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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
文房具が大好きなので、読んでいてとても楽しかったです。身近な文房具の仕組みなど学べることも多かったです。
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ジェットストリームは油性、SARASAはゲル性(水+増粘剤)。
水性と油性が混ざったものは「エマルジョン」。
紙より上に出すのが「エンボス」、下に凹ますのが「デボス」。
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2020.02.29
文房具ファンとしてはこの本はとっても最高
文房具界のアイテムからエンタメ、ニッチな情報がいっぱい。
読み物としても調べるにしても最高
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かつての「TVチャンピオン」の「文具王」の著者が、現時点(2019/12月)での文具研究の総まとめ的一冊。
イラストが豊富に配され、硬軟取り混ぜ(むしろ軟寄り)、文房具にまつわる様々な用語、出来事、人物などを取り上げている。
単なる解説だけでなく、いつから使われるようになったとか、開発のエピソードなど、文具近代史を知ることもできて面白い。
「象が踏んでも壊れない」アーム筆入れ(1967)、無印良品の誕生(1980)、「答え一発、カシオミニ」(1972)、「右に回すとシャープペン、左に回すとボールペン、シャーボ」(1977)、「はっぱふみふみ」のパイロット万年筆(1969)、「全部が芯」のクーピ―ペンシル(1974)など、自分が、文房具に慣れ親しんだ時代に、多くの画期的製品が生み出されたいたことを懐かしく思い出せる。
スティックのり(1969)、付箋紙(1980)なども昭和の名品。キンケシ(キン肉マン消しゴム)も1983~1987年かあ。
CROSSはアメリカ、BICはフランスなのかあ、と、巻頭の「文房具メーカー・ブランドマップ」などの特集も楽しい。
この本、どこに置いておこう。やはり今でも一番文房具を使うことが多い職場だろうか。いや、在宅ワークが増えて来そうだし、自宅でもいいかも。
折に触れ、つらつらと眺めて楽しい一冊。
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言葉だけでなく規格や仕組みの豆知識なども載っていて、文房具について知ることができる。「アレ」と呼んでいたものの名前が分かったのはいいのだが、そもそも「アレ」の名前が分からないので読み進めないといけない。正式名称があまり知られていないようなものは形での索引があると便利だった。
読みやすいが、もう少しカッチリとしたものを期待していたので、ちょっと期待外れだった。あと「文具王」と「お友達」の紹介は余分だと思う。人物を挙げるならもっと優先すべき人物がいると思うのだが。ただ、そのせいであまり好きではない人物も入れざるを得なくなったのだと思うと皮肉なものである。最低限の説明で似顔絵を載せなかったのはせめてもの抵抗か。
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日頃使っていても知らないことはたくさんある。文房具も知らないことがある。
今回の本は、文具王の著者が文房具に関する言葉と文房具に関する様々な情報化載せている。文房具マニアでなくても楽しめる内容となっている。
今まで気にしたことがなかったのが「インク」と「インキ」の違いだ。どちらもあのインクに違いはない。
しかし、戦前に外国から入ってきたものは、輸入元の言語に由来するケースが多かった。「インキ」の方が先で、江戸時代後期にオランダから印刷技術と共に日本に入ってきた。オランダ語ではインキ(inke)と言う。
鉛筆で浮かんでくるメーカーの1つに三菱鉛筆がある。三菱というと岩崎弥太郎に関係にあるあの三菱が浮かんでくるが、三菱鉛筆とは無関係だった。
戦後、GHQの財閥解体で、財閥三菱に対してロゴマークと商標の使用停止するように要請した。三菱鉛筆は、同じ商標を使うために、「財閥三菱と南楽園関係ありません」という文言を表示した。他にも「NON財閥」などの表示もあったそうだ。
日本で初めて鉛筆を所有したのはあのタヌキだった。タヌキといっても緑のタヌキでなく、狸オヤジと言われた徳川家康だった。この鉛筆は、久能山東照宮宝物として保存されている。
しかし、独眼竜と言われた伊達政宗の副葬品からも形式違う鉛筆が発見されている。鉛筆使って何を書いていたか気になるなあ。
文房具の世界にもいろいろなドラマがあるなあ。
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文房具って片時も離せないものですね。筆記具は常に携行していますw。携帯電話は持たなくても。「文房具語辞典」、2020.1発行。今も重宝しているのが、ジェットストリームボールペン、赤・紺色鉛筆、補助軸、マーカー、カートリッジ、ブックカバー、栞、付箋、はさみ、カッターナイフ、スティック糊、クリアホルダー、レターケースなどです。かつて重宝したのは、京大式情報カード、ルーズリーフ、バインダー、インデックスラベル、ホチキス、修正液、書見台、文鎮、ドキュメントファイル、2穴パンチ、シャープペンシルなどです。
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文房具は好きだ。実際に買うのはそれほど多くはないが、売り場を眺めるのは楽しい。
この辞典も、売り場を眺めるように、ただただ眺めるだけで楽しい。
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読み込むよりも、文具売り場をうろつくようにパラパラと気になったところを読むのが面白い。
同辞典シリーズの村上春樹辞典が気になる(笑)
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TVチャンピオン「全国文房具通選手権」で3連続で優勝し「文具王」と呼ばれる、
高畑 正幸がまとめた文具用語辞典。
著者の高畑さんは、うどん県出身でほぼ同年代って事で勝手に嬉しく思っている私です。
この本は文房具の基礎知識からはじまり、五十音順に文具用語を解説していく流れです。
私は最初に基礎知識の文房具メーカーマップを見ただけで「買う」と決めました。
世界と日本地図の中に文具メーカーがポインティングされていて、その情報もさることながら、その位置情報の分かりやすさに感動しました。
そして万年筆やボールペンの仕組みや種類の解説も、とても分かりやすい図解で書かれておりここでも感動。
これはamazonのプレビューでも読めるから是非。
そして五十音順の用語解説も要点はおさえているのにくどく無く、短くまとまった文章と、イメージを補完してくれるような、良い感じにユルイくユーモアなイラストで構成されています。
このイラストがとてもよく、特に子供の頃使っていた文房具なんかは理屈じゃなくイメージで覚えているんだなって事を確認しました。
ほんと文房具は理屈じゃなくて、そこに在るものなんだなと。
文章もイラストも本当に文具が昔から好きな方で無いと書けない内容だと思います。
さらに所々に差し込まれたミニコラムが面白い。
ありきたりな雑学ではなく、自分で疑問に思ってメーカーに聞いた内容とかが書かれており、なんとも腑に落ちると言うか「いい事聞いたな」的な満足感がありました。
私はまず一通り読んでみました。
情報量の割に一気に読めたのは文とイラストの構成力ですね。
知ってた事・知らなかった事・勘違いしてた事など一杯ありました。
そして本棚に収めた後は、時折取り出して、適当なページを開いて、そこに書いてある内容を読み眺めながら「こんなのも使ってみたいなー」とか「あれはそうだったのかー」と頭の中でニヤニヤしながら文具好きの自分を再確認するわけですよ。
これがしたいがために紙の本で欲しかったんです。充実した短時間が過ごせますよ。
この本は文房具好きが作った一つの作品だと思います。
文房具好きならとりあえず本棚に入れとけって感じですね。
同年代なら時代背景が被るので余計に楽しめますよ。スーパーカー消しゴムとかね。