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投稿者:ぬえちん - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんか怖そうなタイトル
読み進めていくと、背後が気になるゾクゾク感
結末は思ったよりは怖くなくてちょっとあっけない感じ
紙の本
「何か」は本当に存在するのか。
2020/08/16 23:25
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投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
本作で最も評価すべき点は読みやすさだと思う。
主人公である穂柄の目線で物語が進んでいくため、読者は穂柄と同じ目線で恐怖や不気味さを、得も言われぬ不可解さ味わえる。
また、文体がいい意味で淡々としているため、ノンフィクションやルポルタージュを読んでいるようなリアルさも本作の魅力の一つだろう。
そして穂柄が管理人室で、バイトの人物の部屋の様子をカメラで監視するという設定が本作独自の緊迫感をもたらしていた。
リアルタイムで怪奇現象を目の当たりにするため、いつ何時自らの身にもその現象が訪れるか分からない怖さが良かった。
本作の前半部分は、事故物件に秘められた謎や怪奇現象の真相などが気になるあまり読む手を止められなかった。
しかしながら、物語の後半部分にかけて徐々に明かされていく真相には拍子抜けした。
前半部分が良かったため尚更落胆した。
事故物件に「何か」が存在するのかしないのか。
という曖昧な雰囲気や現象自体は個人的に好みなのだが、フィクションのホラー小説としてはもう少し怖さが欲しかった。
ホラーというジャンルに苦手意識はあるものの、ホラー小説に興味のある方などのホラー初心者向けの作品だ。
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ただの霊的現象ではなく、得体の知れない現実の出来事がひたすら不気味で怖い。
このコンビ(二組)に愛着が湧いてしまいそうだったところであのオチか…。
あの人でシリーズ化してくれても良いぞ!
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思ってたより怖くなかったし、なるほどそうきたかって感じの終わりかたでエンタメ小説面白い!って思いました。怖い話の中毒なのでこういうのは大好物です。やっぱり場所に残る穢れはあると思いました!
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とても読みやすい。
映画『パラノーマル・アクティビティ』を彷彿させる作品展でした。
個人的に、とても好きなジャンルですが、少し内容の濃さが物足りないなぁ、と思いました。
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かなり期待していたんですが、求めていたものはなかったです(T ^ T)
もっと突っ込んで欲しかった。・°°・(>_<)・°°・。
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ホラーと性は合いますね。妊婦が割腹自殺を図った部屋に7日間滞在し、その間起こった出来事を綴っている。自殺した妊婦の子は、9階の人たちの子供は、穂柄さんの奥さんの子はいったい誰の子?押し入れの写真が少しずつ開いていくのが更に不気味
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ものすごく薄いのでサクッと読むことができる.サラッと一読すればなんだかアッサリ終わったなぁと思うけれど,読み直せばぞわっとするところが所々ある.
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自殺事件のあった事故物件の調査を依頼された主人公。問題の部屋に助手を寝泊まりさせ、それをカメラで監視するうちにじわじわと起こる怪異。薄くてあっさりと読める一冊ですが、恐怖はしっかり。夜中に一人で読むのをお勧め……でしょうか。
個人的には各章の扉がもうすでに怖いです。じりじりと隙間の開いていく押し入れの扉……「七日目」で本自体を閉じたくなってしまいました。嫌だ、この仕掛け!
最初からいろいろあるわりには、肩透かしな真相でほっと気が抜け。と思ったらまたしても降りかかる怪異。日にちが進むにつれてどんどん恐怖が加速していったわりにはラストはあっさり? と思ったらとんでもなかったです。読み終えた後もいやーな気分が残るホラーでした。
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穂柄が経営するリサーチ会社に、妊婦が割腹自殺を行った909号室の調査依頼が舞い込んだ。不穏な内容の依頼に不安を感じながらも、雇っているバイトの優馬と一緒に一週間泊まり込みの実地調査に乗り出す。発売前から楽しみにしていた本。瑕疵物件に実地調査で泊まり込みとかそれだけで、怖くてワクワクする!(もちろん私はごめんですが)目次を見ると1日目に何が起こった、2日目に何が起こったというスタイルのよう。報告書形式化な?と思ったがそうではなかった。 地の文は非常に飄々として明るくコミカルな印象だったが、書かれている内容はなかなか不穏。こういう日を追うタイプの物語は日が進むにつれて何かひどい怪奇現象が起こったりするのがある意味でお約束だが、この話は結構最初から不可解なことが起こっていて退屈しなかった。とはいえ、ぶっ通しで怖いことが起こるわけではなく、昼間の日常パートはクスッと来るような雰囲気だった。それがまた夜のパートになるとその日常の中にぽいっと不気味な現象が投げ込まれ、余計ゾッとした。ページ数はそんなに多くないが、この一冊の中にいろいろな要素がぎゅっと濃縮されていた。小さな男の子が、霊媒師に心酔する母親が、その霊媒師本人がと目白押しだった。所々で出てくる正体不明の子ども達も不気味で仕方がない。 そして、混沌とした中にぽっ、ぽっと真実が見えかくれし始め、最後に明るみになった事実に非常に驚いた。 優馬は絶対大丈夫!と思っていたが見事に裏切られた。さすがに、件の場所で平気でいられる方がおかしかったのか。
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なんというか…
短い話なので、さらっと読めます。
そこまで怖すぎるってものでもないので、
サラッとおすすめです。
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想像していたホラー小説とは違った。けどすごく読みやすくておもしろい。いい意味で裏切られた。
一言で言うと生々しい……。ただの幽霊的怖さはあまりない、。霊的な力が関係しているんだろうけど、動いているのは人間で。最後までよく分からない怖さ、すごくじわじわきました。短いのですぐ読めます。オススメです。
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怪しい物件調査を依頼され、助手を部屋に泊まらせてカメラ観察することにした探偵。安全圏にいると思ったら監視役の方が怖い目に。怪異の内容が、ええっ!と想像を超えてくるもので面白かった。展開自体は落ち着いていて短めなのでさらっと読めた。
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全体的にゾクッとするけど同時にクスッとなるような。めちゃくちゃホラーではない。スキマ時間に読んでたけど、あっという間に読み終わった。最後は曖昧な終わり方したけどモヤモヤとはしない感じで面白かったです!
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最初にページ数を見たときに悪い予感。1時間以内に読み終えた。図書館で2か月ぐらい待った作品だったがあれっという感じ。小野不由美さんの残穢もそうだったが不気味な部屋で何か起こるというのは私の好みじゃないのかもしれない。