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辰五郎一行はもちろん素敵なんだけど、新登場の定吉が素敵だった。正体があいつってのもいい。
その上、良寛に広重までゲスト出演とは贅沢で嬉しくなる。
埋蔵金目当てに向かったこんぴらさん。
沙夜は過去を吹っ切れたし、三吉や辰五郎もだね。
三吉の実の父の一件、泣ける。辰五郎の対応にも。
最後、あのオチは、なんとなくそうなるような気がしてたw
素敵な家族になったね。
江戸について、翁丸も結局辰五郎たちと暮らしたりして、なんて想像するのも楽しい。
ドラマがきっかけでずっと積んでたけど、読んでよかった。
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博徒で借金まみれだった辰五郎が、長屋を代表してお伊勢参りに旅立ち、道中でかけがえの無い家族を持つことになった『駄犬道中おかげ参り』の続編。
今回は伊勢のおかげ参りを終えたその脚で、辰五郎一行は、四国の金毘羅への旅に出る。
ダメダメな主人公だけど、どこか憎めないキャラ設定故に肩肘張らすに楽しめる。また道中の宿場町では、夫々の名物や歴史に触れガイドブック的な要素もある。更に歴史上の有名人物を随所に登場させたりと、作者のサービス精神も満載。
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千両箱が海の藻屑にとか、考えられんて。オチなのか、それで成立したのか。犬の正体がわかって幕尻でええのに。超高速から一気に好きになり、期待値高くて買い読んだが、博打が嫌なのか、思ったよりのめり込まないで終わる、2なのよ、2冊ですか。誰も死なないのはよかったけど、どちらか言うと旅の本、江戸時代の旅だと思う。所所に歴史上人物出てくるのも、豊臣秀吉がミイラで織田信長殺した張本人とか、まあ、うーん、まあね。マラソンも読みたいけど、ちょっとインターバル入ると思う
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これはテレビドラマ化してなかったので、とっても楽しく読了。
カルタはすでに数字の書いてあるトランプのオランダ語のように普及してて、博打に使われて幕府に禁止され、数字の代わりに絵柄を使った花札ができた、、なんて!
そうだったのか。雑学も面白い。
秀吉の隠された埋蔵金をめぐる伏線、寄せ集めの三人と一匹が本当の家族に狩る過程も良し!
楽しい1冊でした。