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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
認知症かなと思われる様子が、興味深かったです。なかなか、複雑な事情もありましたが、興味深く読みました。
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父が、母が、義父が、伯母が、 ボケた?
気づいた家族の側の悪戦苦闘。開き直ったり笑い飛ばしたり。そんな気楽なもんじゃない!とお叱りがあるかもしれないけれど、こんな一面もありうる事を知っておくのもいいかもしれない。
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どの話も身につまされたが、これから大変になっていくであろう、ところで終わってしまうため、その後、が気になって仕方ない。
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若い人が読めば「まあ、歳をとるって大変ねえ」という感想で終わるのかもしれないが、親が認知症になったり自分が「高齢者」の範疇に入る歳になっている人が読むと他人事ではないお話。ちょっとほろっとするコミカルな描かれ方をしているので、わりとさらっと読めるがいろいろ考えさせられる。
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人間は歳をとる。歳をとると若い頃とは違うひとになってしまうことがある。
親がそうなったとき、子どもはどうするのか?
いつかはそうなるかも、と思っていてもそれが現実になると慌てる、途方に暮れる、逃げ出す。
ともすればシリアスになりがちな高齢の親の変化を作者独特のユーモアで包んでいる。
自分の親の年齢を考えると他人事ではない。
そうなったら明るく前向きでいられるか自信はないが、この本を読むとなんとかするしかないのだと思った。
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親が認知症になっていく話8連発。
いろいろなパターンが登場するが、ほとんどにオチがないのがコワイ。
だから本の題名も、それぞれの話にも「?」がついているのかな。
個人的には「長兄、威張る?」が印象深かった。
えらそーに弟たちとその連れ合いに介護分担を迫る長兄の態度には腹が立つ。
「妻に任せきりで、日頃から何にもやっていないアンタはどーなの!」
と他人の私でさえツッコミたくなる。
結局、長兄の妻だけの介護から弟たちの妻(←ここ、重要)が関わることで母の本当の気持ちが明らかになり、リハビリにも励む姿に明るい未来が見えてほっとした。
群ようこさん、相変わらず平易な文章なのに、ツッコミどころは鋭い。
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主に認知症になってしまった親を抱える娘の本。オムニバス形式で、問題は解決することなく次のストーリーに行ってしまう。サクサク読めるので物足りないかと思ったけれど、そんなこともなかった。この手の問題は現実では解決などほぼしないので、こういう形で終わるほうが読者の共感を得られるのかもしれない。
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認知症あれこれ
ワンパターンと言えばそうだけれど
まあそれぞれ大変ではある
そして、すっきり解決策もない
なんとかアタフタするしかない
身につまされるわ
≪ 恐れつつ 日々の暮らしに ついに来た ≫
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親族からみた、認知症の家族、という目線で、いろいろなパターンを簡潔に読むことができ、飽きずに一気読みできました。
年齢的に両親が認知症になるのも視野に入れ始めているので、他人事ではなく、自分だったらどうしよう、という目線で読めたので勉強になりました。
うちは兄弟仲が悪いので、誰が面倒を見るかでまた一悶着ありそうだな、と怖くさえなりました。
きっと親が認知症になったら、悲しみよりも苛立ちが勝ってしまいそう。
そうならないように、せめて親に対しては優しくありたいものです。
ご両親がそのくらいの年齢に差し掛かる、40代、50代の方におすすめです。
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私は片親家庭で祖父母に目一杯お世話になりながら育った。祖父母は健在であるものの、ボケが目立つ。この先、祖父母の介護に頭を悩ませる母親を、更にその母親にも老いがきたときを、考えてしまった。身につまされるとはこのことだろう。
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親の介護にまつわる短編集。
ありそうなシチュエーションが多く、どの話も大きく救われる終わりでもない。それが介護のリアルを表しているような気がした。
介護する側、される側の将来を考えて、ただただ苦しくなる話だった。
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「親」たちの老いをテーマにした8つの短編が収録されています。
それぞれが独立した短編になっていて痴呆、介護、デイケアサービス、リハビリなど 親たちの老いに伴う現実味のある問題が満載です。
どうしても暗く重くなりがちなテーマですし、今現在、介護をされていらっしゃる方には甘々な内容と捉えられるかも知れませんが、この著書ではユーモアを随所に盛り込みながらポジティブに描かれていて時にはクスっと笑える場面もあります。
他人事ではなく色々と考えさせられながら読んだ1冊です。
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親の介護を題材にした短編が8つ。高齢化社会でいずれも起こりうる話だった。介護に直面した問題が最終的にどうなった?と気になる終わり方の話もあったけれど高齢化社会になって現代は誰の身にも起こりうる問題でそのケースは色々だとわかる。さて、自分にはどんな形で介護問題がふりかかってくるのか。。。
2023.8.13メルカリ売却
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介護問題は、親がいれば必ずいつかやってくる。様々なケースを読んで、心構えが少しできた気がする。自分もいつかは介護される側になるのも忘れないでおこうと思う。
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親が認知症になって、戸惑い、あたふたする子どもや周囲の人を描いた短編集。
パターンの違う症状を発症する親を前に、周囲は一様に戸惑う。
特別養護老人ホームはどこもいっぱいで何年も待たなければ入れないなか、自分が面倒を見る立場になったらどうすればいいんだろう。そして、自分自身が認知症になったら。。
色々考えさせられたが、どの話も結論がなく、ちょっと中途半端な感じが否めない。最後まで描いてくれたら、少しは参考にできるかもしらないのに、少し残念。