子供のいない女性の本音
2021/05/28 01:31
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
それが、多数のアンケートから、それぞれの女性の個別の本音が見えてきます。単に、子供のいない女性というと、世間からは、人くくり、ですけど、実際は、百人射たら百の事情があるのですね-
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結婚したら子どもはできると思っていた。
でも、今年はダメ、今年もダメ、今年もちょっと…としているうちに今に至る。
子どもが欲しくて欲しくてたまらないわけではない。
子どもがいたら今とは違った楽しみがあるのだろうけど、夫婦で過ごすのが楽しいし気に入ってる。
よそ様に迷惑をかけていなければ、色んな生き方があっていいと思う。
ただ、両親を周りの人と同じように、ジジババにしてあげられないことは、申し訳ないなと思ってる。
よそはよそ、うちはうち。
という思いが溢れた本。
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子どものいない女性の心の奥が見えた本。肩身の狭い思いをしていたり、子どもが産めない現実を受け入れたりいろんな思いを抱えていることがわかった。だからと言ってなんと声をかけたらいいのかわからないのは変わらない。何も言わなくてもいいのか、聞くだけでいいのかな。
どうでもいいことだけど、筆者がときどき使う体言止めがやたらと気になって仕方なかった。
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良かった、と思いますが。具体的に、
どのように生きていくかを書いて欲しかった私としては、期待外れだったかな。
共感・励ましが主な本。
養子縁組のところは興味深く読んだ。
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なんだかちょっと安心できた。特に後半部分だけ読むだけでも、かなり楽になる人が多いと思う。いろんな人の人生を知るのは楽しい。
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子どもを持たない女性(対象は40代以上)について、その葛藤や現実を具体的な足下の事例の中で考えようとする意欲的な内容である。実際、子どもを持たない女性はめずらしくないどころかごく普通の存在である。
子どもを持つ女性と子どもを持たない女性との関係では、社会的には後者が次点の扱いになることが多く、少子化がものすごい勢いで進む中で前者に対するサポートが優先される状況にある。これは、社会経済を全体で捉えたときの子どもの重要性からみて、マクロ経済的なところからは自然な判断と言えるだろう。しかし、本書にあるミクロの視点も無視できることではないことは確かである。
社会全体を捉えたときに子どもを持たない女性の立ち位置をどのようにテザインするのか、全体最適に向けてどのような動きをとっていけばいいのか、本書でその答えを出すことは難しいかもしれないが、せめてそのための問いかけが少しでも書かれていればと思う。惜しい。
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以前読んだものの続編と言うことで手に取り。
途中に「子供のいない人生が確定した」方々の文が掲載されていますが、どの方々も素晴らしい経歴の人ばかり。よい人生、素晴らしい人生。
とりわけそう感じられるエピソードをピックアップしたのでしょうけれども。
それらの人生談を挟んだ前後の章は同じような内容の繰り返しもかなり多い、と感じました。
確かに子供のいない人の「いない理由」というのは人の数だけ事情があり、似てはいても同じはないのかもと感じましたね。
著者を含めここに出てこられる方が自分から見るとあまりに立派で志の高い人たちに見えて、子供がなく社会的に何かしら貢献しているでもない、生きるためだけに生きてるような自分は後ろめたい気持ちになってしまいました。
こんなに意識高くないと子供いない人生生きてたらだめですか、と思ってしまい…。卑屈だなと思いつつ。
そういうことを言いたいのではないのだよなと理解はしつつも、そう感じて思ってしまうのはやはり個々の事情の複雑さ所以でしょう。
実際はこれを読んでちょっと救われる人の方が多いかもしれません。
意識的・無意識にこちらを傷つけてくる人との間に心のバウンダリー(境界線)を引く、当たり前の日常、衣食住満ち足りて健康で暮らせる幸せを感謝する、子供のいないことで負った傷はPTG(心的外傷後成長)を促し人としての成長がきっとある、という考え方には共感しました。
最近読んだ他の本にもPTGについてふれてるものがありました。PTSDはもう浸透した用語と思いますがこちらは最近注目の心理現象なのかもしれません
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著者は、子供を持つことを良いことだと思っていて、女性は共感性が男性よりも高い(男女で差があり、性別で二分出来るものだ)と思っているのだと感じた。
私は反出生賛美だし、女性なら〇〇という考えはポピュラーな考えではあるけれど根拠のないポップ心理学に起因するものだから不支持だ。だから、その点この著者とは気が合わないなと感じた。
