紙の本
再生可能エネルギー
2021/03/03 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
再生可能エネルギーの重要性がよくわかり、よかったです。人口減少と温暖化への処方箋になりそうで、興味深かったです。
投稿元:
レビューを見る
再生可能エネルギーの未来を感じさせる著書であった
シュタットベルケは公益企業
赤字を内包している仕組み
地域内で循環させる仕組み
岡山県真庭市
GDPをどう捉えるか
投稿元:
レビューを見る
テレビ朝日アナウンサー、山口豊氏の著作。
局の看板である「報道ステーション」で長らく現場取材を重ねてきただけあり、机上の難しい理論を並べるのではなく、自ら足を運んで取材した町を生き生きとした言葉で紹介してくれる。
まるでテレビ番組のリポートショーをそのまま見ているような感覚だ。
少子高齢化の波が押し寄せ、地方の産業は衰退していくばかり。将来の年金も果たしてもらえるのか。といった不安が尽きない今、太陽光、風力、水力、地熱、木材などのバイオマスといった自然の力を生かした再生可能エネルギーによって日本は構造的に生まれ変われるという。
取り組みは全国で広まりつつあり、若い起業家や移住者によるチャレンジも相次いでいるが、日本は自然に恵まれた国土を持っているにも関わらずまだまだ潜在的な資源を使い切れていないようだ。
大企業に就職して定年まで勤め上げることが最良とされる価値観から、SNSやYouTubeなどで個人の能力を発揮することを第一に考える価値観が増えている時代。
固定概念に捉われず、時代の変革を楽しめるものが生き残れるのだと感じた。
投稿元:
レビューを見る
国で定めた再生可能エネルギーは7つ。太陽光、風力、水力、地熱、太陽熱、自然界の熱、バイオマス(動植物由来の有機物)。
日本の電気は海外から輸入した化石燃料を燃やしてつくっている。つまり日本人はエネルギーを買うのに、実は大手資本経由で海外に支払っている。その額数兆円。これは増税するより多い額を海外に流していることになる。
一方で日本の自然に存在する太陽光や森や水は、特に地方で得やすい。
自分たちのお金を海外の産油国に支払うのではなく、自分たちの地域で回すこと。これらを実践している国内6カ所の地方の取材をされている。
設備投資数億円も2年で回収できるほどの売電収入と数億円規模の雇用等の地元還元事例など。
近年の大型台風による豪雨、洪水はここ100年で1.24℃温暖化によって空気中に含む牛分が7%くらい増加していること、海面の温度が上昇して日本の周囲に大気の川が成長していることなど、京都大学の先生の取材情報が盛り込まれています。
日本国の地方の活性化、我々の豊かな生活の在り方、地球規模での温暖化と再生エネルギーとの関係について考えるきっかけになる一冊かと思います。
投稿元:
レビューを見る
もともと日本は四方を海に囲まれており、豊富な雨量や活火山の数も多く、川の流れも速いなど、再生エネルギーのポテンシャルが非常に高いと言われてきた国ではあるが、世界的に見ても恵まれているというその豊かな資源を、十分に生かし切れておらず、海外に19兆円(2018年)とも言われる莫大な金額を支払い、化石燃料を輸入している。本書は、そうした無駄をやめ、再生可能エネルギーにもういい加減にシフトすべきだという思いをまとめたものである。少子化、国内人口の減少、過疎化、そして地方の衰退と、急がれる地球温暖化対策の切り札ともいうべき再エネの事例を、テレビ朝日のアナウンサーとして取材を通じて得てきた情報と、現在のレポートを交えて紹介していく。読みやすくわかりやすい表現で、再エネを再確認できる良書。
投稿元:
レビューを見る
【信大の方のみ】電子ブックはこちら
https://kinoden.kinokuniya.co.jp/Shinshu/bookdetail/p/KP00041929
学外からの接続手順
1. 画面上の「学認でログイン」をクリック
2. ポータルサイトACSU画面でACSUのIDとパスワードでログイン
投稿元:
レビューを見る
地方や限界集落が眠った資源や廃れてしまった資源を見直し、再エネ・エネルギーの地産地消で復活する事例がまとまっている。カッコいい。
環境系の本は悲観的な内容や今すぐやらないと取り返しがつかないことになるといった内容で読んでて絶望感しか残らないものが多いが、本書は成功事例や希望が持てる書き方になっており読んでいて辛くない。
子供がいると、じゃあ田舎に住もうとはなかなか決断できないが、DINKSや若い世代には良い選択肢が増えたように思う。
投稿元:
レビューを見る
日本のエネルギー、循環社会実現に向けた本
メモ
・卒FITは純粋な再エネ電力として魅力的な商品に
・福島県士湯温泉
・高度成長により温泉旅館でないと経験できない非日常な日常に近づく形に
・地熱バイナリ発電、小水力、熱を生かしたエビ養殖
・未来の里山 西粟倉村
若い移住者百八十人、34社起業、年間15億の売り上げ
・日本においてもグリッドパリティが再エネにおいてやっと成立しつつある。
・木の価値をいかに高めるか、知ってもらうか
・これまでの林業はユーザーとの繋がりがなかった
・バイオマス発電、二億の投資を2年で回収。
・太陽光パネルは20年前の十分の一の値段に
・かけがえのなさ、代替性のなか、じぶんがいなかぅたら仕事自体が発生していません