紙の本
男女は違う生き物であるということ
2020/07/05 11:59
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もちお - この投稿者のレビュー一覧を見る
男女は平等であることと違うことは明らかであるが、前者のイデオロギー面が強く、なかなか男女の性差を説明することは難しかった。あの週刊文春で著者はそれぞれが違うということを最新の研究結果をもとに書き続け、ついに書籍化。男性はどの年代でも若い女性が好きという事実から始まり、女性はペア向き、男性は集団向きなどの違いや父親が本当は違う人の割合、女性の容姿の良さがどれくらい得をするか等男女をめぐる諸説を説明してくれる面白い本。
投稿元:
レビューを見る
ベースにあるのは、ネオ・ダーウィズム。リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」です。進化心理学の独創的な学術研究に基づいているので説得力はあります。知的な下ネタとしても使えるかも。性的に興奮すると瞳孔が開くことから、瞳の大きい女性に魅力を感じる、というのは、よく言われるんだけど、平安時代の日本人はなんで、切れ長の目の方が美人だったんだろう。これは、大学時代からの疑問です。
「恋愛は性欲だけど、結婚は生活」が結論かも。知らんけど。
投稿元:
レビューを見る
非常に興味深く、かつ面白かった。
世の中から批判を浴びそうなことが多く書いてあるが、全てデータに裏付けられた真面目な研究結果である。「生存」と「生殖」を目的とする遺伝子の乗り物である人間と言うことを考えると非常に納得がいく。
投稿元:
レビューを見る
ん〜、言ってはいけない、が強烈だったためか、インパクトに欠けたかな。
一つだけヘェーと言うのがあった。
読んで確かめてください。
投稿元:
レビューを見る
橘さん。
最近著者多い気が。
内容少々薄めな感じも。
政治的に正しいからと言って、科学的に正しいとは言えない。
正しいって、なんなんだろうか。
投稿元:
レビューを見る
男と女についての人間的な考え方や行動の違いについて、論文や研究等のデータを元に論理的にまとめられていた。世間的にはタブーというか、コンプラにかかりそうな性にまつわる内容が多く、なかなか知り得ない情報を知ることが出来たと感じた。個人的には、ペニスがなぜ特異な形をしているかが為になった。
世間的には、性差別は問題ではあるが、性による差はあるので、男はこういうもの、女はこういうものという違いを正しく理解していきたい。
投稿元:
レビューを見る
推理小説の謎解きの定席は、「全員の証言が一致するときは疑ったほうがいい」だ
やおいは、物語の、ヤマなし、オチなし、イミなしの頭文字をとった日本独自の用語
日本人の虹彩の直径は11-12mm
サークルレンズは14mm なかには15mmもある
キャバ嬢はサークルレンズをつかっている
投稿元:
レビューを見る
男と女の行動パターンや思考、特徴の違い、特に性愛における生物学的な違いが、利己的な遺伝子による生存戦略の違いによってもたらされた身体や脳の進化によってプログラムされてきたという事実。利己的な遺伝子のパワーと不思議さ、とても興味深い。
投稿元:
レビューを見る
男は体の浮気に傷つき、女は心の浮気に傷つく。なんで分かり合えないの?と思っていた色んなことに、ヒトの進化上の理由があることが分かった。
「男は強すぎる性欲に苦しみ、女は強すぎる共感力に苦しむ」というのはほんとにそう。
あと個人的に、韓国ドラマがなんでこんなに面白いのか、この本を読んで納得できた気がする。
--------以下、引用--------
女が夢見るのは「ロマントピア(ロマンスのユートピア)」なのだ。
進化論的には、男は「競争する性」、女は「選択する性」として「設計」された。
少年漫画でスポーツが好んで描かれるのは、「競争」が男性読者を夢中にさせるからだ。それに対して少女漫画で描かれるのは、ヒロインの「選択」だ。
ロマンスとは、アルファの男にヒロインが「選ばれる」ことではない。複数の魅力的な男たちの中から、ヒロインが主体的にアルファの男を「選ぶ」のだ。
投稿元:
レビューを見る
男と女の考え方の違いに関する本だろう…と思って読んでみたら、もっと根本的な「性」という部分についての本でした。
遺伝子レベルの「性」や、アメリカなどでの研究をもとに男と女の根本的な違いについて書かれてあり、雑学的に知ったものもあって勉強になりました。
一番の印象的な部分は、昨今、不倫などの問題も多く出てきていますが、一夫多妻制という制度自体が実は女にとっては不利なものという部分でした。自分の夫は…と考えたりもしました(笑)
確かに、根本的な「性」や「体」、「本能」といった部分の男女の役割というのは昔から変わらないはずで、近年に入って「性」の在り方が多様化してきたことは身近に感じていました。昨今の男女平等やフェミニズムなどもちょっとこれは違うのでは?と思う部分の主張があったりする中で、根本的に「男」と「女」について考えさせれる良い時間だったように思います。
投稿元:
レビューを見る
【究極のタブーに斬りこむ!】単純な男性脳では、複雑すぎる女性脳は理解できない! 「週刊文春」の人気連載「臆病者のための楽しい人生100年計画」を新書化。
投稿元:
レビューを見る
いつもこの作者の本を読んで思うが、数字の根拠のある話で説得力がある。これを女性が読んだら違う感覚なのだろう。
投稿元:
レビューを見る
しっかりとした研究結果を元に、ポリコレ的な感覚とは馴染まない男女や性愛に関する情報をコラム的にまとめていた
投稿元:
レビューを見る
数十年前、ジェンダー関係の研修会で、講師から「男と女との違いは?」と問われた参加者達が異口同音に「性器だけ」と答えていたのを聞いて「は?」と思ったことを思い出す。生理的に異なれば脳の仕組みが違う、優劣は別にして性差があって当然と思っていた。この本は、そのもやもやをエビデンスを基にわかりやすく解説してくれる。個人的には筋力をはじめとする運動能力以外の心身の強さ、社会的能力や知的能力はすべて女性が上回っていると思っている。
投稿元:
レビューを見る
正直期待外れでした。殆どが、ドーキンスや日高さんの「利己的な遺伝子」のライン。興味深かったのは、第一章くらいかなぁ。