感じ。
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表紙と題名につられて購入。
冒頭、章が区切れているわけでもないでもないところでコロコロと主観が変わるし、状況説明も下手くそなので「今がいつで、この場所には誰がいて、誰が話しているのか。」が分かりにくく、読みづらい。
が、途中からは直ってくるので、後半(ミステリー調になったあたりから)は楽しく読めました。
青春モノなのかと思ったらミステリー調になり、でもそれほど小難しいことはせず、社会批判のような何かになる・・・という、なんとも複雑な構成。
面白かったは面白かったですが、もっとミステリーを期待していたので、ちょっとだけションボリ。
あと、発行年が2006年になっていたので、誰かの新刊なのだと思っていたら35年前の作品で驚きました。
あぁ、だから金銭感覚がおかしかったり、高校生が変な言葉遣いをしていたんだね・・・。
すいません・・・知らなくて・・・。
(いや、おかしいと思って発行年を見たのに2006年だったから、もしかしたら「実は昔だったよ」的な斜術なのかと思って読んでいました。
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コワイ!!!!
若者の考えることはわかりません・・・。
自分の子供がこんなんだったらどうしよう!!
命は何よりも重いんだよ!!!
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2008.02購入(なんば)
2008.03頃読破。
東野圭吾さんが、学生時代に読んで感動した作品とのこと。
昔っぽい作品だなとは思うけど、なかなかの良作。
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何か結構昔に江戸川乱歩賞取った小説らしい。
確かに内容ってか文体ってか醸し出す雰囲気は1970年代高度成長期の日本って感じかも〜
でも、今読んでも全然面白いってか古臭さを感じさせない内容だと思います。
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舞台は70年代の学園。
若者の友情と反抗を描いた一冊。
冷静かつ正直に若者の心を映し出してます。
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ここまで作者自身を排除出来るってすごいなーと思いました
誰一人にも共感は出来ないけどこれはこれで魅力
みんな偽善には反吐が出るという態度のくせに、でもみんなどこか偽悪的
最終章の作り方に驚き
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なんか、登場人物全員好きになれない話でした。
昔の作品だから、というのでは片付けられない、感情が理解できない人たちばかり出てくるので、戸惑いを感じます。
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舞台は1970年代の学園。女子高生が妊娠の堕胎時に死亡。クラスメートの弁当に毒物が混入。行方不明になる男。真相やいかに!という話である。1973年刊行の小説の復刊で、タイトルと帯に書かれている東野圭吾の紹介文に惹かれて購入。江戸川乱歩賞受賞作であるとも言う。
あっと驚くトリックがあるというよりも、その行動に至った人物たちの考えがどうだったのか、というのを探るような話だと思った。
「青春推理」と評されるだけあり、登場する高校生たちに注目が行く。大人や社会に対しての義憤や鬱屈などを抱えた言動が、読んでいて居心地が悪い。共感できない。時代の差か、年齢の差の問題か…。
根底にあるものが恋心だったりするところが明らかになるのであるが、そこでようやっと登場人物たちに血が通ったような気がした。
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東野圭吾が小説家を目指すきっかけにもなった有名な推理小説。
サスペンスやトリック的な要素よりは、青春推理というジャンルを確立したこと、飽きのこない展開をしているところを評価したい。
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70年代推理長編青春小説。
妊娠していた女子高生、美雪は「アルキメデス」という言葉を残して死んだ。
美雪の父親は娘の相手は誰なのか突き止めようとする。
その矢先、美雪のクラスで毒殺未遂事件が起こり、事件が次々と重なっていく。
テーマは「世代の違いによる隔絶と和解」「若者の性」ってところですか。
学生闘争とか、そういったものを経験していないわたしにとってアルキメデス会の人々の考え方は「美辞麗句を並べ立ててはいるもののきわめて実利性に欠ける」としか思えないわけで、まあそこらへんが現代の若者といわれる所以なのでしょうけどね。
思想に酔う、というのはさぞかし気持ちのいいことなんでしょう。
個人という弱い存在から解き放たれて大義名分のもとに正義を気取れる。
しかしその実、彼らが裏側に持っているのはきわめて個人的な悩みであったり抑圧だったりする。思想運動とは虚しいものですね。
しかしそういった実情があるにせよ、その瞬間彼らが本気だったこととその輝きまでは否定しようもない、とこの本は伝えてきます。
推理小説と呼ぶにはあまりに都合がよく、青春小説と呼ぶには軸がぶれており、ジャンル分けに困る作品です。
書かれた時代が古い、ということも評価をつけにくい一因だなあ。
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正直言って、ちょっと期待はずれでした。
登場人物に感情移入出来なかったし、トリックも凡庸。
最初から犯人が断定できてしまったので、推理ものとしてはいまいちだと思います。