キャリア設計の参考
2024/05/15 08:33
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投稿者:かず - この投稿者のレビュー一覧を見る
研究成果に基づく何かというよりは、筆者の見解の共有といった中身。
筆者も書いているが筆者の考え方をひとつの参考として、人生100時代で、自分のキャリアの段階と私生活とのバランスをどうとるか、考えるきっかけにするのがよいのだと思う。
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フルライフ(充実した人生)を歩むための時間戦略について述べた本。
全体的には、納得感に乏しかった。論拠が乏しいまま結論を言っていたり、話があちこちに行ったりしているのが残念。
ただ、部分部分で見ると面白い話はあった。
例えば、
・一日/一週間を充実させるためには最初と最後を大事にする
・「To Feel」の振り返りを行えば、軌道修正ができる
・一週間を土曜始まりで捉える
・人生(仕事人生)はハードワーク期、ブランディング期、アチーブメント期に分けられ、それぞれ能力を深める仕事、自分の器を広げる仕事、心からやりたい仕事に取り組むべし
・ブランディング期に創造的な知的生産を行うためには、「抽象と具体を行ったり来たりする」「直感・大局観・論理を上手く切り替えながら頭を使う」ことが大事
など。
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充実した人生を送るために、時間をどう使うか。何を優先させるのか。いかに生きるか、を少し具体化するとこの問いにぶつかる。
その答えとして示されている『フルライフ=well-beingとwell-doingの重心を見つける』ということがまだ腹落ちしきってはいないけど、まずはwell-doingの段階なので、3段階の目標設定をうまくできるようになりたい。あと1日の終わりには「to feel」の振り返りを。
直観と論理と大局観を切り替えるため、それぞれの時間のバランスも大事にしたい。ひとりでいるか/みんなといるか×何かしているか/ただいるだけか、が、思考の切り替えとつながっているという見方はすごく面白いと思った。
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NewsPicksの記事を読んで以来の石川さんファンです。
抽象的な概念を噛み砕いて分かりやすく伝えるプロ、まさしく具体と抽象の往復運動がズバ抜けて高い方です。
その石川さんの最新作ということで、今までの各記事でも触れてこられた内容が体系的にまとめられています。そもそも良い人生とは?という大きな問いから始まり、1日、1週間、数年、100年単位での有意義な時間の過ごし方とは?という具体的な問いに変換していく。そして、この本においては実用性ということを重視し、詳細なプロセスそのものよりもQA形式でどんどんと思考を深掘れる形式なのも非常に読みやすい。
人生を春夏秋冬に捉えたとき、自身はまさしく夏のタイミング。ここから実りの秋に向けて、ハードワーク期からブランディング期に移行するタイミング。そのために、3ヶ年プランニングをもとに10年という期間に想いを馳せてみる。
といった具合に、自身のキャリアを俯瞰で捉える観点でも有意義な視点が多く記載されています。
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空っぽの人生の反対。そのための時間戦略。
◯全体:重心は「信頼」
◯ハードワーク期:重心は「3つの時間軸」
1日:始まりと終わり
1週間:金曜日の夜8時以降
3〜10年:3段階プランニングの2段階目の目標設定
1年目:Build期(組成する)
2年目:Model期(定型をつくる)
3年目:Scale期(拡大する)
1年目の重心:Who(誰とするか?)
2年目の重心:What(何をするか?)
3年目の重心:How(どのようにするか?)
2段階目(次の3か年)の目標設定をすることで、10年先を見据えることができ
「産業構造の変化のレバー」を引くことで、大きなスケールで目標を達成する
◯ブランディング期:重心は「大局観」
大局観の時間(一人でDoing/ みんなでBeing)
コンセプトとは「A→Bに行く際の障害を一気に乗り越えるもの」
→具体と抽象を行き来することで(他分野から)学びを得る
出す(直観)→絞る(大局観)→決める(論理)
◯アチーブメント期:重心は「実りの秋」
人生100年を春夏秋冬で捉える
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■目的
戦略的な時間の使い方
年代ごとの目標の立て方
人生で成せることの種類を俯瞰したい
■転用
■本書のポイント
・1日→視点が変わる
1週間→人生が変わる
1年→事業が変わる
3年→企業が変わる
10年→産業が変わる
30年→時代が変わる
100年→文明が変わる
・戦略の先に、そもそも何がしたいのかを問え。何か大きなことを成し遂げたい?人生をよく生きたい?
