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再読。
馬超&孔明登場。
主要人物も揃ってきてますます面白くなってきた。
蔡瑁のクズさ加減もまた良し。
本巻のクライマックス、「長坂の戦い」は鳥肌が立つほど興奮した。
ささ、次巻へ。
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孔明が出て来た、若々しい好青年でなんかいけすかない。でも3回も会いに行く劉備かわゆす。劉備のだめんずっぷりを知っているから、そこまで執着することに驚きと慈しみを感じる。
黄祖はあっさりと倒せてしまう、前の川での戦いのときは苦労したのに。老いたということなのだろうが、もう少し頑張って欲しかった。
そして周瑜が結核ということで、なんだか堀辰雄を思い出してしまった。変にロマンチックな病気だよなー、不謹慎な物言いで申し訳ないけど。
関羽が老いを感じて苛立っていたりして、自分もそういうことがあるから親しみを持てる。死後神になったりして完璧超人みたいなイメージだったけど、北方センセはこういうとこで等身大の人間を見せてくれてありがたい。
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ついに出た諸葛孔明。ちょっと、これまでの登場人物とは感じが違います。
北方文学の特徴というか、主人公が至極あっさりしている。例えば呂布や張飛など男らしい軍人タイプがもっとも魅力的に描かれる。また、戦闘場面、つまり戦術の領域は非常に生き生きと描かれる。しかし、諸葛孔明は戦術よりも戦略の人。また軍人というより策士という立場でしょう。こういう人間をどう描いていくのか、それが楽しみ(不安)です
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前巻の最後、徐庶との別れと引換に紹介された諸葛亮孔明が登場する。長らく圧倒的強い戦力を持ちながらも、領土を持てなかった劉備は徐庶との出会いにより自らの軍に足りないものを確信したのかもしれない。孔明を軍師として迎えたいと願った劉備は、三顧の礼を尽くす。8年間流浪であった徐庶でさえ母の人質が無ければ、劉備に仕えることを本気で考え、その徐庶が紹介した孔明も劉備の熱意を受け軍師となることを決意する。劉備は徳の将軍と呼ばれながらも今まで燻っていたイメージだったが、やはり出会う人には何かを感じさせる力があるのだろうと感じた。劉備には最初から揺るがないビジョンと志があり、それに共感してくれる、関羽、張飛、趙雲という豪傑たちによる圧倒的戦力があり、戦術もある。その劉備軍が唯一持っていなかった戦略が孔明を迎え入れることによって手に入り、一気に躍進する。この4つの重要性はビジネスでも同じことが言えると思った。
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相変わらずスラスラと読める。
三顧の礼も自然に書かれてる。
「来ちゃった」劉備がタチの悪い女に見えた。
馬超まカッコ良く書かれてる。男らしい人物は良く書かれてる傾向にあるな。
張飛の方が関羽より印象的なのも。
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諸葛亮、いよいよ劉備軍に加わる
[三顧の礼]が、さらっと書かれているのがよい
張飛がとても魅力的である
曹操の南進が開始されて、
張飛の仁王立ちと趙雲の一騎掛けで有名な長坂の戦
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旦那に言われて気が付いた。
そうだ、三国志ってキングダムより昔のお話なんだ。
キングダムすらホントかなぁ要素たっぷりなのに、三国志なんてもうファンタジーではないか。
読み進めて行く毎に更にその思いはどんどん増す。
ゲームキャラの影響もあるんだろうが、趙雲はイケメン、劉備はいい人満載のビジュアル、曹操はイケイケのナイスミドル、関羽は知的なおとな、張飛はは熱い体育会系。
全部後付けなのかもしれない、と思い出すと完全にファンタジーとして読む方が楽しくなってくるのかもしれない。
読み方は自由なんだからそれでもいっか。
ちなみに若いとは知ってはいたけれど孔明の脳内イメージはもっと大人です。
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前巻の最後でも兆候が見られたが、曹操が苛烈になっている。自他共に厳しく、最高のパフォーマンスを求める人物に周りが意見できない状況はきつい。荀彧もそろそろ・・と思うと、この傾向はますます強まりそう。
ようやくの諸葛亮の登場。かの天才が迷い、忸怩たる思いを抱いていたことの描写は意外であると同時に孔明も人間なんだなと親近感を感じる。
どうも呉はダメな感じがする。孫権の器が小さく、家臣も周瑜以外は小物。
曹操の焦り(奢り?)のなか赤壁へと向かっていく。
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人間味のある孔明登場。正調では、ケレン味のある人物として描かれているが、ここではナチュラルな雰囲気を持った好人物である。
人としての葛藤も描かれていて面白い。
女性像に関しては、あまり好みではないが、三国志だから仕方がないというところだろうか。