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イヤミスの印象が強くて、ちょっと最近は離れていた作家さんの本だが久しぶりに読んでみた。
最後まで読まなければ結末がわからない。
一気に読んだけれど「高台」と「谷底」の格差が生みだす闇なのか…な。
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久々に面白い真梨さん作品でした(^^)
最後に、この物語を裏で操っていたのはまさかのあの人か!となりました!
獄中結婚に至る理由がもう少し丁寧に描かれれば、更に良かった気がします。まぁ凡人にはわからないからこそ、獄中結婚なんてするのでしょうが(笑)
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一部は、イイダチヨ目線が主の話。
二部は、ぶっとんでる法廷画家であり死刑囚の妻の話。
三部は、真相について。
話が読みやすくて、すぐに読めてしまったよー。
気になるから、ドンドン読んじゃったー。
坂の上の赤い屋根の家に住む女子高生とその彼氏が、
女子高生の両親を殺しちゃう。
でも、裁判でどっちが主犯なのかはっきりしないが、
彼氏が死刑、女子高生が無期懲役となる。
それから、数年後、女子高生が事故で記憶喪失となり、
シャバに出てきたという噂が…。
事件について小説にしようとしているイイダチヨは、
事件に関わっていそうな、いろいろな人の話を聞く。
その中の一人に獄中結婚した、法廷画家がいる。
まぁー、この人がブッ飛んでて、笑えた。
良い感じのブッ飛び加減で、ドンドン読み進めちゃった。
最後はどんでん返しされた感じで、なんか
いろいろと繋がった感じでしたー。
でも、大きな驚きはなくて、なんとなく、
展開が読めちゃったので、☆3ですー。
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普通のちゃんとした小説ばかり読んでいると
時々読みたくなる真梨幸子の毒本。
今作も真梨幸子らしさ満載のドロドロ。
最後はまぁまぁ大人しく(?)終わった印象。
ドラマになったらキャストは誰がやるんだろう?
と想像しながら読めたという事はそれぞれの
キャラクターは魅力的だったと思う。
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1999年、ある凄惨な事件があった。犯人は若い男女。女の両親を二人は襲い、細切れにしてコンクリートに詰めた。二人は逮捕され、男は死刑を、女は無期懲役を言い渡された。それは既に、過ぎた事件だった。2018年、ある週刊誌で一本の連載が動き出す。それはその事件の真相を探る連載であった。
相変わらず男をめぐって女たちが気を狂わせているわけだけど、よくまあこんなに手を変え品を変えいろんな狂った女を生み出していくもんだな、と感心しきり。女は入り乱れてるけどそんなに複雑じゃないし、綺麗にオチがついているので安心してお読みください。
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まあまあいつもの感じ。序盤から中盤にかけてハラハラドキドキが続きすぎて、終盤にだれて、あれっ?ってなるパターン。
あと個人的には、表紙にあったような、『坂の下と上の差別意識』みたいものがあんまり強調されてなかったのが残念かなと。
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ドロドロ〜
さすが!って感じ!
すぐに引き込まれて一気読み!
女の嫌な部分がいい感じだった笑
人間らしい!って感じ笑
黒幕はやっぱりって感じで意外性もなく、ただ大渕視点の時の蒸しパンの話は気づかなかった。
登場人物の女たちが誰も幸せになれないのが好みの終わり方。
実生活やと誰とも関わりたくないけど。笑
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わたしが人殺しになったのは、この街のせい…
マンガやアニメ的に言えばキャラが立っている。一人一人の人物描写が凄い。性格、話し方まで。
偏愛や嫉妬や悪意などすべてが詰まったイヤミス。
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おもしろかった。
法廷画家が作家を殺してしまったことに関しては犯人がそこまでよむことは不可能なのでは?と思った。
永山則夫を文献に上げてて知るべき事実だよなと思った。
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緻密に計算された作品。最後に、あぁそうだったのか、と納得する。
しかし、私の好みではなかった。読んでいて常にイライラし、嫌な気分になった。人間の深みを感じられなかった。
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今回の作品は登場人物を整理しながら読まなくてもオッケーでした。段々と麻痺してきているのか、イヤミス度は低めだったような。それに、人の関係性が出来過ぎってのも気になった。
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今回も真梨節が炸裂!
最近の著者作品に見受けられた、複雑で人物相関図が必須な物とは異なり本作はスムーズに読み進める事が出来た。
18年前、坂の上に佇む赤い屋根の家で起きた殺人事件。
惨殺されたのは人格者と評判の夫婦で、犯人は血を分けた娘とその恋人・大渕秀行。
この事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載される所から物語は展開して行くのだが、大渕秀行と女性達が繰り広げるドロドロ愛憎劇の語りがお下劣過ぎて笑う。
犯人も逮捕されている状態で、どう収束するのかと思えば、全く予想もしていなかった結末に辿り着く。
王道のイヤミス。
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18年前に起きた夫婦殺害事件。犯人は娘とその彼。関わった人たちへのインタビュー形式も挟みながら、人の心の底にある嫉妬や憎悪などがぷんぷんに描かれていました。最後はどう「どんでん返し」を見せてくれるのかと裏を読みながら読んだつもりでしたが、やっぱ想像と違ってた。伏線はあったのにね。面白かったです。
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いつもの感じ。
読み終わったあと、この人の本は全部似ているしもう読まなくてもいいや、といつも思うのに、まれに手にとってしまう笑
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WOWOWでドラマ化され、結末が気になったので読んだ。せっかちか
ドラマ化された原作をそのドラマを1、2話ぐらい見てから原作を読むの、けっこう好き。登場人物の顔と名前が一致しやすいから読み進めたり、人物の様子を想像しやすくて臨場感が出る
ミステリーだからネタバレは避けたほうがいいんだろうけど、どんでん返しというより、ひとつ明らかになった事実がすでにわかっている事実にぶつかって、その衝撃ですこーんと飛んで、またそれが別の事実にぶつかって、互いを弾いて転がって、最後の最後に「え、そこ!?」という場所まで飛んでいってしまうような、そんな話でした
いや、普通にすごいおもしろかったけど。イヤ~な人間の描写がうますぎ…