・戦略家の仕事は重心を発見すること(DoingとBeing)=フルライフ
・職場におけるwell-Beingの重心は「信頼の文化」の有無(感情的な結びつきを含む双方の関係性)
・企業の信頼度はeNPSによって、スコア化が可能。転職したい時はこれをしっかりと見るべし
・職場において、誰の信頼を勝ち取るべきか精査すべし
・成功と時間の曲線は↓
ハードワーク期(業界内の上の世代の信頼)
ブランディング期(業界外の同世代の信頼)
アチーブメント期(次世代の信頼)
・1日の重心は、「仕事の始め方と終え方※」
※To Feelで感じたこと、体験したことを最後に書き出せ
・1週間の重心は、「金曜日の夜8時以降」
・3〜10年の重心は「3段階プランニングの2回目の目標設定」→人は直線的な向上を描きがちだが、本来は、
①準備する(種をまく):Build期(組成する)
②始める(芽が出る):Model期(定型を作る)
③広げる(花が咲く):Scale期(拡大する)
・多少の「規律」があれば締まって効率的な時間になる
・ピーク・エンドの法則=エンド(終わり)の方が印象に残ってします。(終わり良ければ全てよし)
・人生の評価が高い国→北欧
・ポジティブ体験が多い国→中南米
・ネガティブ体験が少ない国→東南アジア
■結論
・Well Beingとは、自分を忘れること、自分から離れること「人間の成長とは自己中心性から離れること」
・自分が今大事にしているものを手放した時、一体何が自分に残るのか、「オーバービューエフェクト(概観効果)」でみてみろ。宇宙から地球を見るかの如く。
・フルライフとは、自分を高めるWell-Doingと、自分を忘れるWell-Beingのバランスを取ることである
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・1時間でサッと読める。石川さんに考えてることの進捗を聞く本。石川さんの思考が好きでヒントをもらえるのでokだが、人によっては薄い自己啓発書にも見えるかも。
・論旨は以下と捉えた。バリバリ仕事する人が考えた、不確実性が高い中で人生を長い目で考えるためのコツ、として受け止めると、現実解で良さそう。
「人生で使える時間は有限だからこそ、時間戦略が大事。人生の過ごし方を2種類(welldoing/wellbeing)に分けこの2つを充実させることが重要なポイント。それぞれ重心と信頼の種類を捉えて良い仕事(やるべきこと)をして成長すること(welldoing)と、自分自身すら忘れるくらい固執せずに自分らしくいること(wellbeing)、これがフルライフの要点である。」
・1人doingとみんなbeingの話は、頭使う仕事をしよう、仕事以外の時間はプライベートを充実させよう、と言ってることは一緒だと思うが、学術的な理屈を持ってきたり、わかりやすく四象限にしてみたり、抽象化してステップを明らかにしたり、という思考法によって納得感が上がっている。具体と抽象の考え方の実践を見れたという意味では、非常に良かった。こうやってあっちとこっちのことくっつけて考えてるのかーこうやって問いを出し続けてるのかー、という感想は、新鮮。(QAで論旨が進む仕掛けはgoodだった
・蛇足:個別の話は、うーんという感じはした。具体と抽象、大局観の話は、他の本で触れられてることと大差なく、人生の時間軸を3つにわけて考えるとか、土曜を週初めにするとか、ライフハック初心者向けブログ、という感じ。(それを実際にやれるかどうかが結局大事、という意味ではある意味生々しくて良いかもしれない)
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エンプティ(空っぽな)人生を送らないために戦略を持って生活しましょうという内容。
わかりやすい言葉に噛み砕いてあるので非常に読みやすいです。
意識的に行動を制御することで人生のステージに合わせた思考法ができる「時間を増やす」というアプローチが新鮮に感じました。
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50歳からは収穫の秋。そのタイミングで輝けるようにハードワーク期、ブランディング期を乗り越える必要がある。
ハードワーク期 専門性を高め、可愛げを出して時代を語り質の高い仕事をがむしゃらに行う。
ブランディング期 仲間を大事にし、自分の弱さを出し、専門性ではなく自分の人間性を認められるようになるべし。
何より大事なことは大局観を得るために、
1人で行う時間(読書や企画)
みんなでいる時間(雑談、飲み会、旅行)
を大事にすべきだと指摘している。
リモートワークな期間だからこそ、つながりを大事にすべきである。
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・ひとりでdoing、みんなでbeingを意識する
・土曜日から1週間が始まる設定にする
はトライしてみます!!
