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割りと分かりやすく終わった。面白かった。一気読み。もしかして私が気付けていない裏の裏とかあるのかな?
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今回も真梨さん特有の胸焼けするくらいドロドロした黒い毒がたっぷり仕込まれている。
登場人物の言動を誰しもそのまま信じることができず、裏がありそうだとつい身構えて読んでいたので肩がガチガチw裏はもちろんあるけど、そこに繋がるのねぇ~とため息。
黒幕の告白さえも全て信じきれないからゾワゾワしたイヤ~な毒気がお腹に溜まる読後感。全然スッキリしないが、これがまた中毒になる不思議。
傍若無人でも若く経験乏しい青田彩也子や大渕、礼子があっさり幕を引き、残るは老獪な女二人。修羅場をくぐり長く生きてきた女のしぶとさを感じた。
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これは面白い!
真梨さんならではの血みどろ場面がいつもよりは少なく、人間関係のドロドロ感で見せる『いやミス』と言った感じ。
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いつもの通りのなんてこったミステリー
これまでの作品と比較すると、どんでん返しはほんの少しだけ切れ味不足だと感じるものの、非日常の殺人ドラマは一気読みに最適。
文字フォント以外はとても美しいデザインの本から想像できない中身はいつものことながら感心する。本のデザインって大事だなぁ。
登場人物も少なく、山ほどの美人が登場する物語ではないから、読み進めるのに時間はかからない。2回ほどの休憩で読み終えた。また読みたいな。
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坂の上の赤い屋根。
真梨幸子さん。
本の表紙の
文字からして、
何か怖ーい予感。
しっかり読まないと、
ついていけないくらい、
入り込んだ話。
真梨幸子ワールドでした。
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続きが気になって一気読み。真梨さんの本はたいてい一気読みしてる。
今回も登場人物がさほど多くなかったからメモなしで読めた。
ラストに行くまでに人物の正体と繋がりがわかる度に快感を覚える。
今回は編集者とモブキャラだと思われた亡くなったあの子姉弟だった。
もともと起きた事件についてはさほどの衝撃はなかったかなぁ。
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文京区両親強盗殺人事件のドキュメンタリーを巡る話だけど、そこは真梨幸子ワールド、なかなかのクセあり人物ばかりで、一気読み。
最後にみんな死んでしまうのがなかなかカオス…
あとやっぱり人間関係が最後に「そうつながるのか」と納得できるのがさすが。
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騙される快感と言うか、登場する人物が悉く距離を置きたくなる人々であり後味が悪いメンツに囲まれて進む物語。その人物が最後どう言う繋がりとなるかが真骨頂なのだが、救いたい人物がいない故にカタルシスが弱い部分も。
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みんな狂ってる。
法廷画家が一番イッちゃってる感じ。
オチはよかった。なるほどなるほど。
イイダチヨ最後、「なんでっ?なんで~」っておもっただろうな。
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人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めにされ埋められた。血を分けた娘と、その恋人によって…。その残虐性から世間を震撼させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる衝撃の真実とは!?極上のイヤミス長篇。
夫婦医者を殺したのは娘の青田彩也子、18歳名門女子高生と大渕秀行21才、ホスト、イベント会社。逮捕後、互いに相手にそそのかれた。女は無期懲役。男は死刑確定。
裁判で大渕を描いた女性法廷画家の話を聞く
事件をモチーフに連載小説。編集者橋本が女帝取締役笠原智子を女性作家と会わせる。偽名イイダチヨで紹介。笠原がホスト大渕に貢いでいた女の先輩市川聖子を紹介。当時36歳の銃翼候補。会社の金を横領し懲戒。
ゲイを言われ肉体関係なし。市川が借りたマンションに大渕がイベントのスタッフでつれてきた青田を連れ込みSEX。市川はそれを覗いて自慰。
市川はイイダチヨが青田だと気づく。
青田は見られているのに気付いていたかのよう。
青田は刑務所内で記憶喪失。18年で保釈。
市川は笠原に口止め料として300万要求。
大渕と獄中結婚した法廷画家が再審の弁護費用を工面
生前贈与して貰った1000万円は幼馴染みの詐欺師に引き落とされた
実家は弟の嫁が来て新築の噂。知らなかった。
編集橋本からインタビューの依頼。ギャラに250万円要求。編集者の橋本がOK。
弁護費用の着手金。
殺人現場で待ち合わせ。記憶喪失の青田が一人で待っていた。
青田に嫉妬し、逆上して殺してしまう。
実は青田は獄中自殺で植物人間。1年前に死んでいた。
編集はしもとが売れない新人作家に連載を書かせていた。
市川経由で法廷画家の女に青田が釈放され偽名で小説を書いていると騙されていた。
市川に偽情報を吹き込む。
騙された法廷画家は逮捕後、獄中自殺。
週刊トドロキはスクープ独占。橋本はアピール成功。
大渕に面会。大渕が虐めていたのは姉。入院中に蒸しパンを詰まらせて死亡。
いれたのは橋本。大渕が橋本が童貞だとなじる。
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人を見下す描写がとてもぞくぞくした。
あんまり複雑な人間関係ではなかったのでわかりやすかったかも。
同作家の他の小説に比べるとインパクト弱め
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登場人物、全員クレイジー。それでいて救われない。
特に法廷画家が飛び抜けていて、そのキャラクター性にイライラし胸にモヤモヤが溜まって苦しくなりつつもサクサク文字を追えます。
最後で事件の謎は解け人物も全て繋がるのでミステリーとしても楽しめますが、もはや誰が犯人かは関係なく嫌な気分が勝つこと間違いなしです。
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タイトルだけ見ると、ちょっと可愛らしい童話のようなのに、本編はエログロで真梨幸子さんらしく、好感を持てる人物が一人も登場しない。
つまらなかったわけではないが、特別面白くもなかった。精神異常者達の救いのない話。
どうかこの物語に登場するような人物達とは、関わり合わず生きていけますようにと、思わず願う。
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本作も狂った人々のオンパレードで最初はニヤニヤしながら読んでたけど途中からだんだん疲れてグッタリしてきちゃた。
真梨作品でこうなるのはいつものこと。笑
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殺人鬼フジコの衝動以来の惨虐な作品の様な気がして手に入れたのですが、伏線が多すぎて又前に読み返してみたり、あれ誰だっけと思いながら読み進めたりして、少々お時間がかかりました。著者の企みが段々分かってきた時には、どっぷりとハマっていました。またもラストシーンのドンデン返しは、一番最初に戻るのだから