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1巻から読み進んで、一番面白いと思いました。
これからもっと面白くなっていくのかもしれませんが・・・
ここまで読んで思うことは、今も昔も異性に溺れては痛い目にあうのだなぁということです。
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曹操の巻だと個人的には思う。
曹操本人ではなく、曹操の周囲の人々が、彼についてどう思っているかを延々と描写している。
いやー。最初はイキオイはあるけ、うっかりしたところもあるかわいらしい曹操と思ってたけど、すごい脅威になったもんだなぁとしみじみする。曹操の格好いい。
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・対袁術軍として命ぜられた劉備は、今こそが秋(とき)だと曹操に反旗を翻す。ここで劉備と曹操ははっきりと敵対した。そして官渡にて対峙する曹操と袁紹。名門故の驕りと、兵数の差に甘んじた袁紹に、曹操の恐れを知らぬ決断力と不屈の精神が勝った。一方で孫策が曹操の陰謀により暗殺され、若き弟孫権が跡を継ぐ。曹操に兵を向けられ大敗を喫した劉備も、劉表を頼り新たなる機を探していた。ここまで。
・北方先生は張飛が好きすぎると思う。乱暴者の衣を着た心優しき忠義者。正直書く上での力の入れ方が関羽とえらい違いな気がする笑。故に張飛がすごく魅力的。趙雲や部下の王安とのやり取りに和む。
・曹操と袁紹の決戦。犠牲や損失を嫌い出来るだけ戦いを避けてきた袁紹と、失う・傷を負うことを恐れず負けの苦味も何度も味わいながらそれでも立ち上がってきた曹操となら、曹操は勝つべくして勝ったという感じ。しかし曹操はハイリスクハイリターンな勝負が本当に好きだなあ。負ける・覆される可能性、それに伴う恐怖すらも楽しみ、武器にしちゃう感じ。思い切りの良さがかっこいい。
・劉備の黒さや残酷な面がどんどん出てきてる。徳の将軍はどこまでそれを貫けるだろうか。そう言えば今まで「あえて」の負けはたくさん経験したけど、心からの敗北はこの巻での対曹操戦が初めてかな?たぶんこの「負けの差」が、今の劉備と曹操の差に繋がってるんだと思う。
・孫策の死は悲しみより、まあこうなっても仕方ないかなという気持ち…笑 堅パパが言ってた「女にハマりすぎると男はダメになる」っていうのが正にこれだった気が。しかし温かい家族でも、国盗りの日々でも満たせなかった孫策の孤独は、呂布に通じるものがあるなあ。
・呉軍贔屓としては孫権の頑張る姿がいじらしくて仕方ない。ついに背負った孫呉三代の夢、背負うには若すぎる君主の傍らにはやはり同じ夢を見続ける王佐の才があった。周瑜頑張れ。孫策いなくても、老臣たちが認めてくれなくても!それぞれが夢と共に孤独をも背負い、孫権軍の戦いが始まった。
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読了。曹操の勢力拡大の場。権謀策術、あの手この手でのし上がっていく曹操の姿。劉備贔屓からするとイヤな奴風。この歳の自分からは、このしたたかさに惹かれる素地もある。
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北方三国志4巻読了。毎回巻の終わりにいいシーンを持ってくるなあ…。孫権と叔父上の関係が今まで微笑ましいくらいで描かれてきただけにこれは胸にズーンときた…。孫権はまちがいなく殿であります…。
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天下分け目の官渡の戦い…
圧倒的不利な状況を打破する曹操の力を存分と見れました。
日本で言うところの織田信長のような人ですね〜
こんな男になりたい(笑)
それにしても、劉備は何がやりたいのか不明(笑)
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官渡の戦いで曹操は袁紹に対して数的不利な状況でありながら、ここぞという時は死地であろうと自ら挑みそして勝利を手にした。やはりトップが決死の覚悟で望むかで部下に対し本気度が示せるし士気も上がるのだろう(聞いてる?首相)。あと過去に己を死に追いやろうとした敵の武将を優れているとはいえ、引き入れられるのは器量の大きさに感服させられる。孫策の死は残念…。これからだったなのにね。呉の武将たちのエピソードからは他の勢力とは一転して江南からの爽やかな風を感じる。張遼と関羽も乱世でありながら、お互いの能力を認め合い、そして、生かし生かされる戦友としての会話がよかった
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今回も2日ほどで読了出来た。北方氏作品は歴史的事実よりも人物描写に力点を置いているので読みやすい。
その人物描写について。
私が思うに、関羽の忠誠心溢れたキャラクターや強さがあまり深く描かれていないと思う。一般大衆からの人気が高い関羽を北方氏はあまり評価していないのかと勘繰ってしまいそうになる。
