電子書籍
スキルや能力を高める重要性を感じられる本
2020/05/31 21:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoo - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み手の事をよく考えて、実践的ですぐに行動に移せるアドバイスが満載でした。
また思考を深め自らの能力を高めていく事の重要性が繰り返し述べられており、意識を高めるきっかけになります。
筆者の想いが伝わってくる良本です。
紙の本
汎用スキルがこれからは重要
2021/04/16 22:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hontoo - この投稿者のレビュー一覧を見る
汎用スキルの重要性がよくわかってとてもためになった。
わかりやすく、良書だと思う
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成果を上げる働き方に関する思考法・スキルがあらゆる観点から詰まっている、教科書として持ちたい1冊。図解が非常にわかりやすい。
特に印象的だった章:
トレンド3 「他者理解」から「自己理解」
・仕事がうまく回らなかった理由として、自分の理想像をきちんと理解していなかったことだと気がついた。他者視点で無意識に動いていたが、まずは自己理解という点、かなりインパクトがあった。具体的なノウハウも記載
トレンド5 「専門スキル」から「汎用スキル」
・専門性を上げろとよく言われる中で、これから必要なものは「汎用スキル」だという論理展開に深く納得。汎用スキルの具体的な高め方も記載
仕事で悩んだときや、生産性を高める必要性を感じたときに読み返したい。
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3〜5年後に起こるであろう働き方の変化に対して、①深層思考、②業務最適化、③自己理解、④パートナー、⑤汎用スキル、という5つのトレンドの実践の重要性が説かれている。これらを言い換えれば、物事を常に深く考えながら戦略的に仕事をし、自分をしっかり理解して自らの活かし方を考え、周りを味方につけながら汎用的なスキルを磨いていくことが大事だということ。自身の働き方の参考にしていきたいと思った。
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わかりやすく、読みやすい本。
ビジネス書にありがちな、最初の方に言いたいことを述べて、あとは同じことの繰り返し、といった要素がなく、5つのトレンドが実践的でかつ論理的に構成されていた。
自分の価値や能力を高めるための具体的なアクションが書かれている点が大変参考になる。
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読後感は「得たもの」は少ない印象だったのですが、それは単純なテクニック本ではなく「考え方を伝えるので、あとは日々の中で考える必要がある」内容が多かったからかなと感じました。
個人的には、「目からうろこ」よりは「共感」と感じた部分が多かったです。
後々再読して「考え方が当たり前に身についているか?」というのを確認するのも良いかも、と思っています。
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・深層的に捉える。ゴールを明確にし全体像を掴み、それの道筋としてフレームワークで整理し順位づけして仕事する
・業務最適化。成果が見えづらい業務は一旦端に置く。pdcaを早く回す。すぐに軌道修正できるように。
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これからの働き方を考えるための本です。時代が激しく変化しつつあります。変化に対応するには、まずは、どんな変化が起こっているかを知っておくことが不可欠です。その上で、自分がすべきこととできることは何かを考えながら、トライアンドエラーで実行、振り返り、改善を行っていくことが重要なのだと思います。激しい変化に不安を感じているビジネスパーソンの方が、今後変化に対応していく上でのヒントを見つけられるかもしれない1冊です。
【特に覚えておきたいフレーズ】
これからの働き方は、成果を意識して、成果を出すために自分ができることを知り、これから身につけるべきものを考えていくことが重要であることを教えてくれます。
「求められる成果は、①定められたことをより早く効率的に行う、②定められたこと以上の価値を生み出す、③会社や職場が抱える課題や問題を解決する、④新しいことを生み出す、の4つの成果の組合せで成り立つ。これまでは①が求められてきたが、これからは②③④の重要性が増加していく。成果の全体像を強く意識する。」
「これからの時代は、どんな業務や仕事においても活用できる汎用スキルを身につける。通常のスキルとの違いは、『自ら意識できているかどうか』と『再現性があるか』。」
「これからの不確実なビジネスの世界において成果を上げるためには、収束型のロジカルシンキングと発散型のデザインシンキングの両方を同時に鍛えることが必要。」
【もう少し詳しい内容の抽出】
・働き方に対する価値観は大きく変化し、企業は社員により成果を求める中で、変化の鍵は「成果を求めるワークと自らが望むワークの両立」にある。個人が自らの価値を高める術を学び、実践し、様々な会社・職場で成果を上げることができれば、どんな会社からも必要とされる。
・未来の働き方は確実に変化する。一方で人生や価値観自体は急速に変化しない可能性がある。まずは未来の働き方をいち早く実践し、自らの価値を高め、成果を高める。経済的な余裕が生まれれば、人生や価値観の選択肢もより広く柔軟なものに変化し、自分らしく生きていける。
・物事を常に深く考えながら戦略的に仕事をし、自分をしっかり理解して自らの生かし方を考え、周りを味方につけながら汎用的なスキルを磨く。持続的に成果を上げるには地道な取り組みが必要。やり抜くことが大切。習慣化ができれば、長期にわたり取り組み続けることができる。毎朝、通勤前の時間を充て、適度な目標を設定し、1カ月の期間で達成・実現するよう心掛ける。
〇これからの時代を生き抜く働き方
