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炎上参加属性知れたのは面白かった。日々当たり前にネットを使う生活なので、発言に気をつける事と炎上にあった際の対処法を子供たちにも教えてあげたい。
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大学教授による共著。年齢が30ほど離れているが、他にも共著があるようだ。「炎上」を起こす人たちの傾向と実態、対策などを研究している。
各種統計や調査から、炎上を起こす人は全体の1%程度であり、炎上によって個人攻撃を受けることがあっても「世界中から非難されている」と思い詰めない方が良い、と述べている。また、こうした常習者は最初から議論をしようという気がなく、一方的に自分の「正義」を振りかざすだけなので相手にするだけ無駄である、と。
現実世界よりも執拗な攻撃者がネット空間では出やすい原因が「一人の情報発信力が大きい」、つまり誰もが公の場で意見表明する手段がネットのそもそもの技術であることが挙げられている。そこに「匿名性を持って安全地帯から一方的に」というのも個人的には付け足したい。
ある程度分かりやすく解説された本書だが、同じ題材や同じ主張の引用が何度も出てくるのには少々閉口した。それがなければ満足度の高い一冊だった。
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https://kinoden.kinokuniya.co.jp/shizuoka_university/bookdetail/p/KP00009670/