例えば、曹操に降った関羽のくだりがあっさり書かれ過ぎているのがその表れである。関羽が官渡の戦いの初戦で顔良に勝利後にすぐ解放されて劉備のもとにあっさり戻るというのは、横山光輝作品において幾つもの関を打ち破って乗り越えた武勇エピソードを楽しんだファンにとっては物足りないだろう。
三国志には魅力的な英傑があふれており、著者も誰を一人称に据えるか困るところだろう。関羽が一人称の章は今のところなし。
個人的には、孫策の暗殺を、対曹操を表明したことを危惧した曹操により仕組まれた女性を使った陰謀という描き方は中々楽しませてくれた。もちろん史実にはないものではあるが、ドラマとして楽しむ分には曹操と孫家の因縁を膨らます意味で今後の飛躍が期待できるものである。
さあ、そろそろ次巻では孔明登場か…。
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官渡の戦いまで。
孫策があっさりと死んでしまい残念。もっと呉の話を読みたかった。
目に見える戦いだけでなく、謀略もいろいろとあるのは好み。
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袁術ってもっとデーハーに死んだと思ったけど。
まさに割愛されてたな。
顔良のやられっぷりも良い感じ。
んで、全巻の孫策の輝きっぷりは
ここで死ぬからやったんやと残念。
烏巣攻めもあるよ。
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官渡の戦い、そして孫策の巻。
孫策は、あまりに早逝過ぎて印象が薄い感じがしていましたが、しっかり人物描写されていて、もっと生きていればと確かに感じされる魅力がありますね。
個人的には、関羽が曹操の元に身を寄せたのが、ほんとに一瞬の事と書かれていて、なんだか納得という感じでした。
吉川三国志だと、色々曹操と関わりが多すぎて、どうも義の人のイメージだけで済まなかったので・・・、これくらいあっさりのほうがいいなという印象です。
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官渡の戦い。袁紹自身の人格的欠陥が有能な将軍と参謀を失う袁氏滅びの戦。逆に曹操にとっては、その人格、魅力で多くの人材を引き寄せ劇的勝利を収めた歴史的一戦である。敵がどれほど大きくても果敢に立ち向かう。決定的な不利を招きかねない死地にあっても、敢えて立ち、生き延び、大きくなってゆく曹操の生き方に限りない憧憬を覚える。
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わかっていたのに読んでしまったー><
孫策の死が悲しすぎて通勤電車で泣きそうでした。
やっぱり英雄短命。戦をするために生まれてきた男だからしょうがないけど・・でもでも!せめて戦の中で死んでほしかったよー!
ものすごーくあっけなくてびっくり。孫家はそういう運命なのか?
悲しいけど、孫権も意外にいいじゃん。
「兄上が平定されたところを、私が立派に治める、という夢です。それが天下ならば、天下を立派に治めてみせます」
「兄上、まず速やかに寿春を奪ってください。あとは、私が引き受けます」
かっこいー!!
太陽と月のような策と権。月が輝きだしてきた頃に太陽は燃え尽きてしまった・・あー惜しい><
策が死ぬときもますますしっかりして、大将として立派にやっていけるようなかんじ。
今度は孫権&周喩を応援します!
今回はついに曹操と袁紹がぶつかりました。
この戦いはなかなか曹操いいです!
今回もこれまでも、数々の死地を乗り越えてこれたのは、偶然でも運でもなく、彼の天性の感覚なんでしょう。大胆な作戦を実行する思い切りの良さとか、それを実行する、ほんの一瞬の絶好の機会を見極める目とか。
劉備だいじょうぶかー?どんどん影うすいよ。
閑羽も今回かっこよかったし。曹操軍のなかで手柄を立てたときとかすごすぎでしょ。
そろそろ袁紹が消えてほしい4の巻でした。
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再読の「三国志」。
北方三国志第4巻「列肆の星」。
歴史的な一戦である、官渡の戦い。
ついに曹操が袁紹と激突する。
謀略・奇襲を駆使し、戦地で自ら先陣を駆る曹操。
これまでの数々の戦いにおいても、
迷わず死地へ赴き勝利してきた勢いと果断。
千載一遇の機会を決して逃さない決断力と洞察力には、
今のところ勝ち得る人材は少ない。
ましてや、名門中の名門とはいえ、参謀を失い、
自身も無能な袁紹将軍では勝ち得るはずもない。
孫家の小覇王孫策は、盟友周瑜不在中に、
色香に溺れ、あえなく暗殺される。
いよいよ孫家は、豪傑の父孫堅と兄孫策を失った
孫権へと時代が流れていく・・・。
この巻の魅力的な場面は、関羽と張遼の戦場での会話であろう。
結局、袁紹の武将顔良の首をあっさりと取って、
恩を返し、義兄劉備のもとへと帰っていく関羽。
信義と忠義の漢、関羽の生き様に改めて尊信する。
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曹操と袁紹の河北をかけた決戦。一瞬の機をつかんだ曹操が勝利。北方三国志の曹操は果断でかっこいい。戦うことで道を拓く。そして孫策は暗殺され、劉備は再び流浪に。