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栄吉に見合い? 若だんなに許嫁?
それだけ、月日が経ったんですねえ。佐吉の気持ちと合わせて、感慨深い。
それより、若だんなが旅に出るというのが、一番の驚きかも。
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畠中恵さん、デビュー当時からみると本当に達者になってきたね~
まだほかのシリーズを読み続けてみようとは思わないんだけど、文庫化もゆっくりだし、手をつけてみようかな。
一太郎さんの結婚までさて、あと何年だろう・・・
ちなみに金次さん、いい味出してるね。
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貧乏神のエピソードがわりと好きかも。
和菓子が相変わらずな栄吉さんと体調が相変わらずな若旦那に許嫁ができるとはねぇ…。
うっかりさっくりあの世に行かずにがんばってほしいです若旦那!
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ほんの少し周囲の状況が変化。婚約とかいろいろ。
あとはいつも通りのライトでクリーンな展開。
希薄というか無個性というか・・・もうちょっとだけドロドロしてもいいのでは。
於りんちゃんって、以前確かにいたんだけど誰だっけ・・・みたいに印象に残らないというか何というか。
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「いつか」を考えさせられる。今のままではいられない。仁吉や佐助の心情、そして若旦那。いつもの暖かいしゃばけシリーズにちょっとだけ寂しさの加わったお話。
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しゃばけシリーズは安定した面白さとほっこりさです。
今回はお嫁さん探しから、若旦那のお嫁さんって
どんな人なんだろうと思っていたら、納得でした。
最後のお話は悲しく寂しいお話でした。
それでもまだ温かさがあるのが、しゃばけシリーズのいいところですね。
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久しぶりのしゃばけシリーズです。
いつもほっこりとした感じにさせてくれるのが好きです。
今回はなんだか、シリーズ終盤を思わせるような展開で少しさみしいような感じもしましたが、そんなことも我関せずな感じの妖たちの無邪気さが何ともよかったです。
面白かったです。
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しゃばけシリーズ13弾。
今回は、若だんなが旅に出たり、縁談が舞い込んだりして、今までとは違う騒動が起こる。
離れで妖怪たちと暮らしているが、嫁を迎えればそれもできなくなる。
将来のことを考えていく転機にもなるストーリーが展開される。
今回は妖怪たちが結構出張っていて、色々面白い。
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2017/2/10
最近★4ばっかりで煮え切らないなぁ。
これはたぶん本のせいじゃなく私の問題。
楽しめる人でありたいのに。
若旦那、お元気そうで何よりです。
悲しいことが何も起こらないといい。
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文庫でどこまで読んだのか忘れてしまったので、とりあえず最新っぽいものを買った。
短編だし多少あいだを飛ばして読んでもいいかなと思っていたけど、次からそうもいかなくなりそう…?という感じ。
仁吉・佐助はやっぱり恰好いいなあ
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しゃばけシリーズ初の外伝『えどさがし』を挟み、第13作が文庫化された。単行本は第15作まで刊行されており、まだまだ続くと思われる。
「栄吉の来年」。一太郎の親友にして菓子屋三春屋の長男・栄吉に見合い話が持ち上がる。ところが、事情を探ってみると…。シリーズの王道的内容だが、いつの世も色恋ってやつは。最大の発見は、あの妖を怒らせてはならないってことか。
「寛朝の明日」。妖封じで名高い広徳寺の寛朝が、小田原まで出張することに。同行したいけどできない一太郎と、現地を繋ぐ手段とは。すげえ、江戸時代なのに通信手段がSFっぽいぞ。江戸にいながら、現地に指示を送るとは。しかし、事態は収拾したものの、一太郎にの負荷は実際に行くより大きそうだ…。
「おたえの、とこしえ」。長崎屋の主・藤兵衛が不在のため、妻のおたえが来客と対峙する。自分が知る限り、初めてのパターンである。相手の要求とは…。病弱な一太郎自ら大坂に行くのも驚きだが、これまた通信手段がすごい。妖の力を借りたとはいえ、実に先駆的だ。堂島米会所にとってはいい迷惑だが…。