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土曜から始まる1週間を意識する
一日の重心は仕事の始まりと終わりにある
信頼と信用の違い
人生100年時代の実りの秋は50歳から
一人でDoingとみんなでBeingは具体と抽象の往復運動で大局観を育む
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・フルライフ=宇宙レベルの視座で見て、自分らしくより良き人生を生きるためのヒントが書かれている本
人生を100年として捉えて、いつ輝くか、10年プランを考える上で第二段階の目標が参考になること、一人でボケー、みんなで飲み会(人生を語る等)がウェルビーイングを高める上で有効であること等が印象に残りました。ウェルドゥーイングをしつつも、ウェルビーイングも高めないとね
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フルライフ
base
・物事・時間の重心をどこに置くか?
人生の中で仕事の割合が最も多い
→仕事を行う中で大切なのは信頼
word「信頼の文化」→構築にはどうする?
確認
・1w →仕事は順調か?
・6m→人生は順調か?
・ft→ 幸福か?
変化・学びがないと順調と感じないから。
誰の信頼(重心)を得ながら仕事をするかる
成功=社会的インパクト
①hard work期
②branding期
③achievement期
①
・仕事のできる上の人から信頼を得る
→どんな時代なるのか意見を語る。
word「時間戦略」
1D→仕事の始めと終わりに重心がある。
「日中に起きる多くのことはコントロール不能」
1W→休日から一週間を始める。
社会的時差ぼけ予防。
3〜10Y
3段階のプランニング
1年目→組成(誰と?)
2 →定型(何を?)
3 →拡大(どうやって?)
を2回行う。
②
・他分野の同年代から信頼を得る
→「コンセプト」から全て始まる。
コンセプトとはA→Bに行く障害を全て取り払う物。コンセプト→戦略→決定→実行
方法
❶DMN(デフォルトモードネットワーク)
→直感(100のアイデア)(出す)
ボーとする。「馬上」「枕上」「厠上」
❷SN(セイリエンスネットワーク)
大局観(3〜4のアイデア)(絞る)
具象と抽象の往復。
❸CEN(1のアイデア)(決定する)
ブレスト。みんなで議論
③
人生100年、50歳から本気出せば良い。
→well being=良い意味での自分らしさ
→人間の成長とは自己中心性から離れること
→自分が大事にしているもの(家族・仕事)を手放した時、人生に何を望むのか?
小から大への概念拡大。
例「オーバービューエフェクト」
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「今すぐこれをする」というようなスピード感のある内容ではなく、人生を長い目で見るような内容だった、・・のかな?自分なりには、かなりスピード感を落とした上では、実践できているような内容ではあった。
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理解が追いつかないからなのか、サラッと流れてしまった印象。
しかし、この本の中で実践しようと思ったところを記録する。
①一日の終わりの振り返り
②土曜の朝を週始めと捉える
①は何が印象に残ったかを振り返り、日々の充実度を上げる
②は土日をダラダラ過ごす改善方法として取り入れてみる