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哲学書ではない。
あくまでどこかのコミュニティの人を扇動するために書かれた記事群のようなもの?
よほど詳細にアメリカの人種差別の現場感など、本書で扱われている問題群に対する経験的理解を持っている人ならまだしも、特段そのような経験のない私のような人間が読んで何か啓蒙されるような類の話ではない。
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どの辺が「暗黒(dark)」なのかわからず・・・。
訳者解説の人間にとって真の暗黒なものであるウイルスが猛威を振るう中、『あらゆる統治は退けられるべきなのだとこの世界そのものからでていくのだと、いったいなぜいえないのだろう。』という言葉に非常に説得力を感じた。
ピーター・ティールも自らがマジョリティ、エスタブリッシュメントで、資本主義の勝ち組にすぎないからこそ、リバタリアンからトランプ支持に回ってしまったとただただ自己の存在を最大化したいだけのチンケな様に思えてしまう。
とはいえ、加速主義の思考プロセスは学んでいく必要は強く感じる。
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感想として言いたいことはだいたい訳者の方が解説で言ってくれているので、特に書くことはない。
ただここで言っておくことがあるとすれば、この本はマトモに受け取るべきではなく、オタクがブログに投稿したSF小説のプロットだと思えば結構気楽に読めるだろう、ということ。