個人的に一押し「仁吉と佐助の千年」。人間とは違う時間軸を生きる、彼ら妖。いつまでも、このままの暮らしがいいのか? 選択を迫られる2人。一方、2人が不在の頃、一太郎は見合い騒動に巻き込まれ…。妥協というか先送りというか、とにかく当分は続くということだが、意外に大きな変化かもしれない。
「妖達の来月」。一太郎の離れに入り浸る妖たちの、新しい居場所ができた。ところが、引越し早々に泥棒騒ぎが…。似たような境遇の妖を、前にも読んだ気がする。人間に混じって楽しく暮らせる妖ばかりではない。最後にしんみりとする一編。
しつこいようだが、僕はシリーズの熱心なファンではないけど、シリーズの幕引きについては気にしていた。外伝『えどさがし』の、明治を舞台にした表題作。そして今作は、各編タイトルにすべて時間を表す言葉が入っており、中でも「仁吉と佐助の千年」は、畠中恵さんご自身が、幕引きを意識し始めたのかと勘繰った。
シリーズ刊行15周年を迎えたそうだが、作中の世界での経過時間はどのくらいなのだろう。一太郎の周囲でも、それなりの変化は起きている。一太郎自身、忸怩たる思いもあるのではないか。当面は文庫で追いかけよう。
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シリーズを通して読んでるので手に取った
5編からなる短編で構成されるシリーズ13弾
正直惰性で読んでるシリーズではあったのだが、
今巻は素直に楽しめた
若旦那と妖達の今後の関わり方にも触れられていて、
シリーズの転換点になる巻だったのではないかと思う
シリーズ物の難しさで、
進まないとマンネリするし、下手に進むと魅力がなくなる
この辺のバランスがうまい巻だなと思った
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長崎屋のお金持ちっぷりが発揮されてる。相変わらず病弱な若だんなではあるけれど、頼もしいところが増えている気がする。
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このシリーズも最終回が近いのかしら?と思わせるお話が続きます。若だんなの許嫁はやはりと言おうかなんと言おうか、しかし今後どんでん返しがあるかもなぁ……などとも考えつつ、いつもどおり、のんびりゆうるり読める一冊でした。
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「江戸を舞台にしたファンタジー小説」という新しいジャンルを提示してくれた、畠中恵。
『たぶんねこ』畠中恵
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461333
その『しゃばけ』シリーズ、第13弾の文庫版です。
年一作品のペースで発表、文庫化されているので、ここ何年かは、このシリーズを読むことが自分自身の年中行事のようになっています。
江戸の通町にある廻船問屋兼薬種問屋の大店、長崎屋。
その一人息子である「若だんな」が、今回も主人公です。
病弱ですぐに寝込んでしまう。
そんな体質なので、両親も「無理をしないように」と甘やかし、二人の男を世話係の”兄や”として、面倒を見させている。
しかし実は、若だんなの祖母はその世界では広く知られた、妖(あやかし)界の大物。
兄やたちも、力の強い妖。
そのせいもあってか、さまざまな妖たちが若だんなのまわりに集まっている・・・という設定。
そんな若だんなの近辺で起こる騒動と、その騒動に若だんなたちがどのように対処していくかが、4つの連作短編の形で、描かれています。
全体を通じてのテーマは、「変化」。
4作品それぞれの題名には、明日、来年など、時に関する言葉がつけられています。
両親や兄やたちに守られて、妖たちと仲良く暮らしたい。
そのような日々を願う若だんなですが、幼なじみの縁談話、さらには自分自身への縁談申込殺到と、「変わらなければいけない」状況が次々とやってきます。
それらに悩み、対処していく若だんなの姿を読むにつれて、読者も「変わらなければならないのだ」と考えるような内容になっています。
パターンを守りながらも、変化をつける。
このシリーズが長く、そして多くの読者に応援されている理由のひとつになっているのかなと、感じました。
今回の内容を受けてどのように今後、展開していくのか。
次の作品の文庫化を、楽しみに待ちたいと思います。
『さくら聖・咲く: 佐倉聖の事件簿』畠中恵
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461724
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