紙の本
真梨幸子節満載
2020/10/22 17:03
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
うーん、読み終わってすっきりしない。まんまとイヤミスなのかな。
ガンで余命6カ月と宣告された亜希子。終活カレンダーを用意し、身辺整理をするのかと思いきや、そうでもない。終盤までなかなか話が進まない。そして、嫌な人間ばかり出てくる。
まさに、真梨幸子節満載。読みやすかったが、後味はよろしくない、相変わらず。
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また読んでしまった。
真梨幸子、もはや中毒、好き嫌いの範疇を超えている。
真梨幸子作品に出てくる人にお目にかかったことはない。
自分の周りは善に満ち満ちている、
こんな人いるんだ?
えっ。
基本人間の煩悩妬み、嫉妬、嫉み、ひがみ、
地獄、餓鬼、畜生的な命。
普通余命半年と宣告されたら
少しは真っ当な、心入れ替えて、正しく生きようとするのでは?
何か、これでもかこれでもかと、エスカレートしてる感じ
編集者が
煽る?そんな気がする。
ネタ枯れの感も否めない。
女子同士の相手が幸せなのが気に入らない、なんとか不幸にしたい。
全ての人にその気持ちが働く
負のエネルギー満載、逆に感嘆。
自分の怖いもの見たさからくる
好奇心。
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おおー!!
さっすがー!
文章は軽く、読みやすい。
だけど、読んでいて、胸糞悪い!
真梨幸子!
余命宣告されて医療を拒否した51歳。
こんなにも俗世間的なドロドロが出てくるか?
こんなにも人がつながっているか?
などなどいろいろ「ひっでぇなぁ~」と思うけど、人の内面のドロドロを、これまたものすごくうまぁーく描いています。
気分悪いけど、ついつい読んでしまう真梨幸子。。。
侮れない(いやいや、侮ってないけど)
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スルスルと3時間くらいで読めた。主人公の主観で進む物語で、周りの人間が嫌な奴ばっかりなんだけど、主人公の死後に周りの人が語り出す主人公の評価も相当嫌な奴だった、というお話。しかも××してたというオマケ付き。これがイヤミスか。
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今回はまだ読みやすかった。
読みきれてない??
主人公は結局、妹を守りたかったのか?復讐したかったのか?
モヤモヤ。
あぁ~イヤミス。
さすが、幸子先生。
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余命宣告を受け、ショックと恐怖の葛藤の部分をカラッと書き上げた作品。
嫉妬心に支えられたっていうのは良かった。
最後は少し切なく、ラストはイヤミス好きとしてはスカッとして気持ち良かった。
今作はおとなしめ?と思ったけどちゃんと真梨先生のエッセンスが効いてた。さすが。
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真梨幸子さんのお話は伏線回収がとにかくすごい!
比較的、この本は他の本よりもシンプルで頭の中で整理しやすかった。
久しぶりに真梨幸子さんの本を手に取ったけど、スッキリ感に満足。
主人公の亜希子は本物のお掃除コンシェルジュだわ。
なんだかんだで、自分自身に嫌気がさしていた彼女だと思うけれども、最終的にあなたが一番ハッピーなのでは!おめでとう
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前半読んで想像するのとは全く違うエンディングが待っている。
大ドンデン返しの連続。
それを反芻するために、久々に最初から読み返してみたい、と思う本だった。
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誰にでも平等に訪れる死。齢50ともなれば、周囲に死の匂いが濃く漂い、たとえ病を得ていなくても自らの死を考える機会は増えていく。そのとき、思うのは自分のいなくなった未来と、自分がこれまで生きてきた過去だ。この小説は、それを増幅して、さらにミステリーの要素を加えて読み応えたっぷりに構成されている。醜いけれど、ここまでいったらむしろ清々しい。登場人物はみんな、最後まで必死に自分の人生を生きている。そこに少し羨ましさすら感じる、そんな話だった。
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ムダに文章が長い。ページ数を稼ぐためにワザと伸ばしてるみたい。いつものようなキレがない。中年女性のグチを聞かされてる感じで、あまり読み進めたくもない。
それでも終盤の怒涛の伏線回収はおもしろかった。
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今までの作品に比べると、個人的にはややイヤミス感が足りないかなぁという感じ。
ただ、人間のいやぁな所を見てしまった感は相変わらず。死ぬ前の整理整頓って多岐にわたって必要なんだなぁと思い知らされたな。。
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真梨さんには珍しく、ダラダラとした展開。
久しぶりにハズレ作か?と思いつつ読み進めていましたが。
全てはラストのためだったんですね。
どんでん返しというか、今までのダラダラは何?と不思議なほど一気に展開してしまい、こちらも一気読みでした。
真梨さんにしては珍しく登場人物が少なかったので、ごちゃごちゃせず読み終えることができました。
イヤミス初級編という印象でした。
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「イヤミス」と呼ばれるジャンルの本を、
ある方にオススメされたので。
久々に、人間の嫌悪感を煽るような、
神経を逆撫でするような、
見たくないものを、嫌なものを読みました。
狙ってそのジャンルのミステリーを書いているのなら、まさに大成功。
話の中盤まで、とにかくずっと
嫌な感じに話が進み、嫌な感じに伏線がばらまかれていて、
その「なんか嫌な感じ」が後半に一気に回収されていくところが癖になるんでしょうか。
ジャンルとしては面白かったけど、
最近児童書ばかり読んでいたので、刺激が強かった…笑
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*余命、半年―。海老名亜希子は「お掃除コンシェルジュ」として活躍する人気エッセイスト、五十歳独身。歩道橋から落ちて救急車で運ばれ、その時の検査がきっかけで癌が見つかった。延命治療を受けないと決意した亜希子は“有終の美”を飾るべく“終活”に勤しむが、夫を略奪した妹との決着や“汚部屋”の処分など数々の課題に直面することに。彼女は“無事に臨終”を迎えられるのか!? *
真梨作品にしては登場人物が少なく、ややこしさも騙しも少ないので、サクサク読めます。
それにしても、この方は本当に女性の醜い感情を浮き彫りにする巧い。立場が変わるとこんなにも見方が変わるのか!と驚かせてくれるのも楽しい。気楽に、たっぷりイヤミスを堪能できる作品。
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お得意の女のドロドロした内容ですが、今までのドロドロと違う、少しなんだか切ないドロドロです。
「有終の美」を飾って亡くなるのが幸せなのか、それでも生き延びたほうが幸せなのか、色々考えさせられます。
最後は主人公の妹があのようなことになりましたが、私的には妹の旦那が一番制裁を受ければいいのに、と思いました笑