紙の本
キーフリー…
2020/05/25 19:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
賢者が語るキーフリーの過去。つばありへの暗い執着も仕方ないと思わせる凄惨さ。
その恨みからついにはオルーギオの記憶まで改竄までしてしまったキーフリー。
つばありたちに過去どころか未来さえ奪われようとしているキーフリーの道が少しでも明るいといいのだけど。
弟子たちと幸せな道を歩ければいいのだけど。
投稿元:
レビューを見る
「このお話は深いなぁ」って思いました〜
「キーフリー先生は、教育者としての立場として主人公を弟子にしたのか、復讐者に鉄槌を下すための手段としてココを弟子にして利用しているのか?」
という事も気になりますが、一番は…
昔言ってほしかった事を、同じような境遇の子に言ってあげられたキーフリー先生の行動とその考えなんですよね。
「【自分が経験した「嫌な事」】と似たような体験を目の前の人がしているとしたら、私はきちんとした答えを持って答えてあげられるだろうか?
もしかしたら、一緒に悩んでしまって何も答えてあげられないんじゃないか?
どうなんだろうな?」
って思いますもん。
単に復讐心持って行動するだけでは、こんな言葉をかける事なんて出来なさそう。
弟子をほって、自分の目的を最優先させそう。って思います。
親友に対して忘却の魔法をかけたのだって、「巻き込みたくないからじゃないか」って思いますが、さてどうなるんでしょうか?
単行本は読んでから長いのよ〜
早く次巻出で欲しい〜
投稿元:
レビューを見る
「禁止魔法じゃないと救えないときは、魔法使いはあきらめるしかないのか」
キーフリーのことを知ったココが悩む悩む。
ココが魔法使いにとって危うい存在であるというのはこういうことか。うーん、どんな答えを出していくのか興味がある。おもしろい。
今回はジュジーの台詞が心に響きました。
「私も師匠も魔法使いも…みーんな人間ですもん」
投稿元:
レビューを見る
キーフリー先生の過去が悲惨すぎて。心の中では復讐心があるんだろうけど、表は優しい先生。できればそのままでいてほしいけど、そこに禁止魔法が絡んでるなら無理かのかな。。。
投稿元:
レビューを見る
【あらすじ】
第二の試験を終え、三賢者・ベルダルートから語られたキーフリーの過去。彼が魔法を求めた理由に、自分と母の関係を重ねたココは、一人で「図書の塔」へと向かう。果たしてそこには自分の探す答えがあるのか。意識を取り戻し後を追うキーフリーと、魔法使いになったことを悩み始めるココ。そして、親友を案じるオルーギオの中にも一つの疑惑が。魔物に守られた知識の塔で、今、師弟・友人の絆が問われる。
投稿元:
レビューを見る
再試験のほのぼの感から一転、キーフリー先生の重い過去とココの不安な心にあてられ悲しい気持ちでいっぱいに。後半のココの先生への信頼とキーフリー先生とオルーギオの友情に救われる7巻だった。
投稿元:
レビューを見る
センセの秘密もちょっと明かされて、実は結構ギリギリのところにいることが発覚。で、いったん闇の方面は置いといて、楽しく学校行事、といったところかな。当然、途中からはまた暗い世界に流れていくんだろうけど。
投稿元:
レビューを見る
心に響くセリフが多くて、私も学びの本質が何かと気付かされる。 気になるセリフは写真に撮って、メモにしている^^
投稿元:
レビューを見る
これまで伏せられてきたキーフリーの過去の一部が彼自身と師・ベルダルートから語られる重要な巻。
かつ、6巻で魔法使いは医療行為を行なってはならない、という禁忌が明かされたが階段川の時にも禁忌を守るが為に救えるはずの人に対して無力である矛盾が描かれていた。
この巻では更に踏み込んだ「禁止魔法でしか救えぬ者はどうしたら救えるか」という問いが描かれる。
不安に押し潰されかけ、自分が何を成すか見失いかけたココの背をキーフリーが押し、ココは「助ける」という選択をする。38話の扉絵、二人共帽子を外しているので魔法の師弟というより普通の兄妹を描いたような穏やかな絵。
キーフリーは師という立場に幸せをすら感じていながら、図書の塔で知ってしまった「新しい禁止魔法」を破壊する道を独り進む。
番外編・オルーギオによるクラッドの花嫁編は息抜き的な位置付けだが、目の前で困っている知らざる者は’救わない’。
銀夜祭編につづく。タータ幼くなった?
1刷
2021.6.20
投稿元:
レビューを見る
キーフリーにあんな過去がっ!?
あの帽子で、みんなの記憶を消して回っていたのか……。
普通に、悪いやつじゃん……。
弟子にも女の子ばっかり集めて、どういうつもりなんだろう……? まじ、キケン。
それにしても、お師匠様の羊の椅子、あれは生命に同行した魔法じゃないのか? 死んだ羊から作り出したんだろうか?
面白い車いすなんだけど、製造方法はいいのかしらん?