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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラックなユーモアがあって、おもしろかったです。個人差があるかもしれませんが、個人的には、楽しい作品でした。
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リアルサザエさん??バラバラ殺人は、もはやどうでもいいのか?この作家さん初読み。可愛い表紙とは裏腹になんとも意味がわからないミステリー(笑)
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世間を騒がせた、若い編集者が被害者となったバラバラ殺人事件。さまざまな「推理」が横行する中で注目を集めようとする「リアル磯野家」。誰も彼もが容疑者になってしまう中、事件の真相はどこへ行きつくのか。なんともブラックユーモアに満ちたシニカルな作品。
有り体なミステリではありません。事件の真相、誰が犯人なのかはきちんとわかるけれども。随分と思いがけないところから出てくる感じで。事件を取り巻く人々の、虚栄心と自己顕示欲とがどろどろ絡まりあう心情がメインの物語。結局どれだけ悲惨な事件でも、自分の身に起こったことでなければ他人事だし。そしてそれをネタに騒ぐ人たちが滑稽なような、腹立たしいような。でもそういう物見高いところって、誰にでもあるはずだよねえ、ってので自戒するべきでしょうか。こういう風潮に乗ってしまうのは、決して他人事ではないのかも。
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なんだろうこの小説は、というのが読了直後の感想。山野家のイメージは完璧に磯野家のそれと重なって読み進める。それゆえに、各キャラの性格や行動に対する批判的な解釈は、私がこの国民的アニメが見たくないと思う理由を言い当てている。「ミステリらしさ」を期待して読んだだため、肩透かしにあった感じで、スッキリはできなかった。本書のタイトルと内容の関連性もよく分からなかったなあ。あとで他の方の感想を読んでなるほどなと思った。
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エログロの蓄えが切れてきたため、ちょっとお久しぶりに新堂冬樹作品で充電を。
黒新堂読んでパワーアップ!っとなんだこの表紙?かわいい子猫じゃあないか。マジで?こんな見た目なくせに中身はエログロだろ?帯にも「上用賀バラバラ殺人事件」ってあおりもあるし。遺書→包丁→札束。子猫も容疑者?んー…とりあえず読んでみないことには。
確かにガサツなバラバラ殺人だ。けど登場人物が森野啓介、妙子夫婦。山野泰平、稲、早苗、正夫、一夫、若菜、達夫。もうそのキャラしか出てこない。脇坂先生とか。
はい、国民的アニメの磯野家を模倣した山野家です。真堂先生ご本人も登場!結果SNSへ警鐘か。とにかく若い男の肉体を追う稲の視線が笑えた。ん?結果的に全然充電できてない!
その後映画「JOKER」を観てフル充電したけどね。
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これは私の読み方が悪いのだろうか?一体何をどう楽しめばよかったのか、さっぱり理解が出来なかった。バラバラ殺人事件は未解決のままだし、家族の確執は解消されないままだし、不倫に関しては解決がほのめかされてすらさいない始末。大風呂敷広げて、畳む気がないんかーい。何か別の読み方があったのだろうか…解説求む!タイトルの意味も理解できないままでした。とりあえず、それぞれの「正義」がひたすらに横行するだけの喧しい作品でした。
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バラバラ殺人事件発生、被害者は若手編集者。「リアル磯野家」を中心にマスコミ、SNSなどの事件に群がる人々を描いた作品。
犯人探しでもなく、ミステリーでもなかったが、サザエさんを始め磯野家の面々、実在のワイドショー、出演者などをもじった作りで面白かった。
(図書館)
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なに?これ?
私の感性が悪いんだろうが、「前半4/1で捨てるべきだった!」かな。指摘されている問題点がぴんと来ない。テレビもネットもあまり見ないからかなぁ。
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ミステリと思って読むと消化不良。ただ磯野家的な家族とかマスコミの報道とかのシニカルさは結構好き。個人的には泰平と正夫の態度にずーっとイライラして読んでました笑
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表紙にひかれて借りてしまった本。
ある編集者のバラバラ殺人事件を取り巻く人々やメディアの話。
ミステリというより周囲の人間模様を描いた作品。
中心となるのが被害者の親戚で、サザエさんと同じ家族構成で『リアル磯野家』としてテレビ出演もしていた山野家の人々。とっくに飽きられて出演依頼もないのに過去の栄光を引きずり続ける傲慢な家長や、良妻のフリをしつつ強かな妻、ヒステリックな長女と優柔不断な婿、そんな大人達を冷ややかな目で見る子ども達。
殺人事件そっちのけで自分たちの欲や見栄で揉めまくる見苦しさがすごい。
また、作中で事件をモチーフにした小説も物議を醸し、話題性ばかりを狙った報道番組や憶測の飛び交うネットのスレッドなど、メディアのあり方、恐ろしさ、愚かさも描かれる。
脳内でずっとサザエさん一家とバイ●ングに変換されてました(笑
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最後が全然分からない。読解力がなくてすみません。って気持ちになりました。
でも、誰もが知ってる国民的アニメの登場人物達をオマージュした「リアル磯野家」が面白い!読みながら、会話文は磯野家の声優さん達の声が聞こえてきました。「リアル磯野家」は、アニメの磯野家とは正反対の「闇」しかないんですけど、もしかすると本当にそう思ってるのかもしれない錯覚に陥れてくれる感じでした。
今度からあのアニメを見る視点が変わりそうw
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完全にジャケ借り。
ミステリーかと思いきや、タイトルのような推理事はなく、磯野家のまがいものの人間模様のお話。コメディかな...?
他の有名人や番組のパロディも散りばめられていて、今読むと面白いけど、数年経ったらわからない人も多くなりそう。
動機も方法もわからず仕舞いだったなぁ。
モデルがモデルだからか終始うるさかったので、少しずつ読み進めましたw
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殺害されたのが、誰に聞いてもいい人で、親戚が、まるでサザエさん一家。被害者は、ノリスケさん。その設定は、おもしろいけど、サザエさん家族のケンカばかりで、話が進まず、イマイチ。
犯人と動機が気になるので、斜め読みしました。
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マスコミや SNSについて現代社会がかかえる問題がクローズアップされている。サザエさん一家など登場人物全てを、似せた名前で登場させ言動を破茶滅茶にさせるあたり、リズムがあって読みすすむ。
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どういう結末を迎えるんだろう、と思いながら読んでたけど、結局よくわからなかった。これは誰が犯人なのかとかを気にしちゃいけないものだったのかも。読み方を間違えたな。