ただ、自分ならそうは思わないような心情を綴っているのでこういう人もいるんだ、というところで参考になると思った。
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子どもがいない女性は生きづらい、という気持ちはずっと抱えている。つらい思いをしても、生命体として子孫を残せなかった自分は出来損ないなんだから仕方ない、と思っていた。どんなに仲のいい友達にも、親にも、旦那にも、話せない気持ち。どうせわかってもらえないし、気を遣わせるだけだから。
こんな気持ちを声に出してくれた本だった。読んだからって世間が急に変わるわけではないけど、すこし救われた。さっそく「心の境界線」を引いてみたら、少し楽になった。世の中を変えるのは難しいけど、まず自分の意識を変えることから始めようと思う。
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知りたいけど知る術がなかった、子供がいない女性たちはどんな生活を送っておるのか、という人生の術を知ることができた。
また子供がいない人生を肯定してくれた著者の言葉がとても温かい。
ページ最後に綴られた、子供がいない女性が未来のためにできるアドバイスがとても心に響いた。
このような活動し広めてくれている著者に、とても感謝しています。
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子どもが居ても
居なくても
どちらも同じくらい
幸せは待っているはず。
グランマダネのように
素敵な女性がどんどん認知されると
きっともっと生きやすくなるんだろうな 。
変な偏見、無くなれ。
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子供が欲しかったけどそれぞれの事情で諦めた女性たちの経験談がまとめられていた。
もともと欲しいと思わなかった人たちの話が聞きたかったのでちょっと残念
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私自身子供のない人生を選んだけれど、それが正しい選択だったのか、人生のステージによって揺れ動き涙したり悩むことも多くある。
自分1人で生きているわけでなく、周りには様々な考えの人がおり、絶えず関わってくる。その中でストレスを抱かず人間関係を築くには自分の中に境界線を引くこと。ここまではいいがここからはダメ。そこからは踏み込まないし踏み込ませない。心を守るのに必要な方法だと思う。
価値観が混在する時代だからこそ、精神的に自立し、満ち足りた人生にする為に思考をチェンジしていくと、縛りから解放される。
子供は神様からの授かり物であり、社会からの預かり物。子供は自分のものではなく、大人まで育てたら社会に戻す。親はそれまでの役割を果たしている、子供がいない人はまた別の役割を神様が与えてくれるはず。
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利点とかそういうことではない
子どもがいない=不幸せという前提から出てきている言葉に感じる
子どもも家族もおらず仕事でも成功できなければどうしたら良いのか
P147
子どもは神様からの授かりものであり社会からの預かりもの。
子どもは自分のものではなく、大人まで育てたあとは社会に戻す。だから自分はそれまでの役割を果たしている。
子どもがいない人は、また別の役割を神様が与えてくれているはず。
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以前ある映画の感想で、「子供が欲しい、と思ったことない」と書いたと思うが、その言葉には少し嘘がある。
正確に言うと「考えることを拒否していた」のだと思う。
最近、スーパーなどで親子連れを羨ましげに見つめている自分に気がついてびっくりした。
子供を欲しいと強く思ったことないのに、この眩しさと、胸の奥でチクリとするものは何だろう。
ただ、隣の芝生は青く見えるだけなのか。
子供がいる、という、有り得たかもしれない人生を想像しているのか。
このモヤつく感情と向き合わないといけないな、と考えていたところ、Amazonでの散策で見つけたこちらの本を手に取った。
こちらの本は「子どものいないことが決定した女性」の集まり『マダネプロジェクト』の発起人のくどうみやこさんが書いた本。
産む性である女性にとって、子供を産むか、産まないか、というのは人生において大きいテーマであると思う。
少子化ということもあり、産まない、産めない女性は(も)、孤独感や疎外感を持ちがちなのだ。
社会で軽視されてきた「子供のいない女性」の思い。
子供がいない、といっても、その理由は様々で、子供への思いの強さも、人によって違う。
特に今の40代、50代は「子供は産むべき」という昭和の価値観に影響され育ってきたが、平成、令和の多様な価値観への変化に戸惑い、頭では理解しているけれど、心がついて行かない、という点はなるほどと思った。
すべての人とは言わないけれど、大なり小なり、時代に影響されているのかもしれない。
この本にはくどうさんがお話しを聞いた子供のいない女性の本音も記されていて、皆、ネガティブな思いを飲み込みながら、何でもないような顔をしながら、何とか生きているのだな、と、思わず尊敬の眼差しを向けました。