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個人的に思う「タイトルが上手すぎる現代作家Best3」辻仁成、宮本輝、島田雅彦。前二者はもうタイトルだけで完結しちゃってお腹いっぱい!でも島田雅彦はこう何というかむしろ隙だらけな感覚に不意に襲われる、奇襲作家。作者のルックスとこの隙がいい按配(笑)なのかな。
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オペラ「ドンジョバンニ」をBGMにいろいろな恋愛の形が描き出される。
一途な愛
ひそかに想う恋
いろいろな人に目移りする愛
突然気付く恋
人生に音楽と恋愛は欠かせない。
小気味いいテンポで話が進み、すごく読みやすく、ひとつひとつのストーリーも面白い。
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ひとつのコンサート、コンサートホールを中心に色んな人生や想いがそここことあった。とても読みやすい、彼岸先生のとはまた違う噛みごたえ。
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【本の内容】
超問題児の天才テノール歌手辻アンドレ、その俄かマネージャーで元ナンバー2ホステスのまどか、現代最高の指揮者で絶倫のマエストロ、初恋の男性に偶然再会したOL春香…。
今宵コンサートホールに集う人々に、『ドン・ジョヴァンニ』の旋律が幸福の魔法をかける。
軽妙な筆致で綴られる、大人の恋愛喜劇。
[ 目次 ]
[ POP ]
オペラやコンサートのことなど、著者の豊かな音楽の知識に基づいて繰り広げられる恋愛模様。
安心してラストまで運ばれる軽快な小説。
昔恋をした「あの人にそっくり」と年上男性を追いかけコンサートへ誘うOL、極度に緊張に弱いテノール歌手、妻の遺影を隣のシートに立てかける老人など、ホールに集う人々をエレガントに、そしてコミカルに描く。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]