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ハイになるドラッグとして使用されてきた
深く長い歴史もある反面で、医薬品としての可能性もあるということ。またその研究する環境はまだまだ整ってはいない、各地域、各国の法律の問題等を一本のドキュメンタリー番組を見ているような感覚で読める本でした。一日もはやく沢山の命を助ける医療に貢献できる薬品になることを祈っています。
マリファナ知識0のわたしでも、読みやすい本でした。
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つい先日ニュージーランドで大麻合法化の国民投票が実施された。結果はまだだが、世界の現状として大麻は解禁される流れだ。カナダでは2018年に合法となり、ヨーロッパでもオランダ等で嗜好用が普通に売っている。アメリカはいくつかの州で認められている。そもそも鎮痛やてんかんには明確な作用がある。てんかんの子供で一日に200回の発作を起こしていた子が、大麻オイルで一日数回しか発作が出なくなる。それ以前は医薬品のてんかん薬を使っていたが、一日の大半を寝て過ごす有様だった。今は大麻のおかげでほぼ正常に暮らせて、子供も笑うことができるまでに成長。認められた州では病院が医療用も嗜好用も提供している。大麻は依存性が無い(といわれている)し、煙草と違い身体に害もない(らしいが、25歳以下では悪影響あり)から健康的だ。ビートルズもストーンズもボブ・ディランは当然ながら、クリントンやオバマ(民主党は大麻に好意的だ)も吸っていた事を公言しているし、セレブが自身の大麻ブランドを持っているケースも多い。
そもそもニクソン大統領(間違いなく歴代の中でワースト5入り)が大麻を目の敵にして薬物戦争を仕掛けた影響がいまだに残っているだけであるようだ。解禁となれば粗悪な品質のものは淘汰され、一大産業となり農家の所得向上、大麻関連企業の株価上昇が期待される。日本ではまだまだだろうが、海外で続々と解禁され経済効果が大きいことが明らかになればあるいは?
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大麻は6000年以上前から人類に利用されてきたが、何百種類にも及ぶ成分により、その正確な効能は未だ明らかとなっていない。
違法薬物のやり玉となるマリファナは、THC成分を5%以上含むものを指す。
主な成分はTHC(ハイになり)とCBD(医療効果がある)。
アメリカでは、医療用大麻の使用の許容が広がっており、嗜好用としての利用を合法化する州も近年増えてきたが、連邦法では違法であり、連邦法の適用は事実上見逃されている状況である。連邦法の合法化への目処はまだ立っておらず、生産者、販売者、使用者は違法となるリスクを抱えたままである。
医療効果は明らかになっていない部分や、長期使用時の副作用、脳が完全発達する25歳以下が摂取した場合の知能低下、大麻使用による事故・事件増加(交通事故が多い)など問題点はある。しかし、既存の合法的な薬で効果が見られない病気への使用(てんかんなど)や、アルコール・タバコ使用時のデメリット等と客観的に比較するべきであると感じる。
現状の大麻問題は、①医療用としての利用拡大の是非、②違法組織の資金源の2つに大別されると考える。
①については、今後もさらなるゲノム解析や臨床研究が実施されることを期待したい。
②については、薬物戦争を終わらせるには、需要を減らすか合法化の2種類しかない。しかし需要をなくすことは、①の観点からも不可能である。したがって、合法化の流れが進んでおり、実際に効果を上げているという。残るは、副作用の解明、認知、過剰使用等に関する教育を進め、アルコールやタバコと同程度の知識が社会に浸透すればよいのではないかと考える。
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大麻には480種類以上の化合物が含まれているって驚きだった。その中でもCBDはさまざまな健康効果がある。THCは幻覚見たりハイになる成分。
CBDオイル試してみたいね
他にも大麻についていろいろと知れて良い
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個人的な感想として嗜好用大麻は反対だ。アメリカでも合法化した州で交通事故が5,6%増えたようだが、日本の人口密度で合法化したらどうなることか、、、
同時に医療用大麻には賛成する。てんかんをはじめとして有効なエビデンスが増えているのはすごい。大して効果がないのに高い薬に費用をかけるより絶対よいと思う。