紙の本
センス!
2020/07/01 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ナナカマド - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の主に初期の作品を集めた中短編集です。
初期のものだという事もあってか、
まんがとして読みにくく、
わかりにくい作品も多いと思うのですが、
絵的なセンス、
世界観のセンスが素晴らしい作品たちだと思います。
著者のファンの方はもちろん、
伝奇時代劇好きの方にもおすすめです。
投稿元:
レビューを見る
ボリュームあって良かった。
黒突が一番好き〜〜!あの世界観でもっと読みたかった…。
鉄道の話も応援したくなるラストだった。
最後らへん似てるの多かったけど、こういうの好きなんだなってのが補強された。
投稿元:
レビューを見る
3冊同時発売の一冊で、デビュー作の「影猫」を含む初期作品の短編集。この人、女性ながらデビュー作から一貫して熱いアクション物ばかり書き続けているのね。デビュー作の「影猫」はデビュー作らしい荒削りで画もまだ固まっていない感じだけど、「黒白」「黒突」あたりだともう完全に伊藤悠としてのスタイルを確立してる感じがある。収録先の中では一番新しい「新線 西部軌道 」は世界観とか良く判らない雑さなんだけど、鉄道のパワーだけで押し切ってる感じが良いなぁ。
収録されてない短編がまだあるようなので、この勢いで全部書籍化してもらいたい。
投稿元:
レビューを見る
伊藤悠・初期短編集。
ジャパニーズファンタジーというくくりでいいのかな?それとミリタリーテイストがくっついて、現在に至っているのだな。
そういう面でいうと、「皇国の守護者」のコミカライズはこの人でこそ、という形だったのだと思います。
生きる意味を葛藤の中に探して身動きが取れなくなっていた「黒白」「黒突」から、生きてゆくことの先に生きる意味はある、からこそ行動する、と変わっていった「新線西部軌道」。
という感覚の変化でいいのかな。「シュトヘル」「オオカミライズ」でも、何のために生きているのか、生きてゆくのか、ということを描いているのかな、と。
ざっくりと解説した気になっているなぁ。なんかよろしくないなぁ自分。
投稿元:
レビューを見る
ダイナミックな殺陣、カッコイイ動きと逆手に持つ刃物、人物の細やかな表情。伊藤悠さんの良さがぎゅっと詰まった短編集。おんなのこかわいい。