教養こそが武器になる
2020/06/14 18:15
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
教養がなければ戦えない、日本では教えてくれない、教えようとしていない。自ら学び、力をつけねばならない。
範囲が広すぎてぼやけている感がするが、かなり突っ込んだ内容になっている。けなされた人物も多いが、その人がそうせざるを得ない場面もあったと思う。その人だけを責めるのは少し違うと感じた。実力がない人がせざるを得ない場合の対処法がもう少し有れば良かったかも。
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マネジメント層向けの内容です。
著書も言っている通り、少数派向けに書かれた本ですので、万人受けはしません。
しかし、トップに立つ人間に必要な教養とは何かを具体例を通じて学ぶことができ、個人的には参考になる箇所が多かったです。
自分自身が所属している組織のことを考えながら読むと、より楽しく読めます。
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民主制は衆愚制、偉人の命を奪い国を危うくする
ソクラテスは問う「教えてください」自ら知を誇
り公言する人は質問に答えらず、裁判で訴えます
彼の主張のひとつ「国が危うい時もな立ち上がれ」
民衆は戦争をキライ、恥をかいたソフィストの陰
謀でまんまと死刑(毒ニンジンで自殺します)
ソクラテスの弟子プラトン孫弟子アリストテレス
は民主制を憎む・・・それがギリシャ哲学の原点
民衆の多数決はフランス王を死刑にする
国民投票とは国の大事なことが恥ずかしい末路を
さらす手続きのことかもしれん
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会社も国も、悪によって滅びることはありません。愚かさによって滅びるのです
平和とは、無能が悪徳とされない時代のことだ
マキャベリ
結果は手段を正当化する
政治に道徳を持ち込むな
君主たるもの、愛されかつ恐れられるのが最も優れた資質である
天国へ行く道を知る最良の方法は、地獄へ行く道を熟知すること
ソクラテスは民主制というなの衆愚制に殺された。大衆を先導するソフィストが跳梁跋扈する衆愚政の社会に殺された。プラトンを代表格とするソクラテスの弟子たちは、民主制を憎みました。つまり、ギリシャ哲学は、民主制への憎悪を原点としている
1642 清教徒革命 1688 名誉革命 2度の革命を経て、王は何事も議会と約束して物事を進めよとの原則が確立した。憲法政治、略して憲政です。
政治家や経営者 将来やりとことがあるなら、必要なのは手足。
利害関係がないときに、そばにいる人たちこそが手足です。そういう人には、利害ではない他のものが見えている。
人間偉くなってから基盤づくりや人材育成はできません。トップ個人ではなく、トップが負っている肩書権力金力に人がよってくるからです。本当に信用できる人間を集めるのは、偉くなる前でなければならない
親衛隊を定義すると、自分の手足のように動く人間たちです。信長はそういう人間を、若いときに集め育てていたのです
親衛隊(池田恒興、前田利家、毛利新介、服部小平太)
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倉山満先生の最新刊。
非常に勉強になりました。
お勧めです。
以下、章立て。
はじめに 教養こそ、最強の武器だ!
第1章 トップに求められる最初の教養は「決心」
第2章 死生観と帝王学―己の墓碑銘に何を書くか
第3章 韓非子とマキャベリの違いをいえますか?
第4章 このくらい知らないと恥をかく古典政治学
第5章 織田信長、三十四歳の大勝負に学ぶ
第6章 トップに必要な軍隊型組織のつくり方
おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ
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面白かったけど、別にトップ目指していない私が読む本ではなかった…。けど、教養を武器にして戦う仲間を増やすことと、自分は何をした人として死にたいか、くらいは決められそう!?でも単なる社畜として終わりそう…。
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トップやリーダーなど関係なく、教養を習得したいと思ったり、学生時代に勉強しなかった方におすすめ。私個人は非常に勉強になった。万人にはおすすめできませんが、教養あるかたをお客様としている職業のかたは読んで損するものではないです。
個人的には「おわりに 戦い続けた瀧本哲史さんへ」がもっとも面白い読み物でした。
〇フリードリヒ大王
・優れた軍事的才能と合理的な国家経営で名君とされている
・1000人いれば990人は機械のような軍隊を作り上げた。しかし10人には逆の原理を要求。→ある戦いで戦闘に負けた将軍がいました。その将軍は「負けましたが、大王の命令を守りました。」大王は将軍の階級章を引きちぎり「貴様の仕事は命令を守ることではなく勝つことだ!」としかりつけた。
〇三手の読み
「もう一度同じ質問をされたらこう答えよう」「もう一度おなじことをするときはこうしよう」これを常に考えられるようにすべきだし、言い続けるべき。
〇トップは人をコントロールする
・そして自分をコントロールできる人であるべき
┗ 自分をコントロールするためには3人の側近をおけ。反対意見を大切にしろ
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トップの教養とは何か、どう実践するかというと難しそうな内容だが、例として出される話が面白くスラスラと読めた。
以下個人メモ
マキャベリと韓非子
号令、命令、訓令
有事への切り替え判断、情報の最終評価、決心、戦機を捉える
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キーワードは「天下布武」 本書の主張はシンプルで、今の日本の政治は崩壊しているから皆で教養を身に着けて秩序を取り戻そう!というもの。 表題からして昨今蔓延る自己啓発臭がしますが、中身は意外にも為になる内容が結構ありました(むしろタイトルが悪い)。歴史エピソードはどれも面白く、シリーズが売れてる理由がわかった気がします。ただし煽り・自己主張が多々見られるため読み始めは少しイラっとするかも。
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どんなトップがいいのか、ダメなのか歴史上の人物などでわかりやすく書いてあり興味深かった。軍隊組織の話は日本では馴染みがないので面白かった。
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自分の読解力、教養不足もあるが、読みづらかった印象。
戦国時代の例などは面白く楽しめた。
号令、命令、訓令についての話は非常に参考になった。区別して行うよう意識する。
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教養とは何たるかを思い知らされた一冊。
何かを成し遂げたくて他の無駄に長い自己啓発本読むくらいなら絶対にこの一冊を読んだほうがいい。批判に耐えうる根拠と共に、考えるきっかけとなる“回答”をたくさんもらえる。
こういう本で最後に出典がちゃんとある+著者から見てその出典に対して一言コメント書いてあるのが超ポイント高い。
文章はかなり読みやすいです。迷ったら即買いです。