紙の本
孔明登場
2022/09/08 22:30
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投稿者:とりこま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ついに諸葛孔明が登場、と思って読み始めたら馬超からスタート。西域を駆ける馬超が出てくるのが良かった。中原(曹操)への対抗心が描かれる。
そして、孔明登場。超然としたイメージがあったが、劉備の来訪に戸惑いながら心の底にあった思いに気付かされ、劉備の臣下となっていく様が良かった。
曹操の南下に対する戦略として劉備が逃亡していくやり方が上手いと感じた。
紙の本
天下三分の計
2002/07/19 13:50
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投稿者:しょいかごねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
はい、皆様お待ちかねの孔明先生の登場です。このいわゆる三顧の礼のシーン、本当に感動ものです。諸葛亮孔明は三国志の最重要時人物の一人だけに、いろんなイメージが付きまとうのだが、北方さんの描く孔明は、天才でありながら、人間的な悩みや迷いを持ちつづける、親しみの持てる人物になっている。ここから劉備軍は孔明先生が中心になり、物語は中盤へと展開していく。、
もう一つの山場は長坂の戦い。この長坂の戦いも、なんか必然性の良くわからない戦いだと思っていたのだが、そのあたりはさすが、ちゃんと納得いくような状況説明がされているので非常に素直に読むことができた。ここでは趙雲の活躍のほか、緊迫したドラマのスピードと盛り上がりがすごい。一気に読み進んでしまった。
紙の本
諸葛孔明が「天下三分の計」を引っさげ登場
2001/12/29 21:38
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投稿者:タツー - この投稿者のレビュー一覧を見る
この巻をゴルフで言えば、午前中のハーフ最後のホールで、一区切りとでも言うところだろうか。この巻でとうとう諸葛孔明が「天下三分の計」を引っさげ登場する。今まで劉備軍に不足していた軍略が充実されることになる。計画に基づいた戦いを披露し、クライマックスには新野から十万人の民衆を連れ、巻き添えにする大おとり作戦を成功させる。手に汗握るところだ。周瑜、曹操などの反応、対応の仕方も、話の表現として面白い。しかし北方のレンズは、諸葛孔明だけにスポットライトを当てることなく、話は進められていく。どんな展開になるか、また次の巻も読んでみようと思わせることになる。
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実は、こんな本も読んでます(しかも、かなりハマりました)
きっかけは思い出せないほど偶然に、読み始めたのですが、
途中で、止めるなんて無理でした
北方謙三氏の才能によって、歴史小説なんて域を超えてます
通勤の満員電車の中で読んでいて、涙が止まらなくなることも
しばしば・・・
十三巻という大作ですが、ぜひ一度!
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孔明が出てくる巻なので。奇妙キテレツスーパー軍師(笑)な彼も大好きだけど、北方三国志の人間臭い孔明が一番好きです。「志」を持ってるひとってかっこいい。
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曹操の烏丸へ北伐が成功し、荊州が南征に怯えるなか、劉備は、新たなる軍師を求めて隆中を訪れる。諸葛亮孔明――”臥竜”と呼ばれ静謐の竹林に独りで暮らす青年に、熱く自らの志を語る劉備。その邂逅は、動乱の大地に一筋の光を放つ。周瑜が築き上げた水軍を率い、ついに仇敵・黄祖討伐に向かう孫権。父を超え、涼州にその武勇を轟かせる馬超。そして、曹操は三十万の最大軍勢で荊州と劉備を追いつめる。北方<三国志>風雲の第六巻。
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30万の曹操軍に6千の劉備軍。
河南の制圧かけた戦に名軍師、諸葛亮を迎えて戦う。
迫力がすごい。
まだ、三国志は始まったばかり!
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諸葛亮の巻のようなもの!
やはり諸葛亮がいないと蜀という国は盛り上がりません。おそらく次巻で赤壁の戦い。
楽しみです。
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2008年10月30日読了。
今まで読んできた三国志と違って、意外な人物にスポットが当たってて新鮮。
6巻は張飛があいかわらずがんばってます。
スポットが当たらない人物については、何を考えてるかわからないところがちょっとわかりにくいかな。
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劉備軍の見せ場がたっぷり。
趙雲の阿斗様救出と張飛の長坂橋での戦い。
胸が熱くなりました。
そして、張飛の見せた男の涙。
思わずもらい泣き。
http://ameblo.jp/eisin/entry-10260611105.html
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諸葛亮孔明、静謐の竹林を出て、ついに登場!長き流浪の中、熱き志を持ち続ける劉備。野に眠り、溢れる才を内に秘めた若き軍師、諸葛亮。運命の邂逅が、動乱の大地に一筋の光を放つ。混迷の乱世、いまだ定まらず。
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2009年11月12日読了。
いよいよ劉備軍が曹操に本格的に喧嘩を売り始めた。
そして稀代の軍師である孔明が登場。今の世にまで名を馳せる人だけあって、やっぱすげえよ。かっけえよ。
続きが気になって仕方がありません。
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★2009年69冊目読了『三国志6 陣車の星』北方謙三著 評価B
いよいよ諸葛亮孔明登場!!劉備の三顧の礼により、弱小将軍劉備の幕閣に天才諸葛亮が加わる。早速諸葛亮は戦略を練り、曹操の圧倒的な軍事力に対抗する策を展開する。目的の為には、敢えて負けることも厭わぬその戦略に、劉備とその精鋭たち(関羽、張飛、趙雲)の強力な戦闘力が合わさり、孫権、周瑜と連合を結び天下統一目前の曹操軍三十万人に立ち向かう。魏呉蜀の三国鼎立時代に向け、その号砲が放たれる巻。
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北方三国志の6冊目。
諸葛亮孔明が登場して、いよいよ負けっぱなしの劉備に勝機??
この巻で特に印象的だったのは、劉備の夫人と息子を救出する場面でした。
これまで、豪傑と記され続けていたけれど私はよくわかっていなかった趙雲が大活躍して、
救出成功!・・・と思ったら、張飛の従者である王安の死。
これが戦の姿なのね。。。
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有名な諸葛孔明が出てきた。そういえば三国志で有名な人の一人である。
劉備の三顧の礼のくだりは、駆け引きというより、恋愛めいている……なんだこのときめきは。
孔明の思考を明らかにすることにより、曹操が浮き足立っている感が際立つ。誰を描写すると物語が引き締まる、格好よくなるかをよく計算しているんだろうな。すごい計算の上に成り立っていると思う。
やっぱり面白い。