・複数のスキルを身につけ、能力をうまく組み合わせながら、より高度で非定型な業務を進める「スーパージョブ」、働く人全てが何らかのプロジェクトに従事する「プロジェクト型ジョブ」の2つを意識する。
・現代社会は「やる気の格差」が広がっている。なくす一番の方法は、成果を上げる術を学び、実践できるようにすること。
〇「表層思考」から「深層思考」へ
・求められる成果は、①定められたことをより早く効率的に行う、②定��られたこと以上の価値を生み出す、③会社や職場が抱える課題や問題を解決する、④新しいことを生み出す、の4つの成果の組合せで成り立つ。これまでは①が求められてきたが、これからは②③④の重要性が増加していく。成果の全体像を強く意識する。
・ゴールの全体像をつかんだら、次に「仕事や業務の全体像をつかむ」。仕事に関し、①仕事の中で必ずやること(手順・プロセス)、②どうするとうまくいくか(いったか)、③どうするとうまくいかないか(いかなかったか)、の3つにフォーカスし、書き出し、書き留めていく。仕事の汎用化と転用化を意識する。
〇「業務効率化」から「業務最適化」へ
・限られた業務時間から得られる成果を最大化するために、仕事・業務の選択と配分を最適化する。仕事のどの部分に時間をかけ、どの部分にかけないかを決める。仕事のどの部分を自分で行い、どの部分を人に任せるかを決める。仕事のどのアウトプットの質を最大化し、どの部分を諦めるかを決める。
・自分の思いつきをリセットし、冷静になって周りの変化に目を向ける。ミスや方向性のズレを早めに見つけ、結果的に最短で成果というゴールに到達できる。トライアンドエラーを繰り返す。1つ1つの作業に時間をかけすぎず、作業のステップを小さくし、サイクルをたくさん回す。
〇「他者理解」から「自己理解」へ
・周囲の環境をコントロールするのに必要なのは、自分と会社を理解すること。①自らの価値観に沿った働き方をする、②強み・スキルをうまく生かす、③モチベーションが高い状態に身を置く、の3つを意識する。
・自分の資質を「変わりにくい(変えられない)資質」、「変えてもよい資質」、「変えたくない資質」の3つに分類し、自分の資質に対する理解をより深め、自分の強みを成果につなげていく。
・自分自身の価値観をセルフチェックする。まず、「やっていて楽しいこと/夢中になれること」(好きなこと)、人よりもうまくできること(得意なこと)、判断・決定する上で一番重視していること(大切で守りたいこと)、これから始めたいこと(新たに興味があること)、憧れるもの・人(手にしたいこと)を考える。その5つを、今自己実現したいと考える自分の姿である「ありたい姿」と、未来で自己実現したい自分の姿である「なりたい姿」に分け、そのギャップを知識の蓄積やスキルアップといった努力で埋めていく。
〇「チームワーク」から「パートナー」へ
・「センシビリティ(感受性)・サイクル」を回し、相手を理解し、行動を先回りすることで相手の信頼を勝ちとり、結果として多くの見方を作って自分のやりたいことを実現する。①会社から求められる成果を理解、②先回りして行動し相手に貢献、③信頼関係を構築、④自分のパートナーが自然と増える、⑤仕事が進めやすくなり成果が上がる。
〇「専門スキル」から「汎用スキル」へ
・これからの時代は、どんな業務や仕事においても活用できる汎用スキルを身につける。通常のスキルとの違いは、「自ら意識できているかどうか」と「再現性があるか」。①普段の仕事で使っている自分のスキルを洗い出す、②使っているスキルをどこで転用できるか考えてみる、の2つのステップを踏���でみる。
・これからの不確実なビジネスの世界において成果を上げるためには、収束型のロジカルシンキングと発散型のデザインシンキングの両方を同時に鍛えることが必要。①課題・テーマを設定、②その課題を解決するためのアイデアを思いつくままに挙げる、③自分にとって一番良い解決策を考えて定める、④なぜその解決策を選んだかという判断・意思決定をストーリーにする、という4つのステップで進める。
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自らが望むような働き方をしながら、短期間で成果を2倍あげていくための方法として、紹介にもあるように5つのトレンドをあげ、章ごとに説明しています
表層思考 ー> 深層思考
業務効率化 ー> 業務最適化
他社理解 ー> 自己理解
チームワーク ー> パートナー
専門スキル ー> 汎用スキル
そして、それらを身に付けることは、やり抜く力、習慣化
が大切で、長期間にわたって取り組み続けることが必要であることを、「おわりに」で語られています。
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これからの時代、ビジネスパーソンに求められる働き方とは。個人と会社の新しいWin-Win関係を生み出す、「未来の働き方」を説いた書籍。
未来の働き方における重要な流れは、次の2つ。
①特定のスキルを使う「ジョブ」が、多様な分野のスキルの複合を必要とする「スーパージョブ」になる。
②似たような業務を行う「繰り返し型ジョブ」が、個人の目標と役割が設定される「プロジェクト型ジョブ」になる。
「働き方改革」で労働時間を減らしても、社員の生活は豊かにならない。社員が会社に対して生み出す価値が増えないため、給料が増えることはあまり期待できない。
未来においては、業務量を減らすだけではなく、「成果を2倍にする働き方」を目指すべき。そうすれば、社員が生み出す価値も生産性も高まる。そして生み出された新たな付加価値を、会社の利益と社員への給与の両方に振り向けられる。
未来の働き方を実践する際の前提は、次のようなトレンド。
・「表層思考」から「深層思考」へ:
表層的に考えて、やみくもに行動するのではなく、枠組みに沿って全体像を捉え、深く考えながら成果に辿り着く。
・「業務効率化」から「業務最適化」へ:
自分にとって不要な業務はなくすか他の人に任せ、残った時間で短期間に質の高い成果を生み出すことに集中する。
・「他者理解」から「自己理解」へ:
自分の資質に対する理解を深め、自分の強みを活かして成果につなげる。
・「専門スキル」から「汎用スキル」へ:
適用できる領域が狭い専門スキルではなく、自ら意識できており、どの会社や職場でも活用できる、再現性のある汎用スキルを高める。